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座学だけでは足りない!座学のメリッ...(続き3)

さらには運転免許証なども最近は車離れがあるとはいってもまだまだたくさん取得する人がいます。

ですので、交通ルールや標識のことなどの知識に関する座学を多くの人を集めていっぺんにすると、教員の数が少なくても回していけます。

免許を取ってもう20年くらい経つので昔とは違うところはあるとは思いますが、形式はそう大きくは変わっていないのではないかと思われます。

知識が身につく

やはりどんなに実践が大切とはいっても、やはり基礎知識がないとどうにもなりません。

例え「臨機応変に!」とは言っても、基礎知識がない状態だとどうにも対処できないでしょう。

ですので、その基礎知識を身に着けるという意味合いでは、この座学が大変有効です。

確かに実際に体験すると「マニュアル通りにはいかなかった。」という事もあるかもしれません。

ただ、基礎知識を固めるという意味合いでは座学が大変重要です。

ですので、大人数で行えて、基礎知識を身に着けることに特化することを考えると、座学は大変有効な手段の一つです。

ですので、まずは座学で知識を深めて、それを踏まえたうえで実践という形をとっているところも多いです。

管理しやすい

こちらは教える側や企業側のメリットですが、管理しやすいというのが大きなメリットです。

例えばですが、実践の場で教えるとなると、新入社員にはいろいろなタイプがいます。

一つ一つ聞きに来るタイプもいるかもしれませんが、勝手に判断して勝手に動くタイプもいます。

ただ、こちらは新入社員なりのジレンマもあるようですね。

例えばですが一つ一つ聞くタイプなら「それくらいで聞いてくるな!考えろ!」と一喝されることもあるようです。

さらには自分で考えて動くタイプなら正確に動けた場合は「よく考えて動ける人」という良い評価をされますが、もし悪い方向性に向かったら最悪の評価が待っています。

「勝手に動き、余計なことをする人」と言われることもあり、何をするのが正解かがよくわからない新人期の時にはこのような悩みがあるようです。

ですが、座学であれば基本的に実践の場ではなく座って学ぶ形ですので、人によって行動にばらつきが出ません。

自分で勝手に動くタイプの新人であれば逐一その新人の行動を見張って違う行動をしようとしていたら止めなくてはいけません。

一人や二人くらいだったら何とかなっても、新人の数が多いともなると彼ら全員に目を配るのは容易ではありません。

最近は企業も不景気で人員を割く傾向にあります。

ですので少ない人材で企業を回していく形になるので新人研修にそこまでの人員を割くことはできません。

ですので、少ない人材で多くの新人を管理する側となれば、座学に軍配が上がります。

実施コストが低い

座学の場合はそこまで実施コストが高くないことから、経費を抑えたい企業としても大きなメリットがあります。

企業の規模にもよりますが、一室多くの人の机といすを置くことができるスペースに、ホワイトボード(もしくは黒板)などがあれば良いのでもしかしたらそのような会議室を借りることなくできることもあります。

それに仮に借りるとしてもそこまでの大きな費用は掛かりません。

もし9時から17時まで借りるとすると72㎡で約12万円くらいです。

どれくらいの頻度で研修を行うかにもよりますが、一年に一回くらいだったらそこまで驚くような価格ではありません。

また、頻繁に研修があるという事でしたら、会社内の一室を研修ルームにすることも可能ですので、そのような経費をかけることなく研修の場にすることができます。

ですので、ひとまず基礎知識を詰めるという意味合いでは、コストも低く人員も最低限でいいことからコストパフォーマンスは優れているのです。

継続した育成が可能

人員もそこまで必要ではなくともすれば研修室もレンタルをしてもそこまで驚くほどに高い費用が掛からないことから育成も継続しやすいところがあります。

著者の場合もよく管理職の研修に出向きますが、やはり数か月に一回単位であります。

このように継続して行う事も容易であることから座学は非常に役立っています。

妻の前勤めていた会社においても数か月に一回単位で営業の人の研修があったようです。

しかも機械においては新しい方が出たりもしますのでその商品知識も必要ですし、それに関して不具合があった時にどうやって修理するかについても事前に知っておかないといけないことがあります。

ですので、このようなことに関しても継続した研修が必要ですので、営業の人においても数か月に一回単位の座学があったようですよ。