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犬を飼う時の11個の注意点(続き6)

そこに壊されると困るものを出しておいた人間が悪いのです。

壊されて「あーあ残念」ですむものであれば良いのですが、そのものが壊れることにより犬に危険があるものはやはり排除しておくべきですね。

例えば、割れものなどは壊されるととても危険です。

電気器具も同様です。

壊れた後に危険を伴う製品については、犬の目の届くところに置いておかないことです。

人間用の薬

これも誤飲事故としては多い事例です。

人間用の薬を誤って飲んでしまうという事故です。

特に糖衣錠については、人間が飲みやすいように、薬の周りを甘い糖質で加工しているため、犬は喜んで食べてしまう危険性があるのです。

犬は人間と比べると身体も臓器も小さいので、人間が飲む薬を飲んでしまうと大変なことになります。

最悪の場合は死亡します。

人用の薬は特にきちんと戸棚に入れておくなど注意して下さい。

掃除と、こまめな換気

犬を飼っていると、当然ですが抜け毛に悩まされることになります。

特に夏場に入る時と冬場に入るときには換毛期といって毛が生え換わる時期ですので、とんでもない量の毛が抜けてしまいます。

ですので、部屋の掃除は犬を飼っていなかったときよりも余計に掃除をしなければなりません。

またこまめに換気をする必要もあります。

空気がこもってしまうと健康によくありませんし、犬にとっても人にとってもよくありません。

動物の匂い

犬は動物ですので、当然臭います。

ただし、これは犬種によって臭いがきつい犬種とさほど臭わない犬種に分かれます。

犬の臭いが苦手であると言う人は、臭いの少ない犬種を選ぶようにしてはいかがでしょうか?

なお、人間の場合は毎日お風呂に入って清潔にしておくのが理想的ですが、犬の場合は毎日身体を洗ってしまうと、皮膚が弱いのでかえって良くないのです。

そのため、月に2回程度のペースでトリミングに連れて行くもしくは家でお風呂に入れるということになります。

ですので、臭いのきつい犬種は、月2回程度洗ったくらいでは臭い対策ができませんので、その点も注意して犬を選びましょう。

愛情を注ぐ

当然ですが、犬にも心があります。

言葉を話さない分、実は人間よりもずっと繊細で感じやすいのです。

当たり前ですが犬を飼ってファッション感覚で連れ歩くと言うだけではダメです。

きちんと愛情を注いで家族の一員として可愛がって下さい。

小型犬などの場合、「小さいままですよ」と言われて飼ったけど、成長するにつれてだんだん大きくなってきたので、不要になったと保健所に持ち込む人もいますが、そういう感覚の方は犬を飼わないでください。

成長したあとの大きさはだれにも保証できません。

犬はアクセサリーではありませんし、ぬいぐるみでもありません。

飽きたから、いらなくなったから捨てるというのはやってはいけないことです。

犬は人よりもずっと早くその命を終えてしまいます。

最後まで責任を持って飼えるという自信が無い方は、ペットを飼うことはできません。

近所迷惑

ペットを飼っていると、それなりにトラブルも発生することを覚悟しなければなりません。

特に集合住宅で犬を飼っている場合、そのマンションがペットOKのマンションであっても、マンションの住人が全てペットに対して寛容というわけではありません。

ご近所の方に、ペットを飼っていることで迷惑をかけないように、飼い主側も最善の注意を払うのが大切です。