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人生の羅針盤を誰しも持っておくべき...(続き7)

自分を信じられなくて、どうして人が自分を信じてくれるのでしょうか?

まずは他人より自分を信じること

まずは他人より自分を信じることです。

自分が信じられれば、どんなに不実な人たちの中にいても平気です。

自分さえ信じていれば安心なのです。

もちろん不実な人に困らされないようにするために具体的な対策は練らないといけませんが。

10.自分の進む道を決めるため

自分が進む道はおのずと決まって行く場合と、ただなんとなく流されて行く場合がありますが、人生の羅針盤が方向を示してくれるので迷いがなありません。

ちょっと話はそれるかもしれませんが、豊かになった現代人の悩みは、昔では考えられなかった「迷う」ということが増えて来ているそうです
本当に便利で一見自由な世の中になっていますがそれが悩みや苦しみの元にもなっているというのです。

選択肢が少なければ迷うこともなかったのに、今では些細な物を買うにしても、結婚をするしないにしても、その相手もありがたいことに選択肢が広がりすぎているのです。

自分が進む道ひとつにしても「迷う」ということで大きなロスが生まれます。

自分で自分の道を決められる

羅針盤を持っていれば自分で自分の道を決めることに迷いはなく、決めたものにも迷いはでません。

中村天風による解釈

中村天風は人生の羅針盤は信念だと記しています。

中村天風の解釈をここにお借りしてみます。

信念があるという状態の面白い説明です。

誰でも明日は当然起きられると信じているから高いびきで寝ていられる、寝ている間に死んでしまったらどうしようと疑う気持ちがあればゆっくりと寝てはいられない。

と寝て起きることをたとえに出して表現しています。

ほんとうにそうだなと思います。

安心して眠れる心境を生きるということに置き換えてみると、人生上で日々本当に安心した気持で生きないと健康も幸福も得ることができないということなのです。

そして信念とは自分の命の中の力を確信して、その力を渙発することであり、信念が欠乏してなされる努力は羅針盤がない船で航海をしているのと同様であると説いています。

ビジョン

天風先生は積極性を重んじています。