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人生の羅針盤を誰しも持っておくべき...(続き4)

大きくブレたりズレたりしてしまう前には小さなブレやズレが起こっているものですが、小さなうちに修正がききます。

人生の羅針盤たるものがなくて、なんとなく、または運で人生の歯車が回っている人もいるのでしょうが、その場合は少しのブレやズレには気づかず、大きく崩れた時には運命の歯車が崩れただの、運が悪かっただのと運命のせいにしてしまいがちです。

人生の羅針盤がしっかりとあれば、自分が求める場所以外で少々嫌なこと、面白くないことが起きたとしても気にならないか、諦めがつきやすいのです。

仕事はやりがいを持てるもので、しかも楽しくできればそれにこしたことはないと思っている人がいるとします。

その人は趣味で始めたヨガを続けているうち、その奥行きの深さを知り喜びを感じるようになったとします。

休みの日にはヨガを周りの人に教えるということもアルバイトでしていますが、お金儲けが目的ではありません。

たまたま友人にヨガの話をしていたら教えて欲しいと頼まれたので始めただけのことでした。

ヨガを通して、自分の体の声を聴くことができるようになり、それと同時に心の声にも耳を傾けること、その声を真摯に聴き続けることがヨガを続けるという人生の羅針盤の核になったといいます。

平日はもちろん仕事を続けていますが、少々いやなことがあっても好きなことを続けることができる収入を得られる場に感謝の気持ちがあるので気にならないもいっていました。

ヨガを始める前は、やれ同僚が気に食わないだとか、仕事が大変だとか、そうかと思ったら暇すぎて時間が長く感じるだのと不平不満を持つこともあったそうです。

人間って弱いものです。

でも強い者でもあります。

その人は職場では、小さなことにも動揺せず、いつも楽しそうに生きていると同僚たちに言われていますが、人生の羅針盤たるものがあるから他のことは気にならないだけ、決して自分は強い人間ではないと言います。

結局人生の羅針盤がある人は弱くても幸せに生きる術を見つけて強さも身につけていけるのではないでしょうか?

弱さを強さに変える

弱さを強さに変えることができるということですね。

それではなぜ人生の羅針盤があれば弱さを強さにかえることができるのでしょうか?

4.揺るぎない信念を持つため

それは揺るぎない信念を持つためです。

これだという信念を持つことができたなら人は驚くほど強く生きられます。

楽しいことや喜びを得ることを望みながら生きたとしたら、それを得られないときや悲しみが襲ってきたときにすぐ挫折してしまいます。

信念が心の支えとなる

そんなとき揺るぎない信念が心の支えになってくれます。

支えになる人がいると安心できるのと同じで自分の中に支えがあることほど心強いものはないですよね。