諦めた理由が全うな物ならば、「判断力に長けた人材」と高評価を受けることがあるかも知れません。
3. やる気がない
友人の職場で新人が入社した時、その友人から見れば、「初めての後輩」と成る訳ですが、その後輩が口にした言葉に、友人は落胆したと言います。
それは「○○株式会社落ちちゃったんですよね、こんな仕事やる為に大学で必死に勉強した訳じゃあないのに…」というものだったそうです。
確かに友人の仕事は、いろいろな精密機器を「検査」するような仕事で、傍から見れば「地味」なところもあります。
しかし、その仕事も「専門的な知識が必要」であり、その仕事が無くなれば世の中の多くの人は困ります。
そういった前提から考えれば、達成感や、やりがいのある仕事なんだと思います。
正直、友人も自分の仕事に誇りを持っていました。
しかし、その新人は「自分のやりたい仕事ではない」と言ってのけたのです。
あなたは私の友人の立場から見て、この新人の教育役をしなければならないのですが、どうでしょうか?
きちんと仕事を教えられるでしょうか?
私は少々無理があるかなと正直感じてしまいました。
誰でも「こんなはずではなかった」と人生で思う事はあると思います。
しかしながら、その中でも「最善の方法」はあるし、その時点からでもやり直すことは大いに出来ます。
今ある現状に落胆し、やる気が出ないのもわかりますが、それを周りに見せつけても何の得にもなりません。
自分が納得のいく仕事が出来るようになるまで、精進し頑張ることの方が先だと私は考えます。
4. 自尊心が低い
自己愛が強過ぎるのも考えものですが、プライドが低すぎるのも社会人からすれば、「扱いにくい人間」とされてしまうことはあるかと思います。
通常、自尊心が無い事で「臆病」になります。
上記の事で言えば「消極的」になってしまうということです。
こうなると自分の本来の能力が出し切れず、不発に終わったり、自分を信頼できないので、新たな挑戦にも二の足を踏んでしまうでしょう。
何も「プライドは高ければよい」訳ではありませんが、「プライドが低すぎる」と、他者からの信頼も勝ち取る事が難しいかもしれません。
そして、印象に残らないず、生気も感じられない無機質な人材になってしまい、重要な案件の仕事も任される事はないと思います。
5. 自分に自信がない
自分に自信がない人もポテンシャルが低い人の特徴と言えます。
自分に自信が持てないという事は、その分野に対し、「自信を持てるくらい反復訓練できなかった」ということも考えられます。
自信を持つのは難しい事です。
特に日本人は「他者の目を気にし過ぎる」ところがある人が多いので、特にそうなのかもしれません。
他者の目が光っている中で、「自分はこうだ、これが出来るんだ」と公言するのはなかなか勇気が要ります。
しかし、どこかでそういった「恥をかくかも知れない状況」を掻い潜って行かないと、信頼される人間には成れないと思います。
「自分に自信が持てるほど、物ごとを反復すること」が、必要かもしれません。
「これだけやったんだから、ダメなら仕方ない」と思えるくらいに、何かが出来たなら「納得のいく仕事」を出来る人なので、あとは周囲に「ポテンシャルの高い人」と認めてもらうだけですね。
6. 成功体験が少ない
「実績」、これは難しいものです。
「実績」とは、言わば「客観性」のことです。
「誰がどう見てもそれは成功だった。そして、それを成功させたのは○○さんだ」という具合に実績が残っていれば、それだけ他者から評価され、求められる「ポテンシャルの高い人」とされるでしょう。