一度鏡の前で、きちんとほほえむことができるかどうか、試してみてはいかがでしょう?ひきつった表情などをしていれば、それはほほえんでいることにはなりません。
口角を上げる
とはいえ、いきなり正しい微笑みをしろといっても難しいので、まずは表面上だけでも微笑んでみましょう。
さきほど、口だけ笑っていてもほほえみにはならないと言いましたが、それでも口角を挙げるだけでもそれらしくは見えます。
まずはここからです。
最終的には自然な笑顔にならなければなりません。
鏡を見ながらしていただくと、よりわかりやすいと思いますが、口角をあげるとにこっというよりは、ニッという笑顔になります。
これで目にも表情が無い場合は、どうしても何かを企んでいる風に見えてしまいませんか?それでは「幸せになるための微笑み」にはなりません。
ただし、口角をあげることで、顔のどの部分に力がかかるかがわかりますし、筋肉の使い方もわかりますよね。
これを顔の筋肉に覚え込ませるのです。
最初はぎこちなくてもだんだん自然な笑顔とはどういうものかがわかってくるでしょう。
目が緩んでタレ目気味になる
口角を上げることに慣れたら次は目の表情を練習して行きます。
口角は上げるのですが、目元は緩ませてできるだけ下に。
つまり、垂れ目になるようにするのです。
これは意外と難しいのです。
笑顔を「やろう」と思ってやる場合は、どうしても見かけだけの笑顔になりますので、口角をあげることを優先させますから、口角を上げたら同じように目もとの筋肉も上がってしまいます。
ですので、まずは口角はそのままにしておいて、目元を両方の指でひっぱってみてください。
目元が垂れすぎて、笑顔とはほどとおい表情になってもかまいませんので、とりあえずひっぱってください。
これで、目元の筋肉がどうなれば垂れ目になるのかがなんとなくわかると思います。
鼻がある部分を中心にして、目元は下に、口元は上にという筋肉の使い方をします。
慣れない間は、手で皮膚をひっぱって身体に覚え込ませる訓練をしてみましょう。
優しさに包まれた自然な笑顔
ほほえみパワーは、自然な笑顔にこそ宿ります。
ですので、上記で示したように作り笑顔ではパワーをもらうことはできません。
しかし、日頃からご自身でも「自分は笑顔が少ないな」と思われている方は、ご自身で思っている以上に微笑む機会は少ないのだと思います。
優しさに包まれた自然な笑顔は理想的な笑顔ですが、これができる人はなかなかいません。
というのも、このような理想的な笑顔ができるというのは、その方の心が満たされているからです。
自分も幸せなので、自然に他人に対して笑顔になります。
ところがご自身の気持ちがすさんでいて、生活するのにいっぱいいっぱい、毎日何かに対して悩んでいる、と言うような場合笑顔でいたいと思っても、それは無理な話です。
自然な笑顔ができない人はまずは、ご自身の中の心の傷を治すことからはじめれば良いのではないかなと思います。
️ほほえみが人生を好転させる8個の理由
ほほえみが、人生を好転させるので、ほほえんでみましょうということをお話ししてきましたが、具体的にどうしてほほえみが人生を好転させるのかを考えてみました。
「とりあえずやる」人もいれば、「理由を知ってからやりたい」と言う人もいて、さまざまですよね。
ほほえみが人生を好転させるという事実には、科学的根拠は全くありません。
いわば、これはスピリチュアル的な考えだからです。
でも、何か確たる証拠がなくても、「何か」が変わっているのは事実です。
ほほえみが人生をより豊かなものに導いてくれる理由として考えられること、8個について考察してみました。
前向きな気持ちになれる
人に笑顔を振りまくということは、自分自身が前向きな気持ちでいることが大切ですし、ネガティブな感情の下では、そもそも笑顔になることはできません。
ただ、自分が沈んでいたとしても、笑顔でいると、だんだん前向きな考えになれるというのも事実です。
前向きな気持ちになることで、もちろん人生はどんどん好転します。
自分の気持ちのもちようで、好転して行くことはよくあることですが、逆に悪い風に考えてしまう人は、どんどん悪い方向に行ってしまうのです。
実際に口に出して言ってしまった言葉が、その通りになることもありますよね。
このように、笑顔で前向きに過ごしていれば、「もうだめだ」と言う時でも、ひょんなことがきっかけで大逆転できる可能性もあります。
上手くいくことが増える
ずっと泣いてばかりいると、物事はなかなかうまくいきません。
うまくいかないというよりは、前に進まないでずっとそこにエネルギーがとどまっていることになります。
ですが、笑顔で前向きに進んでいると、必ずエネルギーが動き出しますので、上手く行くことが増えるのです。