例えて言うなら、「目の前においしそうな肉がぶら下がってる状態」です。
そりゃあ、お腹が減ってれば、ガブっといきますよね…。
でも実際おいしそうに見えてもその肉はもう賞味期限が切れていて、食べることはできません。
さらに言えばそれはかなり精巧に写された写真です。
賞味期限以前に食べることはもう不可能なのです。
にも関わらず、過去のものと割り切れないと、実際の肉と勘違いして、写真の肉にかみつくという、なんとも愚かな行為に繋がります。
これが嫌なので僕は過去として割り切れるように連絡先を消去します。
個人的な事情もあるでしょうから、連絡先を消なくても、他の手段で過去と割り切れるならそれで充分だと思います。
方法は何であれ、あの恋はもう終わったという事実を一日も早く受け止めることが別れた直後では必須なのです。
3.新しい思い出で悲しみを晴らす
新しい記憶は、どんどん過去の思い出を削除していってくれます。
というよりは「塗り替える」という表現が適切ですね。
思い出が完全に削除されることはないでしょう。
どこかに記憶は残っています。
でも、そこに感情がなければ、振り返ったとしても、あの時負った傷まで思い出すということはないでしょう。
時間をかけて思い出を風化させるとは、このことですね。
記憶に記憶を重ねて、過去の思い出からピントをずらすというのも、傷を癒すには効果的です。
でも、この方法は時間がかかるので、なるべく早く、なるべく多くの新しい記憶を作っていかなければいけません。
新しい彼女との思い出は、必ず元カノとの古い思い出を塗り替えてくれることでしょう。
4.新しい日常に切り替えられる
失恋で負った傷は、日常生活に支障をきたすほど、強烈な傷です。
やる気が出ない、自暴自棄になるなど、そのダメージは深刻です。
当然新しい彼女ができれば、そのダメージを完全に回避することができます。
元カノとの日常は過去の日常で、新しい彼女との日常が「今」となります。
そしてその新しい彼女のことを知れば知るほど、「今」は鮮やかになり、元カノとの日常は「セピア色」になっていくでしょう。
5.もっと良い女性に出会える
「あいつより今の彼女の方が100倍かわいい!」とプラスにだけ思えるなら、どんどん比較して、元カノの存在を心の奥に閉じ込めてしまいましょう。
フリーでいる最中なら、「もっといい女」に出会ってやる!と、考えるのはポジティブになれるのでメンタルコントロールとしては有効ですね。
6.執着心から離れられる
これも過去として割り切る、という意味ですね。
失恋した時、その恋は憎悪に変わり、憎悪は執着心を生み出します。
いつどんな時でも、その執着心は襲ってきます。
そして一度襲われると、心はネガティブ一色に染まってしまうでしょう。
妄想したり、無駄な嫉妬をしたりなど、いいことは一つもありません。
そうなる前に、早く新しい彼女を見つけ、新しい日常を歩き始めましょう。
7.過去の恋愛を活かすことができる
なぜ元カノは別れを決断したのか?
彼は必ず考えているでしょう。
何が間違いだったのか?自分のどこがいけなかったのか?
思い当たる理由は必ずあるでしょう。