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相変わらずとはどういう意味?知って...(続き2)

この2つの類義語以外でも「相変わらず」の要素を持った言葉がたくさんあります。

ここでは、その類義語についてご紹介します!

いつも通り


「いつも通り」とは、臨時的ではなく定期的であることや、継続的に行ってきたことと変わりがないことをいいます。

例えば「いつも通りのカットでお願いします」「特に変わったことはせず、いつも通りに過ごす」などと使うことがあります。

ほかにも、飲食店などのお店などで「いつもの!」と言っている常連さんがいますよね。

「いつもの!」と略されてはいますが「いつも通りで!」という意味なのです。

通常

「通常」とは、特別でもなく普通の状態のことをいいます。

よくお店の貼り紙でなどで「今週はお盆休みのためお休みを頂いてましたが、来週からは『通常』どおり営業します」なんてものを見かけたりしますよね。

特別な状況ではなく、普段の状態のことを示すのが「通常」なのです。

「通常のお値段○円のこの商品ですが、今回は特別に○○円でご奉仕させていただきます!」など、セール時などにも特別と比較するために「通常」が使われることがあります。

特別や臨時などが際立つ「通常」、結構いたるところで使われていますよね。

平常通り

「平常通り」とはいつもとおなじ通りのことをいいます。

「平常」は、「普通」や「通常」とどう違うのかということがよく問われます。

「平常」はある一定のことに関していつも通りであることを示しています。

「普通」とは、他の大勢と比べて変わらないことという意味で使われます。

そして「通常」は特別ではなく普通の状態であることを表しています。

どれも同じような意味で使いどころがややこしいですが、うまく使い分けられたら賢く見られますよ。

いつもと同じ

「いつもと同じ」とは、以前と変わらず同じ状態のことをいいます。

「いつもと同じ電車に乗る」「いつもと同じメンバーで遊びに行く」「持ってくるものはいつもと同じもので」など、これまでと同じパターンなどのときによく使われています。

言葉の意味そのままですし、使いやすいので日常でもよく使いますよね。

相も変わらず

「相も変わらず」とは、「相変わらず」と意味は同じなのですが「相変わらず」という言葉を強調した表現です。

また、ちょっとネガティブ(皮肉っている様子)な意味合いが込められることがあります。

「相も変わらず赤点をとってしまった」「相も変わらず相手にされない」など、何となく「卑下」な印象を受けますよね。

変化なし

「変化なし」とは、これまでと同じこと、変わりがないことをいいます。

人に対してというよりも物事や事象に関して使われていることが多いですよね。

例えば「キミは昔から変化なしだな!」と言われると違和感がありますよね。

ですが、「実験開始から○分経過したが、変化なし」と使うとしっくりきますよね。

ニュアンスとしては「変わらないこと」として伝わるのですが人に対して「変化なし」という言葉を使うとちょっと冷たい感じやモノ扱いしているような様子になってしまいますよね。

今も昔も

「今も昔も」とは、時は流れても変わらないということをいいます。

例えば「今も昔も、子供は無邪気だ」「○○しないといけないということは、今も昔も変わらない」という使い方をしますよね。

「昔」という言葉によって数ヶ月、数年単位などの時間の流れではなく、十数年、数十年の長い時間を感じますよね。

ほかの「相変わらず」の類義語に比べると過去から現在の時間のリーチに違いがあるように思います。

「相変わらず」を使った例文