これは場合によっては、強味の一つともなり得ます。
悲観的になることが少なく、楽観的にしてかつ積極的に、物事に働きかけることが可能だからです。
その結果、常識的で大人しい人よりも、かえってチャンスを得る機会は多くなります。
独善に陥らないかぎり、自分に都合よく解釈することは、悪いことばかりとは言えません。
こだわりが強い?
打算的な人は、何より利害優先ですから、職人的、芸術家のようなこだわりはもっていません。
妥協する能力にはすぐれています。
こだわるのはあくまで利益です。
もっと引き出せる方法はないか、他人に出し抜かれていることはないか、常に目を光らせていることが、唯一のこだわりです。
得アンテナを張っている
打算的な人は、たいてい商売勘にも優れています。
方々にアンテナを張って情報を集めていることでしょう。
また人の口を割らせるのもうまいものです。
多少うさんくさくても金回りが良さそうだから、普通の人は、何となくしゃべってしまうということもあります。
しかし本当に大事な相談はしないようにしましょう。
嫉妬心が強い
打算的な人は、金儲けのライバルへの対抗心は、強く持っています。
これはじめじめした嫉妬心ではありません。
打算的な人は何事もドライに割り切って、物事を進めていきます。
ただし競争相手の成功となれば話は別です。
これにはストレートな嫉妬心を向けてきます。
周りの嫌悪感に気づかない
会社や学校など、一緒に時間を共にしている仲間から嫌悪感を抱かれてしまっているかもしれません。
しかもそれに気付いていないので、いつまでも変わることもなく周りも大変迷惑しています。
自分のお金は出さない
打算的な人は、人に奢ったり、プレゼントするときも自分のお金を出すのを嫌がります。
そのため、貯金はあるけどケチな人が多いでしょう。
変に見栄っ張り
プライドが高いのか、見栄っ張りなところもあります。
しかも普通の人には理解できないような変なポイントで見栄っ張りになっているので、周りからは理解されないかもしれませんね。
先のことを考えない
先のことを考えない人たち。
行き当たりばったりというしかありません。
打算的な人は先のことを考えていないようにみえて、実は計算はできていることが多いのです。
逆に先を見据えている場合も
日本の場合は何かにつけて「長く続けること」が賛美されます。
たしかに続けることで技術が磨かれたり、見える世界が広がることもあって、素晴らしい考え方ではあるでしょう。
しかし、打算的な人は「とりあえず続ける」ということに興味はありません。
とりあえずやってみて、向いていなければスパッと切り捨て次を試します。
それは仕事でも人間関係でも同じこと。