仕事において、面倒な仕事を誰かに押し付けて先に帰ってしまうような人がいますが、それと打算的な人とは違います。
打算的な人は、その場が楽になれば良いという考えではなく、利益の追求に向かいます。
会社員なら会社の利益を上げることが命題であり、それが給与と出世という形で自分に返ってくることをよくわかっているのです。
面倒事を押しつけるどころか、手柄を報告できそうな厄介な仕事に頭をフル回転させて取り組み、大いに成果を出し続けます。
そして、誰も文句が言えない評価を勝ち取るタイプです。
無駄がなくなる
時間とお金を使うべきときにドカッと投資する無駄のない生き方をしています。
集中的に物事に取り組む傾向もあり、小さなことで右往左往したり、思い悩むこととは無縁です。
最速で最大利益を追求する生き方は、現代の社会人では成功をおさめやすいといえるでしょう。
生活の質が上がる
打算的な人は、ある特定の分野にはこだわりが強かったりしますが、それ以外のことは、わりとどうでもいいので浪費することがほとんどありません。
それでいて昇給していくのですから、お金は溜まっていきやすいといえます。
ここぞという時にお金を使うため、良い家を買ったりハイテクな家電を買ったりして生活の質は向上します。
味方にいると安心する
打算的な人を敵にすると怖いですが、味方につけることができれば最速で目的を果たすことができるでしょう。
しかし、彼らは彼らなりの素早さで行動するので、ついていこうなどと思ってはいけません。
あくまで彼らのやり方に任せないと、邪魔をすることになってしまいます。
邪魔をしたが最後、切り捨てられてしまうので要注意です。
言動に説得力がある
打算的な人は言葉を濁したり遠回りなことを言ったりしないので、誰にとっても分かりやすい話し方のはずです。
それが受け入れられる内容かは別として、説得力はあります。
試しに乗ってみるか、と思わせる見せ方に長けているのです。
それが無自覚かどうかは不明ですが。
人としての価値が高い
人として、というと話が壮大ですが、少なくともビジネスマンとしての価値は高いといえるでしょう。
目的へ一直線に素早く進んでいける力は、すなわち利益につながるからです。
成功体験の数の多さからも、周囲から一目置かれる存在になり、ある程度のわがままも許されるようになっていきます。
目標に対して努力できる
先述の通り、打算的な人は面倒事を避けたいわけではありません。
目標を決めてしまえば、そこに向かっていくことに注力し、他がどうでもよくなるだけです。
その姿勢と実績が伴ってくるようになると、ますます自信をつけて大きなことに取り組み始めます。
打算的な人の悪いところ
下記に打算的な人の悪いところを紹介しますが、本人は悪いところなどとは思っていないことばかりです。
そのため、「こういうところをなおしなよ」と言っても通じません。
「ふーん」で済まされてしまいます。
嫌われやすい
周囲の人から嫉妬されやすく、嫌味を言っても全く通じず、存在を無視してくる上に成功までするのですから嫌われやすいのも頷けます。
でも、本人からすると「だったら同じようにやればいいのに」としか思えないので嫌われてもノーダメージです。
人情に薄い
打算的な人は少しでも自分に害をもたらす相手は速攻切りますから「これくらいのこと許してよ」が通じません。