CoCoSiA(ココシア)

建設的に意見や思考をするべき21個...(続き6)

監督やコーチから強制されて、いやいやこなしている雰囲気はまったくありません。

選手の自主性を引き出したことで、全体の雰囲気が建設的になりました。

その結果、優秀な選手が抜けたとしても、チームとしての力はすぐ衰えることはないのです。

次に繋がる

ビジネスにおける失敗は、吸収するこのとができるものです。

次回の成功への糧となります。

成功した経営者たちは、1勝9敗(ユニクロ・柳井社長)、99%は失敗(松下幸之助)といった表現で、チャンスをつかむまで多くの失敗があったことを強調しています。

失敗の教訓を次々と繋げていったと言いたいのでしょう。

そうしているうちに、絶好球が来てフルスイングした結果、偶然ホームランを打ったというだけなのです。

成功した経営者の話は実は失敗ばかりです。

彼らの言葉を勉強しようなどと、まともに聞く必要はないと思います。

その粘り強さだけ学べばもう十分でしょう。

建設的とはどういうこと?

建設的とは、物事を改善しようとする試みのすべてを指す、と考えることにしましょう。

ひらめき、思いつきも大事です。

そうはいっても言葉だけでは、アピールが足りません。

とくに他人を引き入れる場合には、どのような方法を採るつもりなのか、具体策を披露するようにしましょう。

これで周囲への説得力は増し、より建設の準備が早まることになります。

つまり建設的であるためには、リーダーシップは欠かせないという結論になります。

現状を良くしようとのぞむ様子

まず現状を分析して、それを建設的な手法で変えていくことを始めましょう。

ただし保守的な組織では、さまざまな抵抗を受けることは確実です。

こういうときは拙速に事をすすめようとはせず、アイデア持っていることを、周知させることに専念しておきます。

そしてチャンスをとらえて提出します。

すぐには受け入れられなくても、それを繰り返すことで、あなたは知らないうちに、改革の旗手となります。

そして近いうちに、自分の出番はやってくることになるでしょう。

建設的な風土の残っている組織では、必ずそうなります。

良さを認めた上で、さらに良くする

すでに自分たちの達成したものの良さを認めた上で、さらに良くする段階へと進みましょう。

これはより繊細な作業になります。

その良さを実現した前提はみなに共有されているからです。

そのため自分ならもっとうまくやる、という周囲の人々の視線にさらされることになります。

非常にやりにくい環境であるかもしれません。

失敗するとこれまで以上に目立ちます。

この段階になってくると、かえって足の引っ張り合いになりやすいものです。

そういう気持ちは、リーダーになったつもりで、封印しておくことが大切です。

物事の成立や成功を推し進める様子

建設的な議論の活発な集団に身を置いていると、これまで見てきたような、さまざまな教訓を得ることができます。

物事(プロジェクト)を達成するためのノウハウを、しっかり身につけることができるかも知れません。

結果は、いつも満足のいくものではないでしょう。