上記を行うこと
ビジネス用語であったとしても、コミットの意味的には大幅に変わることはありません。
ビジネス用語で使われる言葉のコミットとしては、上記のコミットの意味を行うことだと考えると良いでしょう。
つまり、コミットの意味をきちんと把握していれば使うことができるということになりますね。
コミットにはいくつかの意味がありますから、幅広いシチュエーションで使うことができるような便利な言葉であることには違いないでしょう。
一方で、ビジネスシーンで使われるからこそ意味合いが強くなることもあるのです。
責任の意味合いが強くなる
ビジネス用語としての「コミット」には責任としての意味合いが強く含まれるようになります。
元々、コミットという言葉には責任と言った意味も含まれていますが、英語で使われる場合には、いつでもそのような責任感を強く感じるわけではありません。
ビジネスの中で使われるからこそ自分が責任をもってやり遂げることを約束するという意味が強くなるのです。
ただ単に約束すると口にするよりも責任感が重くなりますから、大きな仕事を任されたとき、取引先に信頼を口にされたときに使ってみても良いかもしれません。
ただし気を付けなければいけないのは、コミットという言葉が必ずしも普及しているわけではないということです。
相手の会社であまり使われない言葉なら、コミットという単語を使うと怪訝な顔をされるかもしれません。
また、堅い言葉ではないために、逆に責任感があるのかどうか疑問に思われてしまうこともあるかもしれませんね。
コミットという言葉を使いたい場合には、相手がその言葉を知っているのかどうかを、きちんと見極めるようにすると良いでしょう。
ライザップで広まったコミット
ビジネスシーンでは以前から使われることの多かった言葉ではありますが、それでもすべての社会人がコミットという単語を知っていたわけではありません。
外資系の企業など、英語を使うことが多い人の間では広まっていたかもしれませんが、普通のサラリーマンの場合には、やはり一般人と同じくらいにしか「コミット」の意味を知らないとも言われています。
また、ビジネスマンが一般人より知っているとはいっても、それほど大きな差があるわけではありませんから、やはり、最近出てきた言葉であることには違いがないでしょう。
そんなコミットという言葉が浸透し始めたのは、ライザップのおかげです。
ライザップはダイエットを専門とするパーソナルトレーニングのジムですよね。
電車内の広告やCMが印象的で、何となく覚えてしまったという人もいるのではないでしょうか。
痩せる前と痩せた後の写真のインパクトが強く、体育会系のダイエットというイメージを持っている人もいるかもしれません。
中には、厳しそうで怖いという印象を持たれる方もいるでしょう。
どちらにしても、その広告が人の心に残るものであることには違いないのです。
そんな広告の中で印象的に使われていた言葉が「コミットする」というものだったのです。
このライザップのCMについてもう少し詳しく見てみることにしましょう。
「結果にコミットする」
ライザップのCMの中で使われていた時には「結果にコミットする」という使われ方でした。
結果にコミットするという意味はともかくとして、そのCMのインパクトと厳しそうなイメージから、何となく分かってしまったという方が多いでしょう。
それほど浸透している言葉ではないはずですが、インパクトのあるCMと共に、聞き慣れないカタカナ言葉、それでも何となく格好良いと思った方が多いのではないでしょうか。
実際に、この「結果にコミットする」というキャッチフレーズを聞いても、詳しくは意味が分からないという方が多いようです。
ですが、その印象からぼんやりしたことは分かったような気になるところが、CMの威力ですね。
責任を持って結果を約束する
ライザップのCMで使われている「結果にコミットする」という言葉の意味は「責任をもって結果を約束する」という意味です。