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人生の羅針盤を誰しも持っておくべき...(続き3)

自分はいったい何者なのか?それもわかりません。

自分は何者かなんてわからないし何のためにいきているのかということも誰も証明はしてくれない。

そんな自分が幸せに安心していきていくためには自分というものは何者でもかまわないという強さが必要になってきます。

自分というものを確立するということですね。

1つ貫くものを持つ

自分を確立するためには何か1つ貫くものを持つことが必要です。

貫くものがたくさんあると貫けなくなりますから、1つがいいですね。

何か1つというと他のことはできないのかと心配になるかもしれませんが、貫くものは行為や行動、というものではないのですから、「1つ貫くものを持つ自分」であるならむしろ行動力が増してくるかもしれませんね。

具体的に貫くものを考えてみました。

先の信仰もそうですし、情熱を注げる何かを見つけて突き詰める過程そのものを生きがいに出来る自分などもそうですね。

スポーツ、学問、家庭、どんなものでも成り得ますが、これは違うかなというものがあります。

とにかく怠惰で食べることが大好きという人がいるとします。

その人が1つ貫くものというのは怠惰に暮らすことに違いないという考えです。

そういう人生を選択した人もいていいと思っていますのでそのことについては問題ないのですが、ここで「人生の羅針盤」ということに興味を持たれたとしたら、貫くものを求めている人ということになるのではないでしょうか?

貫くものがあるということはブレそうになってもブレきれないということです。

リフォームをした人が、インテリアをモダンスタイルで統一しようと考えていたとします。

リビングのソファーを買いに行ったとき、たまたまモダンスタイルとはかけ離れたデザインや色のソファーがとても安くて定員さんにもお買い得だと勧められ、見ているととても素敵で欲しくなったとします。

でもモダンスタイルで統一というものが自分の中に一本通っていたとしたら買いませんよね。

とても現実的でしかもインテリアに興味のない人にとってはどうでもいい例ですが、人生上の難しい局面に会っても似たようなことが起こるのではないでしょうか?

2.人生設計をするため

これからの人生をどういうものにしようかと計画を立てて設計していくことは無駄と迷いのない人生にするために有意義なことです。

仕事や結婚、子どものこと、老後のことなど金銭面や保険、人生設計を立てるためには考えなければいけないこと、やらなければいけないことが山ほど出て来ます。

人生の羅針盤がある人と無い人では選択肢がまったく違ってくるということもあるのです。

そして仕事や結婚など現実的なことを上手く運ぶようにするため、合理的な考えからだけでなく人生の羅針盤があるのとないのとでは実りの多い迷いの少ない人生のために違いが出て来ます。

信じるものに従って計画する

人生の羅針盤があれば信じる者に従って計画を立てることができます。

信仰を持つ人であれば、同じ信仰の人を配偶者として共に歩いていきたいとかんがえるかもしれませんし、自分の信仰を理解してくれる人ということが配偶者選びでは最も大切になるかもしれません。

そこを外すのであれば、どんなに素敵だと思っても配偶者としては選べないという芯があれば迷いも少なくなります。

打ち込める何かを持っている人はそんな自分を理解してくれる人というのが第一条件になるでしょう。

具体的なものではなく、自分の在り方に対する考え方の理想がある人であれば、同じような人を選びたいという希望を持つかもしれません。

自分は奉仕することに喜びを感じると気づいている人は、仕事を奉仕していると実感できるものにしようと考えることができます。

奉仕するということは自分にとってどういう意味があるのか、奉仕することを続けていくうちに変化する自分の人生をどう考えるのかなどと、考えを深めていくことがあるかもしれません。

それに合わせて生活も設計していくことができます。

計画は目的がはっきりすればするほど的確に鮮明に立てられるものですよね。

3.強く生きるため

貫くものがあると強く生きることができます。

たとえ困難に出会ったとして貫くものに沿って立ち直ることができやすくなります。

誰に言われなくても、貫いた1本から今、自分はズレているなと気付くこともできます。