実は農作物の旬は地方によって違うこともあります。
例えば玉ねぎは奈良県の玉ねぎは初夏、北海道の玉ねぎは秋が旬です。
これは気候の違いによるところです。
スーパーには様々な産地の農作物が販売されていますからどこの野菜が旬なのか見分けるのは難しいかもしれませんね。
地方に行って購入すれば産地直送。
旬の農作物しか置いていませんし、その日に収穫したとれたてのものを手に入れることもできます。
畑で採れた野菜や果物
地方に行って産地直送の農作物を購入することもできますが、実際にそこに住んでいる場合は畑を耕し、常に旬の農作物を食べることもできますね。
もし自分で畑を持っていない場合でも、ご近所の農家から分けてもらったり、物々交換してもらうこともできます。
畑で収穫された野菜や果物を直ぐに口にできる環境というのは中々ないんです。
スーパーに置いてある野菜や果物は収穫からどのくらいの日にちが経っているかご存知ですか?
午前中に収穫された野菜は午後にはJAなどの集荷場へ行き、それからスーパーなどの販売店へ行きます。
収穫後早くて2〜3日。
都心部のスーパーなら4〜5日かかる場合もあります。
旬の野菜を1番美味しく食べるにはやはり収穫から日が立っていないに越したことはありませんよね。
地方に住んでいたら例えば夕飯前に収穫してそのまま料理するなんてこともできそうです。
とっても贅沢ですよね。
きのこや山菜もとれる
山の多い地方なら、山に登ってきのこや山菜を採ることもできますよね。
春になればふきのとうやギョウジャニンニク、ノビル、つくしなど天ぷらや煮物、おひたしや和え物にして楽しめる山菜をとることができます。
どれもスーパーで見かけることはない食品でしょう。
例えばギョウジャニンニクは早春の山菜の中ではトップクラスの味と言われていますが希少種になってしまっているので、なおさら市場に出回ることはありませんし、地方に行かなければ一生口にすることはない食品かもしれません。
そして秋はきのこですね。
運が良ければ松茸も手に入るかもしれませんよ。
釣ったばかりの魚
山があればもちろん川や海もありますから、魚も獲れますよね。
釣竿と餌さえあれば釣りはできますから、気分転換にもなります。
楽しみながら食材を得られるなんて贅沢ですよね。
地方ならではの楽しみ方の一つでしょう。
市場の魚もどうしても都心部のスーパーでは冷凍物が多かったり高額だったりします。
地方だったら安価で鮮度の高い鮮魚が食べられるのも良い所ですね。
例えばメバルは1匹あたり250円。
都会のスーパーで買うと安くても600円はします。
他にも丸々一本のハマチが500円など驚くような値段で売られているんですよ。
しかも見たことのないような魚を食べることができる機会も多くあります。
水族館で不思議な雰囲気を醸し出しているマンボウ。
あの魚が食べられる魚だと知っていましたか?
都会ではまず食べることはないと思いますが、地域では普通に定食屋さんで唐揚げや丼にして食べられるところもあるんです。
マンボウは鮮度が落ちやすい魚なので絶対に地方で、しかもその中でも水揚げされる場所の近辺でしか食べることができません。
こういった珍しくてその場でしか食べられないような魚を食べることができるのも地方ならではです。