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萎縮しないための7個の方法(続き2)

元気が無い状態の原因はいろいろあります。

病気をした、怪我をした、悲しいことがあった、なんとなく元気が無い、季節の変わり目(うつ病等)などさまざまです。

しかし、これらの中には解決できるものもあります。

病気が治れば元気になりますし怪我も治れば元気になります。

悲しみも癒されればやがて元気を取り戻しますし、うつ病などで元気が無い場合もお医者さんに相談すればずいぶん改善されますよね。

ところが、委縮した状態で元気が無くなった場合は、結構厄介です。

その原因が委縮であるならば、委縮の原因をまず取り除かなければならないからです。

萎縮した態度とは

それでは、委縮したらどういう態度になってしまうのでしょうか?

もしかすると、これを読んで下さっている方の中には、たまたまこちらにたどり着いて「委縮って何?」と思っている方もおられるかもしれません。

委縮したことが無い、委縮している人ってどうなるのかさっぱりわからない、知らないという方の為に、委縮すると人はどうなってしまうのかをお話ししてみましょう。

そもそも委縮するという意味が、しぼんでしまう、縮こまってしまうという意味がありましたよね。

人が、目に見えてしぼむということはまずありませんので、何かに脅えてしまうときの態度と言った方がわかりやすいかもしれません。

委縮した態度を知ることで、周りに委縮で悩んでいる人がいたら、相談に乗ってあげられたりしますし、いろいろ察知して力になることもできるでしょう。

縮こまってしまう態度

委縮している人は、心が縮こまっているので態度にもそのような雰囲気があります。

実際に縮こまって隅っこに行ってしまうということもありますが、これはかなり重症と言える症状です。

現実に他人が見てわかる、恐怖におびえていると言う場合は、専門家のカウンセリングをおススメした方がいいかもしれません。

例えば、よく上司に叱られる人っていますよね。

それも2種類いると思います。

上司に叱られて、その場だけ謝ってあとはけろっとしているタイプと、いつまでも叱られたことに対してショックで何もできなくなってしまう人です。

委縮する人は断然後者タイプ。

特に頭ごなしに叱られたり、連続して叱られると委縮してしまう傾向があります。

自分の中で切り替えることができて、また次は気をつけよう、次は頑張ろうと思えるのであれば良いのですが、そんな前向きな考えにならないのが委縮してしまう人の特徴です。

やけにへりくだった態度

へりくだるという意味は、実は悪い意味ではありません。

辞書に掲載されている意味は「他人をうやまって自分については控えめな態度をとる。

謙遜する」という、人として持つべき感情のことを言っています。

ところが、委縮している人はこれを大げさにしたり、やけにへりくだった態度になるので、どこか嫌みすら感じてしまいます。

「どうせ自分は何をしても無駄」とか「どうせまた怒られる」という意識があるので、もう何もしないのです。

なにくそと次のチャレンジを狙うのではなく、自分はダメなんだと思いこむことでその場から逃げようとしてしまいます。

いずれにせよ、委縮している人は被害妄想もつよく、叱られたことにたいして被害感情があり、なぜ叱られたのかそれは自分に原因があったのではないかということはあまり考えません。

萎縮しないための7個の方法

それでは本題です。

人は委縮しない方がもちろん良いのです。

委縮することは心を縮めてしまうこと。

それは本来の自分を隠してしまうことに繋がります。

そのままにしておいて良いわけがありません。

一番良いのは、委縮しないことですが、既に委縮してしまって悩んでいる方も多いと思います。

そこで、今回は、委縮しないための方法や、委縮してしまっていても考えをあらためることで直せるかもしれない方法をお伝えしていきましょう。