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子育てでイライラする9個の出来事と...(続き6)

言うことを聞かないどころか、こちらの神経を逆なでしてくるのは毎日のこと。

しかし、「子供のやることだから」とスルー出来るときはまだいいのですが、「どう考えてもこれはわかってやっているな」と感じるいたずらや悪ふざけをしたときに、つい「わざとやってるでしょ!困らせて楽しんでるんでしょ!怒る顔が見たくてそんなことするんでしょ!!」と言ってしまいます。

本当に、子供自身は何も考えていないのかもしれませんし、親の気を引きたくてやっているのかもしれないし、もしかしたら母親とのコミュニケーションのつもりかもしれません。

それなのに「ふざけるな!調子に乗るな!」と言われると、子供は悲しくなってしまいますよね。

なので、内心はイライラしても、「そうしてこんなことをするの?」「前にもだめって言ったの、忘れちゃったの?」と、話を聞いてあげることを意識してみてください。

怒っちゃだめだ、と自分を押さえつけるのはストレスですが、「この子はこう思っているはずだ」と決めつけるのは、子供にとってストレスです。

両方が傷つくなんてお母さんなら避けたいはず。

それなら、子供の気持ちを決めつける前に、自分も落ち着いて、子供とじっくり話すことから始めてみてください。

話を聞かない

イライラしたときに、スマホで好きな動画を見たり、友達とメッセージ交換をしたりして気分転換をするのは有効な方法です。

しかし、子供が一生懸命話をしているときに、適当に相槌を打ってスマホに夢中になっているお母さんはいませんか?子供がお母さんに一生懸命話をしているのに、上の空で返事をしてスマホばかり見ていると、子供は「お母さんは自分よりスマホが大事なんだ」と傷つきます。

お母さんに構ってほしいのに、それが叶わないと、自分のことを全く話さない子供になってしまいます。

のちのち「今日は学校でどんなことがあったの?」なんて話しかける時期が来ても、「お母さんはまともに話を聞いてくれない」という記憶を持った子供は、そういった日常会話もしなくなる可能性があります。

スマホに夢中で子供を見ない行動は、子供が愛情不足を感じる理由になってしまうので、気を付けたいですね。

イライラして現実から逃げたくなる気持ちはわかりますが、子供が寝た後にするなど、工夫してみましょう。

「なぜ?」と尋問する

食べ物をこぼした。

物を壊した。

以前怒ったのにまた同じことをした。

そんな時「なんでこんなことをするの!」ときつく問いかけてしまうことも多々ありますが、これも行き過ぎると、子供がビクビクした性格になってしまう可能性があります。

「なんで?」「どうして?」「なぜなの?」とお母さんに次から次に言われてしまっては、本当に言いたいことも言い出せません。

「なんでなの!」と言いたくなる気持ちはわかりますが、「あら、困ったね」「これはしちゃダメだって話したこと、あるよね?」と、問い詰めずに一緒に考える癖をつけてみてください。

子供が自分から気持ちを話せる環境を作るのが大事だと思います。

突き放す

着替えさせているときに延々ふざけたり、「ご飯よ」といってもなかなか遊ぶのをやめなかったりすると、イライラしてしまいますよね。

こんな時、「もう知らない。

好きにしなさい」と言ってしまうお母さんは多いのではないですか?いうことを聞かないのなら、こっちだってあなたの話を聞かないから、という返しです。

しかし子供は、自分の絶対的な味方であるはずの親に「知らないよ」と言われることに恐怖を感じてしまいます。

「お母さんに嫌われちゃったんだ」と、お母さんに知らん顔をされたことでショックを受けます。

これに懲りて言うことを聞くようになる時もありますが、これは「お母さんに嫌われたくないから」という心理のもとでふざけることをやめただけです。

「やってはいけないからしなくなった」のではなく、「お母さんに嫌われたくないからしない」というだけで、解決してはいません。

そして、大人や周りの人の顔色をうかがう子供になり、子供らしい天真爛漫さが失われる危険だってあるのです。

こんなことをしたらまた話を聞いてもらえないかも、と思ったら、素直に甘えることもしなくなるかもしれません。

イライラしても「知らないからね」と突き放すことなく、目を見ながら自分がどう感じているかを真剣に話して聞かせましょう。

真剣に話せば、子供もお母さんの気持ちをわかろうとしてくれるはずです。

子育てはイライラする事が多いからこそ、やりがいがある(まとめ)

いかがでしたでしょうか。

「子育てイライラ」について書いてみました。

小さなお子さんを育てるお母さんならだれもが感じるイライラ。

「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と途方に暮れることも多いですが、その分、わが子の成長を感じた時や、屈託のない笑顔を見ることができた時は、喜びも大きいものです。