萎縮してしまうとどうしても孤立してしまいます。
一度孤立してしまうと、再び輪の中に戻るのは実は意外と大変です。
気まずいということもありますし、周りの目も気になります。
ですので、萎縮してしまいそう!となる前に、できるだけ人とコミュニケーションを計るようにしてみて下さい。
萎縮してしまう相手を避けないこと
また、萎縮してしまいがちな人を「面倒な人」と認識して、避けてしまう人が多いと思います。
しかし、萎縮してしまった人は誰かの助けを待ってもいるのです。
そう言う人を避けてしまうと本当に孤立してしまいます。
萎縮してしまう人はとても繊細な神経の持ち主であり、優しい人が多いです。
もし、まわりに「この人萎縮しちゃってるな」というような人がいたら、どうか避けないで認めてあげてください。
そして、是非相談に乗ってあげて下さい。
あなたの一言で救われるかもしれません。
確かに萎縮してしまう人は、もともとがネガティブな性格なので面倒くさいと言えば面倒くさいのです。
しかし、それで避けたり離れたりすると、その人を誰が救ってくれるのでしょうか?萎縮してしまう人は決して性格が悪いわけではありません。
どうか力になってあげていただきたいと思います。
萎縮してしまうシチュエーション
では、人が萎縮してしまう場面、シュチュエーションはどういうものが考えられるでしょうか?
人によっても萎縮する原因はさまざまで、場合によっては「え?そんなことで萎縮するの?」と思うこともありますが、他人には理解できない原因やポイントも確かにあります。
ここでは、一般的にどういうシュチュエーションになれば萎縮してしまうのか、いくつか挙げて見ましたので、参考にしてみて下さい。
お偉いさんに囲まれる
萎縮する原因の一つに、緊張があります。
人は極度の緊張感を与えられると萎縮してしまうようです。
例えば、お偉いさんに囲まれたり、普段話すことの無い雲の上の存在のような人と話す機会があるときです。
緊張して何も話せなくなったら、まさに萎縮状態にあると言えるでしょう。
このような状態での萎縮は、悪い意味での萎縮というだけでなく、本人が単に極度の緊張にさいなまれているだけということもあり、その場を離れるとたいてい普通の状態に戻ることができます。
例えば、大好きなスターに偶然会えたりして、話しかけることができた時などは緊張して何も言えなくなりますよね。
憧れの人に会えた時も同様です。
この場合は確かに萎縮状態にありますがネガティブな思考ではありません。
怒られたり説教をされたり
これが一番多いケースだと思いますが、人は怒られたり説教をされると萎縮しがちです。
反論する人は萎縮することはありませんが、普段から何も言えない、自分の意見を持たないというような方はたいてい萎縮してしまいます。
冒頭でお伝えした、母親が子供を叱った後に子供が何も話せなくなったり、閉じこもってしまう場合がこれにあたります。
もちろん、大人になっても同様です。
特に大人になれば、大人が大人を叱るというのは稀なケースですし、社会人になって上司から叱られるという経験も初めてでしょうし、他人に叱られるというのも初めてで、混乱します。
さらに、お説教されたり諭されたりしたら、実の親に叱られるよりも堪えるでしょう。
どれも未経験なのでパニックになってしまうということはもちろんありますが、他人から怒られることは相当なストレスを感じることなのです。
喧嘩をしたとき
喧嘩をして萎縮するというケースはあまりありませんが、それでもたまにあることでしょうか?
おそらくこれは、喧嘩して負けた時であると推察できます。
大人の喧嘩はたいてい口げんかですが、それに負けると言うことはすなわち言い負かされるということでもあります。