そもそもきっちり「成果が出せる」ということは、きちんと「やることをやっている」ということなのではないでしょうか?
毎日の仕事ぶりは直属の上司が見ているでしょうが、細かいところまではなかなか目も届かず、一人に割ける時間もたかが知れています。
そんな中、人材を評価する所はと言うと、やはり最終的に「結果がちゃんと出ているかどうか」です。
結果が出ていると言う事は、目で見ていた仕事ぶりと、それとは別の、目に見えていないところの「仕事への情熱」や「努力」、「取り組み」の結果、きちんとした「成果」に繋がっているのだと思います。
やってないように見えても、実は裏で必死にやっている、だから成果が出せるのです。
そういう人材を多くの社会は求めているのかもしれません。
2. 人間的な魅力があること
「人間性」とは、相手と少々話したところで深くは分かりません。
ましてや外見だけではまず分からないでしょう。
ですので例えば、頭のいい人に思えても、いざとなると天然がさく裂し、失敗続きに成るような人もいます。
頼りがいがあっても、本当に厳しい時には逃げてしまったり、そういう時に限っていつも居なかったり、そんな人も世間にはいます。
そんな中、普段は無口でも、困った人がいると優しく手を差し伸べ助けるとか、チャラチャラしているように見えて実は誠実などのような性格の人は、求められる「人間味がある」のかも知れません。
何か人間的に「好きだ」と思えるような性格が垣間見えると、「ポテンシャルが高い人」と思われるかも知れません。
3. 性格がポジティブであること
社会の荒波に打ち勝つためには、「消極的」では、いくら他の能力が他者より秀でていても、最後まで生き延びることはできません。
何処かで失敗することが濃厚な状況であっても、「やらなくてはならない時」が人生には何度かあるでしょう。
自分の失敗を恐れずに何度も挑戦できる勇気、また他人の失敗も自分の失敗のように考え、許し、共に成長しようとする意識は、社会で求められる大切な能力だと思います。
踏まれても踏まれてもへこたれない、タンポポのような強い精神力が必要ということなのかもしれません。
4. 普通の人が出来ない特技がある
社会はあるところで「多様性」を求めています。
「多様性」があることで、「さまざまな不測の事態に対応できる」からです。
つまり、普通の人には出来ないことや、それに準ずる考え方、アイディアでも良いのです。
とにかく「他者には出来ない何か」を持っている事で、「その人にしか任せられない仕事」に従事できる可能性があります。
そうなれば当然、「手当て」ということで、お給料も幾分か上がるかも知れません。
場合によれば専門の部署も出来るかも知れません。
何か普通の人には出来ない発想や、価値観、行動、特技があれば、社会に出て役に立つかもしれません。
世の中考え方一つで何とでもなる事もあるので、「一つの事を極める」ということは、学生時代でもやっておいた方が良いと思います。
ですから、部活とかでも途中で辞めようとしている学生さんがいたら、「もう少し頑張ってみる」ことも考えてみて下さい。
本当に辛かったら、または特殊な理由があるのなら仕方ないですけどね。
5. 何故か人に好かれる独特な雰囲気がある
「何故か動物に好かれる」という人っていますよね?
この動物も、また人も同じで、「人に好かれる人」とは何か共通点があると思われます。
「目があった時にいつも笑顔で挨拶できる人」、「他人の事を自分のように思える人」、「人の悪口を言わない人」、「秘密を守る人」、
「一生懸命頑張る人」、「夢がある人」、「さりげなく優しさをくれる人」
など、さまざまだと思いますが、人に好かれる人はなぜだかは分かりませんが、「何かの共通点がある」のだと思います。
こんな人が「ポテンシャルがある人」と言われることもあるのかもしれません。