過去のことを褒めつつ、現在の様子も上手に褒めているので嫌味のない褒め方と言えるでしょう。
キレイと言われて嬉しくない女性はほぼいないと思われます。
女性を褒めるときには「キレイでさね」だけでなく、頭に「相変わらず」をつけて褒めてみてはとうでしょうか?
相変わらずを使う時の注意点
変わらない様子を伝えるときによく使ってしまう「相変わらず」ですが、使うときにはちょっと注意が必要なのってご存知でしょうか?
ついつい無意識で使ってしまうのでこんなこと言われると「これまでも使ってしまっていたかも…」「相手にどう思われていたのかな…」とドキッとしますよね…。
これから気を付けるために、ここでは「相変わらず」を使うときの注意点をお伝えしたいと思います。
ビジネスの場では使用しないように
「相変わらず」という言葉を使うと、どうしても文の流れ的にフランクになってしまうことがあります。
ビジネスの場ではビジネスマンとしてちゃんと心得た言葉を使ってビシッと決めたいですよね。
親しい同僚や同期との休憩中の世間話ではそこまで気にしなくてもいいでしょう。
しかし、仕事上のつながりがあるくらいの同僚や先輩や上司など目上の人、社外の人などに対しては「相変わらず」の取り扱いが危ぶまれます。
また、会議中や商談中も気を付けないといけません。
ビジネスは「成長(進歩)し続けること」「(業績が良くても悪くても)過去と同じではいけない」という考えがあります。
「相変わらず」というような「過去と変わらず」のようなビジネスはよろしくないのです。
もし会議中や商談中で「相変わらず」という言葉を使うなら、「新製品になって新機能がとても増えましたが、旧製品のいいところも相変わらず健在です」など、「変わらない長所」などをアピールするときに使うといいでしょう。
ですが、基本的にはビジネスの場では「相変わらず」を多用しないのがベストです。
あえて「相変わらず」を使わなくてもほかの表現をした方がビジネスの場では無難です。
状況をしっかりと見極めておくようにしましょう。
ネガティブな表現にならないように
「相変わらず」とは、文脈などによっては「進歩がない様子」ととらえられることがあります。
「最近、うまくいっているの?」と聞かれたのに対して「いや~…相変わらずです」と答えると「あのころからあまり成長していないのかな?」と思いますよね。
ちょっとネガティブ要素があるのでそれを言われた相手方は「あ…そうなんだ…」と返しに困ってしまいます。
「相変わらず」を使った当事者としては、実は成績が上がっていたのだけど謙虚なつもりで言ったのかもしれません。
しかし、ネガティブなもの言いは相手が困ってしまいますし、印象もあまりよくありません。
謙虚さをアピールするなら違う言葉で表現したほうが無難でしょう。
使う人をわきまえる
「相変わらず」という表現は、使う人によっては失礼に当たる場合があります。
友達や家族との会話や世間話でよく使う「相変わらず」はちょっと皮肉った感じや自分を下げるような言い方をするときに使うことが多いですよね。
それと同じようなノリで会社の上司や大切な取引先、お客様の前で「相変わらず」を使ってはいけません。
文脈を意識せずに「相変わらず」を使うと、「失礼なヤツ」「距離感が読めないヤツ」を思われてしまうことがありますので気をつけないといけません。
「相変わらず」は、使う相手をしっかりと見極めておくようにしましょうね。
上司に対して
上司は身近にいる目上の存在です。
どれだけ職場や上司本人が砕けた雰囲気の人でも「目上の存在である」ということを忘れてはいけません。
そんな相手に「相変わらず」という言葉を使うときは注意が必要になります。
「相変わらず」を使うときはその言葉がというよりも、前後の文脈に気を付けるようにしましょう。
場合によっては皮肉のようになってしまうことがあるので注意したいところです。
また、仕事以外では飲み会などで上司を話すときも「相変わらず」の使い方にはちょっと注意が必要です。
仕事時間外は、多少のくだけた空気や話し方をすると親密さが増すこともありますが、やはり「相変わらず」の使い方は気を付けましょう。