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建設的に意見や思考をするべき21個...(続き4)

それは知的な快感を伴ったものになります。

生きていることの実感とも言えます。

ぜひ味わってほしいものです。

前向きになれる

建設的な議論を続けていると、前向きなることのメリットの大きさを実感できるでしょう。

お金のあるところに人が集まってくるのと同様に、前向きな構想をもつ人の周囲には、人が集まってきます。

打算的な人や、利用しようとする人もいるでしょうが、決してそればかりではありません。

頼りなる質の高い人も必ず混じっているはずです。

そうした交流の中から、新しい方向性が見えてくるかも知れません。

積極性がつく

建設的な議論を続けていると、常にこれではいけない、何とかしたいという問題意識が継続するようになります。

そうしたテンションで過ごしていれば、課題は次から次へと見つかることでしょう。

それらに対処しているうちに、積極的な生き方が身に付ついてきます。

ただし周囲を見渡し、上滑りや空回りしないように気をつけましょう。

心は熱くてもいいですが、行動には冷静さが必要です。

とはいえ積極性は、いつまでも維持したいものです。

挑戦できる

建設的な話し合いを繰り返しているうちに、何事にも挑戦できる環境が自然とととのっていくでしょう。

何よりも信頼できる新しい人脈が形成されることが大きなパワーになります。

ここでまた中国のケースを紹介したいと思います。

筆者の中国人妻の弟は、従業員40人ほどの小さな会社を経営しています。

中国移動通信(NTTのような大手通信会社)の集金代行が主な業務です。

話を聞いていると、この弟の元には、あらゆる案件が持ち込まれてきます。

彼の本業との関連は全くありません。

水道メーターの事業やら、うどんの製造などがありました。

欧米への投資案件も持ち込まれていました。

中小企業経営者たちによる、情報サークルのようなものができているからです。

こうしてステージが上がっていけば、次々に新しい高いレベルでの挑戦が可能となっていきます。

発言に価値が出る

建設的な発言を恒常的に行っていて、しかもそれが地に足が着いたものであるとすれば、あなたの組織での重みは確実に増しているはずです。

もう批評家のような第三者目線からの発言は、できなくなります。

常に当事者意識を持つようになれば、大きなプラスです。

さらに発言は価値を加えるようになります。

自信がつく

建設的な提案が採用されることは、大きな喜びです。

しかしプロジェクトそのものをを任されるとなると必ずプレッシャーがついて回ります。

アイデアに自信はあったとしても、それだけでは成功するかどうかわかりません。

しかしプレッシャーは必ず乗り越えなければなりません。