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相変わらずとはどういう意味?知ってるようで知らない言葉の使い方


久しぶりに会った人との会話の中で、「相変わらず、アナタは○○だね」「○○なところは相変わらずみたいだね」など、「相変わらず」という言葉が出てくることってありますよね。

これまで特に意味を意識して使ってきたことはないと思います。

相手が変わらない様子をただ単に表現しただけですよね。

しかし、自分が「相変わらず○○だね」と言われたときに「なんか失礼じゃない?」と感じたことはありませんか?

相手はただ単に「過去と変わらないね」と言いたかっただけかもしれません。

しかし、自分が欠点と思っているところや言われたくないことを「相変わらず○○だね」と言われたらとても不快感ですよね。

「私が進歩してないってこと?」「久々に会ったのに、そんなとこばっかりつついてきてなんなの?」と思ってしまうことでしょう。

もしかしたら相手にもあなたが言った、「相変わらず」を同じように受け止めてることがあるかもしれませんよ。

しっかりと意味や使いどころを理解していないと嫌な言葉にもなってしまう「相変わらず」。

人間関係に亀裂を生んだり、失礼があったりしないためにも意味を正しく理解して使えるようになりたいですよね。

今回は、意外と知られていない「相変わらず」の意味などについてお伝えしていきたいと思います!

この記事の目次

意外と知らない「相変わらず」という言葉

さりげなく使い、使われてきた「相変わらず」という言葉。

人から正確な意味を教えてくれと聞かれたとしたら、「昔と変わらない様子?」「ずっと変化がないということ」と答える人が多いでしょう。

実際はそれだけでもニュアンスで理解できます。

ですが果たして、「相変わらず」という言葉が持つ意味は本当にそれだけでしょうか?

ここでは色んな側面や意味を持つ「相変わらず」という言葉について色々お伝えしていこうと思います!

正しく覚えよう!「相変わらず」について


「相変わらず」の意味を正確に理解せずに何気なく使っている人が本当に多いです。

ですが、「相変わらず」の意味をちゃんと理解していなくても、それとない感じで相手に伝わってしまうのも事実です。

「相手に伝わっているのなら、いいじゃないか!」と思うかもしれません。

しかし、ちゃんと理解していると言葉の使う幅が広がります。

いざという大切なシーンなどで「言葉をちゃんと知っている人」として評価につながることがあります。

話題のネタにもなるし、いざというときに周りに差がつけられます。

そして自分の知識にもなるので、「相変わらず」を理解して使うようにしましょう。

意味

「相変わらず」には、「以前と同じように」という意味が強いです。

そして「予想や期待に反して、過去と現在が変わっていないこと」を意味することがあります。

総合すると「変化がないこと」という意味なのですが、後者の意味合いだと、何かガッカリさせた…?と感じてしまいますね…。

実際にも「なんだ、変わってないな」という期待ハズレなときに使うことが多いです。

しかし、悪い意味だけではなく「良いことが過去と現在も変わっていない」という使われ方もします。

「相変わらず」を期待ハズレ感溢れるものにするか、いい意味のものにするのかは、前後の文脈によって変わってきます。

類義語

昔と変わらない様子を表す「相変わらず」の類義語はたくさんあります。

なかでも「やはり」「依然として」というものが「相変わらず」ととても近い意味を持っています。

「やはり」は、「予想や期待したどおり、過去と現在が変わっていないこと」を意味しています。

自分の期待していたとおり、考えていたとおりの結果があったときに使うものです。

そして「依然として」は、「前の状態と変わらず続けていること」を意味しています。

多少ニュアンスが違っても「相変わらず」に通じているところがありますよね。