「変化を好む」ということは、もっと言うと「変化を恐れない」、「今の好環境に安住しない」と言った方が分かりやすいかもしれません。
この世は「変わり易い」です。
なので「変化を受け入れなくてはならない」ということから、「過去の発想や仕事などの成果・成功」は切り捨て、新たに挑戦し続けなければならないのかもしれません。
つまり、過去の栄光に「自分が」縛られていたら、新たな自分の成長は見込めない、そこで「現状維持か、はたまた衰退」になってしまうのでしょう。
飽くまでも過去の栄光は「他人がその人を評価する為の判断材料」でしかなく、自分で自分に酔うためにものではないということなのでしょう。
それをやってしまったとき、自分の成長はそこで終わってしまうのかも知れません。
変化を好む、「変化を恐れない」、「今に安住しない」というのはとても難しく、根気や、情熱、さまざまな気持ちや、体力が必要になる事だとは思います。
そう言ったものだからこそ、「人から評価される人間」、「ポテンシャルの高い人」になれるのかも知れません。
8. 失敗を恐れない
最後にまとめておきたいのが、「失敗を恐れない」という考え方です。
前述のように自分への自信や成功、前向きな心などは時に、大きな失敗を経験し、「打ち砕かれること」が人生では多くあると思います。
時には恥をかき、人から罵られ、嫌になってしまうこともあるかも知れません。
しかし、失敗を恐れていては、「八方塞がり」になってしまいます。
そうなっては、求められる「ポテンシャルのある人間」とは周囲は認めてくれないでしょう。
失敗は誰でも恐いです。
成功を何度も収めている人は実績がある分、その経歴に傷が付く事を考えて余計に恐いのかも知れません。
失敗出来る内にたくさんしておけば、「ずぶとさ」、「何事にも動じない芯の通った強い心」を養う事が出来るかも知れませんね。
ポテンシャルの低い人の特徴とは?
次に「ポテンシャルが低い」とレッテルを貼られてしまいそうな人の特徴を紹介していきます。
詳しくは以下にまとめますが、総じて言うとここまでの内容の「真逆」がそれに当たると思います。
ご自身で思い当たるところはいくつあるでしょうか?
私も非常に耳の痛い話しですが、順番にご紹介していきます。
1. 積極性がない
まずはこれ、「積極性の無さ」です。
「消極的」と言ってもいいでしょう。
積極性は先ほど書いた内容とかぶりますが、「物ごとを行う原動力」であり、その後の失敗を恐れない覚悟とも言えると思います。
積極性が無ければ、何事も始まりません。
あなたの先輩や上司が「指示待ち人間」が大嫌いなのはあなたも御承知のことと思います。
自分で考え、リスクも考慮に入れた状態で、自分で動き、仕事を取ってくるような人間は、社中でも重宝される人間だと思います。
その反対は一体は職場ではいかに?みなさんどう思いますか?
2. すぐ諦める
「すぐに諦める」、「すぐ辞める」、こういった人は総じて扱いづらいと思われてしまうでしょう。
諦めるのは、「妥協」とか「譲歩」とも言える「ポジティブな意味」のものなら良いでしょう。
例えば、「○○のリスクを考えると、このままこの仕事をやり続けるのは、××円の損害を与えるので続行不可」となる場合は、妥協して全体を考慮すれば、諦めることの方がいい場合もあります。
また、「○○までには絶対に間に合わないので××の件は見送りましょう」となれば、絶対に、物理的にも間に合わないのに「出来る」と過信して、己の能力以上の仕事を請け負うのは、責任感もなく、単なる「無謀」に他ならない事もあると思います。
それをあたかも「挑戦」と言い聞かせ、傍若無人に仕事をやる様を周囲に見せつけているとしたら、その人は「いらない人」になってしまうでしょう。
何事も行動にはある程度の「理由・理屈」、それにそうしなければならない「前提条件」が必要だと思います。