人の行動や話し方には、人それぞれの特徴があります。

そんな中でも“支離滅裂”な人は、周囲の人を困惑させてしまったり、苦手意識を抱かせてしまったりする人ですよね。

人と人とは、コミュニケーションをとることで関係性を築きます。

ですが、支離滅裂な人とは、上手くコミュニケーションがとれなかったりします。

ですので、人間関係を築きづらい人だと周囲の人に、感じさせてしまうんですよね。

話や行動が通じる度合いは、人によって違います。

考えていることが一緒であればあるほど、気の合う人同士として関係性も深まっていきます。

また、相手の話や行動と、自分の思う所は違うと感じても、相手に一定の理解を示そうとするのが私たちです。

ところがあまりに支離滅裂だと、会話も成り立たなければ、行動に理解を示すことも出来ません。

そういった理解出来ない人は、周囲の人にとってちょっと怖い存在でもあるんですよね。

どんな行動をするか分からない…どんなことで怒りだすか分からない…と、警戒される存在になってしまいます。

支離滅裂な人に悪気はないとは思われますが、周囲の人にとっては付き合いづらい人になってしまうのです。

️支離滅裂な人の6つの特徴

そんな支離滅裂な人とは、どんな特徴がある人なのでしょうか。

身近に支離滅裂な人がいても、案外その人が支離滅裂な人であることを、認識していない人も多いかったりするのでは?
なんだか話が伝わらなかったり、思いもよらない行動を取られたりして困惑することはあっても、その違和感が何なのかには、気づかなかったりするものですよね。

それが支離滅裂な人だと分かれば、付き合い方も変わってくるかもしれませんし、コミュニケーションの糸口が見つかるかもしれません。

というわけで今回は、支離滅裂な人の特徴を探っていきたいと思います。

自分の周りにいる困った人が、当てはまっていないかを考えながら、読み進めてみてくださいね。

また、支離滅裂な人がどうして支離滅裂になってしまうのかも併せて、考えていきましょう。

話し方にまとまりがない


支離滅裂な人の一番の特徴は、その話し方にあると思います。

話し方と言っても、声色やスピード、トーン等のことではありません。

話す内容のことです。

支離滅裂な人は、「話し方にまとまりがない」のが最大の特徴と言えるでしょう。

話し方にまとまりがないと、聞いている方は、話を理解することが出来なかったり、理解に時間がかかったりしてしまいますよね。

コミュニケーションは、会話のキャッチボールをすることでとるものですが、話にまとまりがなければ、キャッチボールもままなりません。

そのように会話が成立しないことこそ、コミュニケーションがとれない原因なのです。

ではなぜ、支離滅裂な人は、話し方にまとまりがないのでしょうか。

また、聴き手が、支離滅裂な人の話し方にまとまりがないと感じてしまうのは、何故なのでしょうか。

その辺りを考えてみましょう。

話が取っ散らって飛び飛び

支離滅裂な人の話にまとまりがなくなってしまうのは、話が取っ散らかって飛び飛びになっているからです。

取っ散らかるとは、物があちこちに散らかることを言います。

整理がなされていないということですね。

つまり支離滅裂な人の話は、整理されておらず、話があちこちに散らかっているような状態だと言うことです。

普通私たちが話をする時って、ある程度頭の中で整理して話しますよね。

話す目的は相手に伝えることですから、伝わりやすように、理解しやすいようにと考えながら話すものです。

その整理の上手い下手はあっても、多くの人が、ある程度相手に理解してもらえるレベルで、話すことが出来ると思います。

それに、聞いている方も整理しながら聞くので、理解できないところがあれば聞き返したりしながら、お互いに話を共有していくものです。

だけど支離滅裂な人の場合、聞いてる方が話をまとめて理解しようにも、出来なかったりするんですよね。

支離滅裂な人はもしかしたら、相手に分かりやすく伝えようという意識が、欠けているのかもしれません。

まとめようにもまとまらず、どんどん話が散らかっていく。

それが、支離滅裂な人の話し方なのです。

筋道を立てて話せない


また、話し方にまとまりがないということは、「筋道を立てて話せない」ということでもあります。

話があちこちに散らかる上に、筋道すら通っていなければ、聞いている方が理解出来ないのも当然ですね。

筋道とは、物事を行う時の正しい順序のこと。

物事の条理や道理のことです。

話にも筋道があるもので、事の順番通りに話していけば相手は理解しやすく、話は伝わりやすくなるのです。

また、話し手にとっても、筋道を立てて話さなければ、途中で道に迷いますよね。

何が言いたいのか、何を伝えたいのか分からなくなって、それこそ支離滅裂になってしまいます。

話って、実はかなり頭を使うモノなんですよね。

ですので、話が上手な人は、頭の良い人でもあるのです。

でも、よほど話が上手でなくても、人とコミュニケーション出来るくらいの能力は、大人になればほとんどの人が身につけています。

ところが支離滅裂な人は、コミュニケーションもままならないほど、話し方に筋道が立っていないのです。

突然関係ないワードを出す

話にまとまりがなく、筋道が立っていないことが顕著に現れるのが、突然関係ないワードを出すところにあるでしょう。

筋道を立てて話すのが苦手な人でも、話にまとまりがなくなりがちな人でも、伝えようという思いがあれば、基本的に、コミュニケーションがとれる程度に話すことが出来るものです。

だけど支離滅裂な人の場合は、わざと相手を混乱させようとしているの?と感じてしまうほど、今している話に関係のないワードを出してきたりするのです。

聞いている方にとっては、ただでさえまとまりのない話を理解するのに必死。

なのに突然関係のないワードまで出てきて、「このワードはどう関連しているんだろう?」と、これまでの話との結びつきを見つけるのに、また頭を回転させなければなりません。

でも結局、それが全く関係のないワードだったりして…もう理解不能に陥ってしまうのです。

まさしく、支離滅裂!そうとしか言いようがありません。

コロコロ違う意見を言う

支離滅裂な人は、「コロコロ違う意見を言う」ことも特徴として挙げられます。

これも、話にまとまりがなくなったり、コミュニケーションを難しくする要因のひとつとなっているでしょう。

そもそも、コロコロと意見が変わる人って、信用出来ませんよね。

前回と意見が違うとなれば、「じゃあ前回の意見は嘘だったの?それとも今回のが嘘?本当の意見は何なの?」と、思ってしまいます。

意見が変わってしまうことは、聞いている人にとっては衝撃。

びっくりしすぎて、唖然としてしまうでしょう。

となれば当然信用も失うし、コミュニケーションどころか、人付き合いだって考えてしまいます。

違う意見を言うにしても普通は、釈明を加えますよね。

「前回はこう言ったけど、考えが変わった」と前置きをしたり、さらに考えが変わった理由を述べたりします。

それが、筋道を立てるということでもありますよね。

だけど支離滅裂な人は、筋道を立てることが出来ません。

ですので、まるで前の意見は無かったかのように、違う意見を平然と言ったりするのです。

そんなところが、支離滅裂さを感じさせるのです。

意見が変わるということは、誰にだってあることです。

でもそれも、いろんな人の話を聞いたり、熟慮を重ねた結果、自分の考えを方針転換するということであって、そうコロコロと変わるものではありません。

それに自分にとっても、意見を変えるということは大きな出来事。

もともとあった自分の意見を否定することになるのですから、苦渋の決断だったりもするのです。

そのぶん周囲の人にも、何故変わったのかを伝え、理解してもらいたいと思うのが普通なんですよね。

そんな筋道もなく、意見がコロコロと変わってしまう支離滅裂な人。

それは一体、どういう状態になっているのでしょうか。

突然真逆のことを言い出す

コロコロ違う意見を言ってしまう支離滅裂な人は、突然真逆のことを言い出すことがあるのです。

それは、聞き手にとって「意見が変わったんだな」と認識出来るレベルではなく、何が起こったのか分からないようなことだったりします。

例えば、「次の曲がり角右ね」と言われて右に曲がろうとしたら、「何やってんの?左だよ!」といったような…。

「ごめん、間違った」でもなく、「私、さっき右って言ったよね。」と認めるでもなく、平然と真逆のことを言い出したりするのです。

これが仕事だとしたら、周囲の人は困ってしまいますよね。

特に支離滅裂な人が上司だったりしたら、部下たちは道に迷ってしまいます。

筆者の昔の上司が、ちょっとこんな人でした。

昨日は「この計画で動くぞ」と言っていたのに、今日になったらまた別の計画を指示してきたり。

コロコロと変わる計画を、変更するのではなく上塗りしていくような…。

となると周囲は、どう動けばいいのか分からなくなってしまいます。

コロコロと意見が変わったり、真逆の意見を言ってくる人が、支離滅裂だと思われてしまうのは、意見が変わったことや、間違ったということを伝えないからですよね。

もしかしたら本人の中では、意見が変わる転換点があるのかもしれませんが、その経緯は、周囲の人は言われなければ分かりません。

そういった配慮が抜け落ちているということも、支離滅裂になってしまうひとつの原因なのかもしれませんよね。

気分屋とも呼べないレベル

そして、支離滅裂な人の意見の変わりようは、気分屋とも呼べないレベルだったりもするのです。

気分屋の人はある意味、「気分屋だからな」と、気分が原因で意見が変わったのだと、周囲の人は思います。

もちろん、それがいいということではなく、諦め半分ということです。

その気分に付き合うも付き合わないも自由ですから、慣れている人は「またか」と思って放って置いたりするのです。

だけど、支離滅裂な人の場合は、気分で意見が変わったという雰囲気じゃなかったりします。

前回言っていたことも、変わった意見についても、都度正当性を主張してきたりするのです。

それは、気分に左右されたようなものではなく、もともとこの意見が自分の唯一の意見だったかのように、自信たっぷりだったり…。

だから、支離滅裂な人は厄介に思われるんですよね。

気分屋も厄介ですが、気分に左右されていることさえ理解出来れば、可愛くもあるのです。

支離滅裂な人には、気分によって変わったというような曖昧さも無かったりするので、周囲の人はただただ困惑してしまうのです。

理に合わないことでキレる

そして、支離滅裂な人の困った特徴は「理に合わないことでキレる」ところにもあります。

理とは、物事の筋道や道理のことです。

人はそれを、ある一定の共通認識として持っています。

ですので、その筋道や道理に合わないことがあってキレているのなら、その怒りの理由を理解することが出来るのです。

だけど支離滅裂な人の怒りは、理に合わないことだったりするのです。

だから、周囲の人は理解に苦しむし、キレている理由が分からないから、対処法も見つけられないのです。

こういったところは、気分屋な人とも似ていますよね。

道理と関係なく気分でキレられたら、その理由はキレている本人にしか分かりません。

それに、気分でキレられたら、周囲の人は理不尽にも思うでしょう。

ですが、相手が気分屋だと分かっていれば、「理不尽だ」と認識出来ます。

理不尽だから、取り合わないようにしようとも思えるし、反発してもいいと思えます。

それが支離滅裂な人の怒りは、気分屋のそれとはちょっと様子が違っていたりするのです。

脳内で話が作り上がっている

支離滅裂な人の場合、脳内で話が作り上がっていることが多いと考えられます。

コロコロと違う意見を言ったりするのも、これがひとつの原因になっているでしょう。

つまり、自分の中では正当性があって、筋道が通っているということです。

ですから平然と、真逆の意見を言えたりもするんですよね。

理に合わないことでキレる場合も、同じことが考えられます。

自分の中では、キレる理由がちゃんとあり、筋道も通っているのです。

だけど周囲の人には、その筋道が見えていません。

しかも、一般的な認識とは違う、支離滅裂な人ならではの道理だったりするので、尚更キレている理由が、周囲の人には分からないのです。

何に怒っているのかわからない

ですので、支離滅裂な人がキレていても、周囲の人は、何に怒っているのかわからないのです。

決定的に、説明不足だと言えますね。

ただ…支離滅裂なのですから、理由を説明したとしても、理解してもらえないことが多いかもしれません。

本人にとっては正当性があっても、それは理に合わないことだとされてしまうでしょう。

たとえ怒りの理由が、理に叶っていたとしても、支離滅裂な人の説明の足りなさや、まとまらない話では、「言っていることが支離滅裂だ」として、キレているのも支離滅裂な行為だと思われるでしょうね。

そして、そんな理に合わないことでキレてしまう支離滅裂な人を、周囲の人は厄介で扱いづらい人だと感じてしまうのです。

ヒステリーな状態

ですので、支離滅裂な人がキレているのはヒステリーな状態ということになってしまいます。

理に合わないことで勝手にキレている…ヒステリーを起こしている人だと、周囲の人は思うのです。

そういった理解のされなさによって、実際にヒステリーな状態にもなってしまうのでしょうね。

周囲の人にとっては、訳がわからないことでキレている困惑があるけど、支離滅裂な人にとっても、理解されない苛立ちや歯痒さがあるのかもしれません。

ですがそういったことも含め、何も伝わらないし理解されないのが、支離滅裂な人なんですよね。

感情を抑えられない

支離滅裂な人には「感情を抑えられない」という特徴もあるようです。

これも、支離滅裂な人が支離滅裂になってしまう、要因なのでしょうね。

感情が前面に出てしまうと、話はまとまらなくなりがちです。

コロコロと違う意見になってしまうのも、感情ベースだと考えれば、ちょっと理解できますよね。

この辺りも、気分屋の人と近いものがあるのかもしれません。

感情を抑えられないという点で言うと、女性にも同じような所がありますよね。

女性は感情で話をする傾向があるので、よく話にまとまりがないと言われがちです。

聞き手が分かりやすいように話をするには、筋道を立てて話さなければなりません。

そのためには、頭の中で整理して話す必要があります。

感情がベースになってしまうと、整理されることなく、思いつくままに言葉を発してしまうのです。

そうなると、話は支離滅裂。

何が言いたいのか、周囲の人には理解できなくなってしまうのです。

興奮しすぎて話がめちゃくちゃ

感情を抑えきれなければ、興奮しすぎて話がめちゃくちゃにもなってしまいます。

気分屋と似ているようでも、やっぱりちょっと違うのです。

気分が変わってしまうことによって起こるのではなく、整理が出来ていないまま話すから、支離滅裂になってしまうということです。

興奮して、その興奮を抑えられなくて、感情をそのまま言葉にする。

それはちょうど、小さい子供と同じです。

子供って、興奮していると、話にまとまりがなくなりますよね。

伝えようとする気持ちはあるものの、冷静になれなくて上手く言葉で表現することができません。

子供の場合は、整理して伝えるという能力もまだ身についていなかったりしますから、それも当然だし、それが子供らしくもあるのです。

でも大人になっていくにつれ、普通は冷静になることが出来るようにもなるし、整理して伝えるという能力も身についてくるものです。

興奮しすぎて話がめちゃくちゃになってしまうのは、子供なら可愛いものの、大人になると、言葉のボキャブラリーが増えるだけにもっと分かりづらくなってしまったりします。

それがまさに、支離滅裂な言葉になっているのです。

強い感情しか伝わってこない

ですので支離滅裂な人が、感情を抑えられないままに話をしても、強い感情しか伝わってこないのです。

何かに興奮している様子は分かるものの、それが何なのかは、いくら説明されても伝わって来ないのです。

まさに子供と同じですよね。

ただ、子供が感情を上手く伝えられない場合は、大人が状況を見て汲み取ってあげられたりしますよね。

子供の言葉と興奮度合いをみながら、話を聞き出し、整理出来るようサポートしてあげられます。

だけど大人相手だと、手伝ってあげる人も少ないですよね。

言葉の能力はあるのだから、自分で整理して分かりやすく伝えられるだろうと、考えてしまいます。

そうやって放っておくと、感情のままに次から次へと言葉が出てくる。

言葉の数が多いぶん、どんどん支離滅裂になっていくのです。

とにかく嬉しい・悲しいことはわかる

聞いている方は、とにかく嬉しい・悲しいことはわかるんですよね。

でも、言いたいことは伝わって来ないし、何に興奮しているかも分かりません。

そもそも、感情が抑えられなくて何を言っているのか分からない状態に、唖然としてしまう人も多いでしょう。

大人なのに、まるで子供のように支離滅裂ってどういうこと?と、支離滅裂な人自体が、理解出来ないのです。

相手が子供なら、対処の仕様もありますが、大人となるとどうしたらいいのか分からない…。

子供のように一緒に整理して話を聞いてあげればいいのでしょうが、伝えたいのに言葉が出て来ない子供と違って、言葉のボキャブラリーが多い大人だけに、正直面倒に感じてしまうのです。

周りの人の頭に「?」が浮かんでいる

「周りの人の頭に「?」が浮かんでいる」状況になり易いのも、支離滅裂な人の特徴だと言えるでしょう。

支離滅裂な人の話にも、行動にも、周囲の人は付いていけません。

ただただ「?」が浮かんでしまう。

そんな状況を作り出してしまいます。

ですが、そんな状況になっていることにも気づけないのが、支離滅裂な人だったりします。

普通は、相手の表情や周囲の空気感から、自分の言っていることが伝わっていないことに気付き、言い方を変えたりして、何とか理解してもらえるよう努めますよね。

それに気付かずに突き進んでいくようなところがあるのも、支離滅裂な人だったりするのです。

誰もが理解できない

ですので、支離滅裂な人のことは、誰もが理解出来ないのです。

普通は、ひとりの意見や話に対し、「私は同意できる!」「私は違うと思う!」と、それぞれの考え方によって理解者が生まれたり、反対する人が出てきたりします。

反対の意見があるにしても、その人の意見の意味は分かっているはずです。

その人の意見や話が理解出来ていなければ、反対意見も言えませんからね。

だけど支離滅裂な人の場合は、言っていることの意味すら分からなかったりするので、理解を示すことも、反対意見を述べることも出来ません。

「支離滅裂な人の話を受けて考える」という以前に、話の内容を理解してもらえていないのです。

人をコントロールしようとする

支離滅裂な人の特徴にはもうひとつ、「人をコントロールしようとする」というところもあったりします。

この特徴は、今までご説明してきた支離滅裂な人とは、ちょっと意味合いが違ってくるでしょう。

人をコントロールしようとしているということは、支離滅裂なのも確信犯だということです。

話の整理が出来ない子供のような人なのではなく、列記とした大人。

自分の思考を整理したうえで、わざと支離滅裂にしているということです。

この場合は、よほど頭のキレる人物だったりもするでしょう。

筋道を立てるのが苦手で頭の回転が鈍いのではなくて、頭の回転が良過ぎるのです。

ですので、自分の支離滅裂さに相手が困惑するのも承知の上。

困惑している間に有耶無耶にしてしまったり、相手が考えている間に先に進めてしまったりするのです。

話が上手い人は、頭が良い人であることを先ほどもお話しましたよね。

でも、話のうまい人がみんな支離滅裂なわけではありません。

多くの人は、相手の気持ちを考えながら、上手に話を進めて共感を得るのです。

それが、話の上手さであり、信頼される人物になれる人ですよね。

だけど、頭が良くて支離滅裂になっているのは、それを一種の話術として使っているということです。

支離滅裂になれば、相手は理解出来ずに話について来られないのですから、相手の気持ちに寄り添っているとは言えませんよね。

つまり、支離滅裂な話し方を話術として採用するような人は、狡猾な人だということです。

支離滅裂な言葉の裏に目的があることも

狡猾さのある支離滅裂な人だとしたら、支離滅裂な言葉の裏に目的が有ることも、有り得るということになりますよね。

支離滅裂さを話術として採用する…これって皆さん、イマイチどういったことなのか分からないかもしれませんね。

こういったタイプの人は、政治家や役職者を思い浮かべてみれば分かってくると思います。

政治家や役職に就くような人は、それだけキレものであることが多いですよね。

頭が良いから、それなりの地位についているのはずです。

それなのに、支離滅裂で理解に苦しむような人って、たまにいませんか?そういった人が、支離滅裂さを、わざと取り入れている人である可能性が高いということです。

先日も、トラブルを起こした政治家さんの釈明会見を見ていて、この支離滅裂さを感じました。

記者からの質問に対し、話の論点をずらして答えるので、聞いている方は一瞬戸惑ってしまいます。

質問に対して、相手が聞きたい答えを返さない。

そうすると聞いている方は理解出来なくて、さらに質問をしますよね。

でも、スッキリとした答えが返ってくることは無い上に、「あなたの質問、論点がズレていますよね」と逆ギレしたりするのです。

頭の良い人だと、支離滅裂さも感じさせないような、絶妙なズレを見せたりします。

質問に誠実に答えているように見せかけて、本当は答えていないのです。

先程お話した筆者の元上司も、どちらかというとこのタイプでした。

突然真逆のことを言って困惑させるのも、きっと折りこみ済みだったと思うんですよね。

言うことを変更する理由が都合が悪ければ言わず、相手が困惑している間に自分の意見を押し切るのです。

筆者はその上司によく、モヤっとさせられていたのですが、その原因は結局、支離滅裂さにあったということです。

しかも支離滅裂さを感じさせないような絶妙な話術を使いこなすので、聴き手にはモヤモヤだけが残るのです。

他人を利用したり蹴落とそうとしている

言葉の裏に別の目的をもって支離滅裂になる人は、相手を困惑させる目的があったり、さらには他人を利用したり、蹴落とそうとしていることも考えられます。

相手を困惑させている間に自分の意見を押し切るというのも、他人を利用する一種の手法ですよね。

筆者は間違いなく、その上司に利用されていた実感があります。

身近にいた時は、モヤモヤするばかりで言いくるめられていましたが、今客観的に当時の状況を考えれば、そういう利用の仕方だったんだってことが分かるのです。

また、先ほどの政治家さんのように、自分が論点をずらしているのに、あたかも相手が論点のずれた質問をしてきているかのように強く指摘すること。

これも、自分には正当性があって、相手がおかしい人だと見せかけており、都合の悪い人を蹴落とそうという目的が見え隠れしています。

政治家さんなど頭がキレる人は、言葉に力強さもあり、自信たっぷり!ですので傍から見ると、その政治家さんの方が正しい人に見えてしまうのです。

狡猾さのある支離滅裂な人が、どこまで確信犯的にこれを行っているのかは分かりません。

もうほどんど無意識に計算が働いて、支離滅裂になるのかもしれません。

だけどその狡猾さに気付けば、聞いている方は気持ちの良いものではありませんよね。

真実を知った時、信用も信頼もがた落ちになるでしょう。

人をコントロールしようとする支離滅裂な人は、気分屋や他の支離滅裂なタイプの人とは違って可愛げもありません。

とても不誠実な人なのです。

️支離滅裂な人にはよく考えた対応を

今回は、支離滅裂な人の様々な特徴を解説してきました。

支離滅裂な人の中にも、筋道を立てたり整理して話すのが苦手なだけという人もいれば、支離滅裂さをわざと行っている人もいるのです。

どちらのタイプなのかによって、周囲の人もコミュニケーションの取り方が変わってきますよね。

そういった人とは、こちら側が冷静になり、落ち着いて対応するしかないのかもしれませんね。