よく見るのがスーパーなのでその話だけになって恐縮ですが、研修中の人も隣にベテランの人がついてくれていろいろと教えてくれることによってだんだんと慣れてきます。
買い物は著者の担当ですのでよくスーパーに出向きますが、やはり見ていると初めは研修中だったけれど慣れてきて独り立ちをしている人も結構見ます。
もちろん座学もしたのかもしれないけれど、いろいろと実践を学ぶことによってレジの扱い方や何かのアクシデントの時にどうしたらいいのかもうまく対処できるようになっているところを見ると「成長したな。」と思いますね。
やはり著者の会社においても同じことを思います。
今、著者にも部下がいますが、初めはやはり不慣れなところがありましたが、今は自分が出張の時も頼れる存在になってくれました。
ですので、実践は大事だなと思いますね。
感覚をつかめる
感覚をつかむのはやはり実践あってこそです。
頭で考えることと、実際に起こることは違います。
ですので、イメージトレーニングだけではどうにもならないところがあります。
ですが、実際に体を動かして学んでいく事で感覚をつかむことができるようになります。
例えばですが、パソコンの使い方についても初めは説明書やヘルプを見ながらなんとかしていたと思いますが、なれることで何をどうしたらいいかが分かるようになりますよね。
それが感覚をつかむという事です。
やはり仕事においてはスムーズに動くことは大切です。
新人のうちは慎重になるのも仕方がないですが、今はスピード感が大切な時代ですのでスピーディーに正確にこなすことを求められます。
ですので、実践でたくさんの経験を積んで感覚を掴むのは非常に大切です。
応用が効く
実践の大きなメリットとして一番大きいのは応用が効くようになることです。
座学では基本を身に着けることはできます。
ですが、日々いろいろなことが起きるので基本だけではどうにもならないところがあります。
だからこそ、実践がここで生きてくるのです。
客商売の仕事であれば、素直な客ばかりではありませんよね。
時にはクレーマーのような人もいます。
座学だけではこのような困った客への対処はそこまで詳しくはしないでしょう。
ですが、実践で困ったお客さんにどうやって分かってもらうかを先輩が対処するのを目の前で見たり、自分で対処することでどうしたらいいかがだんだんと見えてくるようになります。
さらには時には四角四角しないで柔軟な対応が必要になることがあります。
ですので、どのように対応しているかを先輩の仕事ぶりを見て学んだり、自分で実際に対応することによってどうやって応用を効かせたらいいかが分かるようになってきます。
経験値が上がる
やはり一番大きいことは実際に実践することによって経験値が上がることです。
自分は経理関係の仕事ですので客対応はありませんでしたが、著者の妻は展示会などの手伝いに行くと客の対応があったようです。
どちらかというと客を酒でもてなすような展示会だったため、酔っ払いの対応もあったようです。
酔っ払いは確かに困りますが、営業の人がうまく対応してくれたのだとか。
妻は簡単にとある部品の値段だけを聞くだけだったようで、実践は難しい状況だったようです。
ですが、やはり経験を積んでいる営業の人はそのようなフォローはうまかったようです。
著者の妻も、その対応を見ていろいろと学んだようですね。
どうやったら購買意欲が上がるかなども分かったというようなことを言っていました。
例え事務職で営業の知識がない人でも実践でいろいろと見ることで、購買意欲が上がる方法を学べるようです。
人間は学ぶ気になって経験を積めば経験値が上がる良い例ですね。
座学もいいが実践も大事!(まとめ)
座学は基本的に基礎知識を入れるのに大変重要なことです。
例えばですが、基本的なレジの使い方などは基礎知識として入れておきたいことです。
我々社会人であれば常識ではありますが、「いらっしゃいませ。」など挨拶は初めて店員の仕事をする高校生などには教えておかないといけないことです。
(ついつい、身近で見ることが多いために店員の話ばかりですみません^^;。)
実践は確かに大切ですが、いきなり実践の場に放り込むのが良い選択かというとそうではありません。
ですので、座学を軽く見るのは良くありません。
座学にプラスアルファで実践をするからこそどちらも生きるのです。
基礎知識は座学で、応用編は実践でと、どちらも取り入れることでお互いのメリットが引き立ち、さらにはどちらのデメリットもうまく相殺できるようになります。
また、失敗が多い人に関してはついイライラしてしまいますが、このような人たちはいろいろな失敗をするからこそ、なぜその作業が必要なのかやどうしたら失敗しないかを学ぶことができるので、ベテランになるとかなり頼りになる強い人になります。
(やる気がないタイプで失敗が多い人はその限りではありませんが…。)
やる気があるタイプの人なら、教える側は大変かもしれませんが、座学と実践でそのようなタイプの方をサポートしてあげましょう。