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本能に埋め込まれている7個の習慣や行動(続き2)

例えばご飯を食べるという行為もそうですし、寝るという行動も同じだと思います。

何かをしようとしていて、時には我慢をするというようなこともあると思います。

ですが本能というのはその行動や考え方に関して「やりたい」という意識を持つことを言うのです。

これは自分では抑制できる時もあればできない時もあります。

例えば感情がとても高ぶっている状態で本能的に動くということはあまり無いのです。

しかし暴れてしまうというようなことはありますよね?

よく子供の喧嘩などではその様なことになっていたのではないでしょうか?

理性や感情というのは本能に対しては優位に動いてしまうときもあります。

ですが本能というのは生まれつきもっているものなので、考えて行動をしたり感情で行動をするというのは本能とはあまり言えないです。

生まれ持っているもの

生まれ持っているものが本能なのです。

例えば何のために食事などを摂り、睡眠をしているか考えたことはありますか?

私達はこれを日常のことのように思っていますが、これは生まれもった本能で動いているのです。

お腹がすくというのもそうですし、眠くなって寝るということも本能で動いています。

これは生まれ持ってあるものであり、赤ちゃんの頃からそのようにしてきました。

決して何かの影響でこの様になったというのではなく、お腹が減ったからご飯を食べたり飲み物を飲んだり、眠いから睡眠をしたり仮眠を取ったりと生まれもっているものなのです。

経験や学習によるものではない


よく本能の区別があまりつかないという人もいると思いますが、本能で行動をするというのは経験や学習によるものではないということを覚えておいてください。

例えば自転車などを漕いでいてつまずいてしまい「危ない!」と思って手を出して受身を取ろうと思うようなことがあると思います。

これは「危ない」という思考から手が出てしまったということになり、この様なことを条件反射と呼びます。

条件反射とは何か「A」をすると何か「B」をするというようなことを言います。

今回の例では「自転車をこいでいる時に危ないと思った」というのがAにあたり「その時に受け身を取ろうとした」ことが「B」に当たるのです。

これは危ないと思って手を出したということは、生まれつきもっているものなどではなく、成長などをすることにより、経験や学習をした上でなっている行動になると思います。

なのでこれは本能とは呼べないということになるのです。

本能というのは経験や学習によるものではなく、生まれもったときにするような行動のことを本能と言うのです。

ですが経験や学習により本能的に行動してしまうというようなことがあると思います。

人というのは成長をするのでもうこの様なことが無いようにと警戒をしたりすると思います。

この自転車の例でも経験や学習をした本能と言えますが、動物的な本能ではないということになります。

人間を含む動物はみんな持っている

人間を含む動物はみんな同じように本能というものを持っています。

よく動物の本能と聞きますよね。

例えば犬や猫がどこかへ出かけてしまった、帰ってこないというときがあると思います。

ですがお腹を空かせたりして戻ってくるときには、必ず家に戻ってくるというようなことはありませんか?

どんなに遠い場所で見たということがあっても、必ず家に戻ってくるというようなことがあったのではないかと思います。

これは動物による本能の1つであり帰巣本能と呼ばれるものになります。

鳥なども同じような本能を持っていますよね。

巣を作りそこからどこかへ飛んでいきますが、一時すると帰ってくるというようなことがあると思います。

これには動物により帰ってこないということもありますが、特に優れているのは鳩です。

よくマンガやアニメ、ドラマの世界などで鳩にメッセージをくくりつけて飛ばすというようなシーンがあると思います。

その鳩はちゃんと持ち主のところへ戻ってきたり、相手に届けるようにと様々あると思うのです。