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ざっくばらんとはどういう意味?使い...(続き3)

もう一つの意味の方では、「四角張る」という言葉の否定形が変形したというところからも、遠慮をすることがないという意味になりますね。

「四角張る」というのは「堅苦しい」という意味ですから、遠慮をせずに気さくに相手に対して振舞うということになるでしょう。

ざっくばらんの類語

 ざっくばらんという言葉を使って見たくても、その言葉の響きから避けてしまうという人もいるのではないでしょうか。

何となくフォーマルな場では使うことを憚られる単語のように思えるでしょう。

それでは、ざっくばらんの類語にはどのようなものがあるのかを見てみることにしましょう。

ざっくばらんと言いたいときに、言い換えられる言葉を覚えておくと便利ですよ。

単刀直入

 ざっくばらんと胃言葉の類語の一つには単刀直入が挙げられるでしょう。

相手に対して遠慮をしないで自分の考えていることを話すのがざっくばらんの意味の一つですから、それを表すには単刀直入という言葉が良いのではないでしょうか。

最も、単刀直入という言葉はとても堅い意味になりますから、ざっくばらんという言葉に含まれている、その人のあけっぴろげな性格の特徴は出てこないでしょう。

そのためにフォーマルな場で使いやすいという特徴もあるかもしれませんね。

ストレート

 また、ざっくばらんはストレートという言葉で表現することもできるはずです。

ストレートに自分の感情を表すので、それが「心の殻をざっくり取り払ってしまう」というざっくばらんという意味にもなるのです。

相手に隠すことなくまっすぐに向かっていくことをストレートと言いますが、こういったところが、もったいぶらないというざっくばらんの意味に近いですね。

ただ、ストレートというのは主に行動に対して使われることが多いですし、そういった意味では、ざっくばらんの全てを表しているというわけではないことは覚えておきましょう。

フランク

 ざっくばらんとフランクという言葉で置き換えることもできるかもしれません。

相手に遠慮がないようなところは、確かにフランクということもできますよね。

ですが、フランクが相手に対して親しみを覚えさせるものに対して、ざっくばらんというともう少し相手の心の中にずかずかと入り込んでしまうようなことを言いますね。

フランクよりも少し我が悪いような印象を受けるのです。

ですが、確かに、ざっくばらんを少しマイルドにして伝えなければいけないことがあれば、それはフランクという言葉がぴったりなのかもしれません。

率直

 率直という言葉も、ざっくばらんという言葉の類語の一つに数えられるでしょう。

自分の気持ちに対して嘘を吐かないという言葉ですから、確かにざっくばらんという言葉と同じような意味であることに違いありません。

ただ、こちらも、良い意味で疲れることが多いので、ポジティブな意味だけではなく、ネガティブな意味も含んでいるざっくばらんという言葉の広さには追いつくことができていないような印象があります。

ですが、行動の意味においても最も近い言葉はこちらにあたるのではないでしょうか。

正直

 ざっくばらんの「自分の気持ちに嘘を吐くことがない」という意味を他の言葉で表すと「正直」という言葉で説明することもできるかもしれません。

確かに嘘を吐かないところは正直ということができますが、ざっくばらんはもう少し広い意味を持っていますね。

ただし、ざっくばらんという言葉の一面を表すためには使うことができますから、文脈によってはそれを使うこともできるでしょう。

まっすぐ

 ざっくばらんな行動や人間をまっすぐと表現することも可能でしょう。

正直で遠慮がなく、さらには自分の感情を隠すことがないというところは、まっすぐという言葉で表現するとぴったりくるでしょう。

ストレートという言葉と同様に、直線的に相手に向かっていくという意味になりますから、確かにざっくばらんのおおまかな意味を表していることにはなるでしょう。

ただし、ざっくばらんの持っているような空気感までは伝えることができていないのが難点だといえるのではないでしょうか。

素直

 ざっくばらんの意味の中でも、自分の気持ちをストレートに表してしまうようなところを素直という表現で言うこともできます。