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犬を飼う時の11個の注意点(続き3)

だいたい数万円の費用を負担しなければなりませんので、用意しておきましょう。

犬は生き物ですので当然餌が必要です。

つまり犬の食費ですね。

昔は犬を飼うのに、今のようにドッグフードなどが販売されていないため、ご飯に味噌汁をかけたものや、人間の食事の余り物を与えていてなんら問題はありませんでしたが、最近の犬はそういうわけにはいきません。

きちんと犬用に考えられた食事を与えることが必要です。

餌は、たいていペットフードを使用しますが、ペットフードの値段もピン切りで、大変安価なものから、高額なものまで揃っています。

ただし、安価なものはそれなりに品質も悪いです。

犬に対してどこにお金をかけるのか飼い主さんの判断になりますが、粗悪なフードを与えればもちろん病気になる確率は高くなります。

質が良いと言われている安心なドッグフードはだいたい1kg2000円前後です。

小型犬の場合は、だいたい1カ月で1kg消費すると換算すると、食費だけで月に1頭2000円ほどかかるということですね。

ゲージ

ゲージとは、わかりやすく言えば檻のことです。

家の中で飼う場合は、犬小屋の代わりに、犬の生活スペースとしてゲージを置いてあげましょう。

大きさや値段もさまざまですが、これはホームセンターなどで安価で購入できますし、ネット通販でも安いのが販売されています。

だいたい5000円も出せばそれなりのゲージは購入できますよ。

また、自宅に飼い主さんがいて愛犬を見守っていられる状態であれば、フリー・放し飼いにしてあげればいいのですが、飼い主さんが仕事をしているときや、でかけていて家に犬だけで留守番させる場合は、やはりフリーにしておくと危険も伴いますので、ゲージの中で留守番させた方が良いですね。

ペットシーツやトイレ

犬はもちろん、食事をしますので排泄も行います。

ですが、人間のようにトイレに行って排泄すると言うことができません。

ですので、排泄・トイレにかかる費用として、ペットシーツや犬用トイレトレイが必要になってきます。

ペットシーツは多くは使い捨てのものです。

おしっこやうんちをした後に、清潔なものに取り換えてあげましょう。

また、ペットシーツでトイレをしてくれるように躾けなければなりません。

覚えてくれるまで根気が要りますが、必ず覚えますのでじっくりと躾を行いましょう。

ペットシーツは、ドラッグストアでも買えますが、だいたい200枚入り1000円前後で小型犬ですと1日3~4枚変えてあげるとしたら、1パック2か月ほど持つと思います。

おもちゃ

おもちゃはあってもなくても構いませんが、仔犬時代はどうしても歯が生え換わるので痒がったりして家中のものを噛んでしまう傾向にあります。

ですので、おもちゃを与えることで家が傷むのを回避できます。

玩具は意外と高くて、1個1000円前後です。

1~2個あればいいでしょう。

大人になればおもちゃで遊ばなくなる仔も増えて来ます。

予防接種

犬は必ず予防接種をさせなければなりません。

なお、犬の予防接種は2種類あります。

ひとつは混合ワクチンです。

これは、4~9種類の病気に対する抗体をつくるためのワクチンです。

もうひとつは狂犬病の予防ワクチンです。

狂犬病ワクチンは、日本の法律により接種が義務付けられています。

混合ワクチンは、接種の種類にもよりますが、だいたい1頭あたり7000円前後、狂犬病ワクチンは、1頭あたり登録料も含めて4000円前後です。