「相手を思う気持ちが強すぎた」ということ。
どういうことかと言いますと、あなたの気持ちが強すぎて、相手が重荷になったということです。
恋愛当初はそれもまた良かったのでしょう。
しかし、恋愛関係にあるといっても互いに一人の人間同士です。
あなたが相手に干渉したり、思いをぶつけすぎたりすると相手は当然疲れてしまいます。
それが原因で別れを切りだされることも多いようです。
一度相手があなたを嫌だと思ったらそれを修復するのは至難のわざ。
ですので、このような場合はやはり「やるせない状況」であると言わざるを得ませんね。
7.自分と相手を比較した
あなたはよく自分と誰かを比べてしまう性質ですか?自分と誰かをよく比較して考えるという場合、二つのパターンが考えられます。
ひとつは常に自分は相手よりも劣っていると思ってしまう人、もう一つは常にあなたが相手を見下してほっとするパターンです。
後者については、人としてはどうかなと思いますが、このような人は滅多に「やるせない」気持ちになることはありません。
問題は前者です。
いつも自分はダメだと思ってしまう。
相手の方が優れていると思いこんでしまうと言う場合、その都度やるせない気持ちに苛まれることになってしまいます。
劣等感に襲われてしまう
自分と人とを比べてしまう人は、劣等感にさいなまれやすいですよね。
しかし、本来は人と比べることは無意味なのです。
自分は相手よりも劣っている、これができない、あれができないとできないことばかりに焦点を置かれているのではないですか?
でも、考え方を変えてみましょう。
相手ができることをあなたはできないかもしれません。
でも相手ができないことももちろんあります。
それをあなたができるかもしれませんよね?なので、比べる必要なんて全く無いのです。
自分はだめだ、やるせないなんて思わないで、あなたができること、得意なことを増やして行けばいいのです。
8.現実を突き付けられた
人は当たり前ですが現実の中で生きています。
しかし、改めて現実を突きつけられると不思議なことにショックを受けるようです。
「現実を目の当たりにしてショックを受けた」というのはよく使われる語句ですが、これは「わかっていたけど、実際に見てショックを受ける」という意味です。
例えば、ニュースキャスターが、震災の現場に実際に行ってやるせない気持ちになりましたというのは、ニュースでは震災の様子をもちろん知っていたが、実際に現場に行ってみて思っていた以上に状況が酷いことが分かったと言う場合には、どうしようもなくやるせない気持ちになるというのは正解です。
それは、心のどこかで自分の想像が間違いであってほしいという願いが込められているというのもあります。
しかしそれを否定された時、人は大きくショックを受けてしまうのです。
自分の実力を思い知ったとき
もしくは、自分の実力を思い知った時です。
これは、先程述べた劣等感にさいなまれるというのとは別ですね。
この感情はどちらかといえば、自分に自信があった場合、自分よりも実力がある人なんかいないと高をくくっていた場合に、自分よりもできるひとが目の前に現れたら、「やるせない」気持ちになります。
例えば、高校時代に歌が上手いともてはやされて、自分でも自信があった。
そこで音楽大学に入学したが、自分よりももっともっと上手い人がたくさんいて、自分の実力はここでは普通だと思い知ったというような事例がわかりやすいでしょうか。
このような場合は一瞬「やるせない」気持ちに確かになります。
実力はすぐにアップするわけではないですし、自分には才能が無いと思ってしまうかもしれません。
そんなとき、「これ以上やっても無駄」とか「もうだめだ」との感情からやるせない気持ちになってしまいます。