1800年代に船上でかき料理を提供する「かき船」のメニューにかきめしがあり、その記録からもかきめしは200年以上も前から広島で食べられてきたとわかります。
こうして数字で改めて見ると郷土料理の歴史の深さに驚きますよね。
ぜひ現地で食べてみたいですね。
宮崎県の冷汁
宮城県の冷や汁の歴史の始まりは鎌倉時代です。
忙しい農民が簡単に手早く調理して食べることを目的に生み出された料理でした。
それが今では各家庭で工夫されたことで、すり鉢を使う手間のかかる一品となっているようです。
冷や汁はいりこや鯵などの魚、炙った胡麻、麦味噌をすり鉢に入れてすりこぎで擦ったあと直火で焦げ目がつくまで香ばしく焼き、冷たい出汁を注ぎ入れ豆腐、輪切りのきゅうり、千切りにした大葉、ミョウガなどを混ぜて冷やし、それをお米や麦飯にかけて食べるいわゆる「ぶっかけめし」です。
多くは夏場の食欲が落ちた時の夏バテ防止に好んで食されます。
元々「農民食」や「陣中食」とも呼ばれていたので、ゆっくりと食事できない時に一杯で沢山の栄養が補給できる冷や汁は健康食としての役割も果たしていたのではないでしょうか。
農業で自給自足
海、山、川と自然に溢れた地方では海や川では魚介類が、山では山菜やきのこを採ることが出来ますし、土地も広いため自分の農園を作ることも出来ます。
こんな環境なら食費0円の自給自足生活が出来るんじゃないか?と田舎暮らしに思いをはせる人もいるでしょう。
当然のことながら移動には車が必須ですし光熱費もかかりますので、完全な自給自足生活を送る事は難しいでしょうが、農園で野菜や果物、山で山菜、川や海で魚介類、鶏を飼えるなら卵などある程度の自給自足は可能に思えます。
実際、地方で田舎暮らしを始めてから農業で一部自給自足して食事に関しては買うのはお肉だけという人もいます。
最近広まりつつある農業ブーム
土いじりにはリラックス効果があると言われています。
農作物を育てることで作業中に無になれて、終わった頃には頭がスッキリしている。
植物の成長サイクルが人生の成長サイクルと重なり、自分も芽が出るまで種まきと努力を忘れずに頑張ろうという気になる。
など農業に精神的な安定感を見出している人が今、沢山います。
そういった農業の効果が広まり、都会では農業ブームが起こっています。
平日は会社勤め、週末は農業という週末農業をしている人も若い世代に増えてきています。
レンタル農園という事業も成り立つほどです。
今都会では自然を求める人が増えているんですね。
地方に住んでいれば、週末と言わず毎日だって土いじりの時間をとることが出来ますね。
広い土地がある
都会と地方では同じ広さの土地を購入しても全く値段が違います。
東京での坪単価が約280万に対し、もっとも安い秋田県の坪単価は約6万円です。