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えこひいきをすべきではない8個の理由


家族や仲のいい友達、特別可愛がっている後輩や部下にはついつい特別扱い、いわゆる「えこひいき」をしてあげたくなるときってありますよね。

自分が気に入っている相手にはよくしてあげたいと思う気持ちはとても自然なことなので、誰にだってあることです。

しかし、えこひいきしている自分とそのえこひいきされている相手は良くても、周囲はいいふうに思っていないことがあります。

「アイツだけえこひいきされてズルい」「周りも頑張っているのに不平等じゃないか!」と言われることもあるでしょう。

えこひいきと言われ、そんなつもりがなかったので心外に思うこともあるでしょうが、周りからはそう取られているのです。

自分の気持ちのままにすると周りとの亀裂を生む「えきひいき」、なんでしないほうがいいのかということをここではご紹介します。

この記事の目次

えこひいきをしないほうがいい8個の理由

えこひいきと聞くと、特定の人だけ可愛がられて優遇されるというようなあまり良くないイメージがありますよね。

えこひいきをしている人は、「ほかの人に害を与えたい」「特定の相手にだけ利益を与えたい」と思っているのではなく、ごく自然に相手に対して親切にしてあげたいと思っているだけで決して黒い感情ではないのですが、周りは「その人ばっかり!」「ほかの人間はどうでもいいのか!」と思われがちです。

そんなえこひいき、しないほうがいい詳しい理由をここではお伝えします。

差別になる

集団生活で、特別な1人を優遇するとほかの人たちに不利益を生むことがあります。

例えば、会社で自分が手掛けているプロジェクトがあったとします。

そのプロジェクトはとても大きな規模なので補佐役が必要で、アナタは誰かを補佐に選ぶことができます。

その際に、自分が手塩にかけて育ててきた後輩うあ部下を選びたいとい気持ちはとても普通のことなのですが、周りからすれば「自分にだってチャンスがあってもいいはず」と思います。

しかし、そんな周りの気持ちを無視して自分のえこひいきしている相手を選ぶと、ほかの人は「差別された」と感じることでしょう。

同じように頑張ってきたのに「気に入られている」というだけで差別されてチャンスが失われるのは、ほかの人にとってはとても悲しいことですよね。

嫌われる

えこひきいという言葉があまりいいイメージがないように、えこひいきする人は周りから嫌われます。

愛情や評価が偏っている人を尊敬したり好きになったりすることはなかなかありませんよね。

もし、職場でアナタが誰かをえこひいきしたとして、ほかの同僚はいい気分ではありません。

職場で好かれる先輩や上司は「公平であること」が必須です。

職場で嫌われてしまうと人間関係が悪くなり、下手したら仕事に差し支えることがあるので注意しましょう。

また、自分が嫌われてるだけでなく自分がえこひいきしていた人も同時に嫌われるおそれがあります。

「自分だけいい思いをして」「どうやって取り入ったんだ?」など、周囲から黒い感情をも持たれることもあります。

気に入って可愛がっていた相手が自分のせいで周りから嫌われてしまうのは本望ではありませんよね。

もしかしたら、そのえこひいきをしていた人は周りの目を気にして本当はひいきをしてほしくなかったかもしれませんよ。

噂される

えこひいきをするときは、特定の相手に特別な感情があることがほとんどです。

それは同性間でも普通にあるものですし(師弟的な関係、友達の中でも親友に当たる人)、誰にだって「特別な相手は優遇してあげたい」という気持ちはあるはずです。

しかし、男女間でもえこひいきは、余計な誤解を招きやすく噂されることも多いです。

「あの人がやたら◯◯さんをえこひいきするのは、2人が付き合っているからだ」「◯◯さんが上司をたらしこんだから仕事で優遇されている」など、根も葉もない噂を立てられてしまうこともあります。

えこひいきしている人は「特定の人以外をどうでもいいと思っている人」として周りから信頼を失っているのでこうなってしまうと、いくら「噂は事実じゃない」と弁明をしても白々しく映ってしまうだけです。

噂は関係のある人以外にも全くの第三者にも知れ渡りますし、下手したら将来の出世などにも響くことがあります。

噂されるようなえこひいきっぷりはとても危険です。

不満が出る

大勢の中の1人を特別に目をかけたり、好待遇をとったりすると「なんでアイツだけ」「自分だってちゃんとしている」と遅かれ早かれ必ず不満が出るものです。

会社などの組織でえこひいきをしてしまうと、この不満がきっかけで「やってらんない」「どうせ頑張ってもあの人しか褒められないんでしょ」など周りのモチベーションが低下したり、「あの人に任せたらいいんじゃないですか?

自分はできません」「自分は期待されていないので、もう教えていただかなくても結構です」など、自分の指示や指導に反発してくるなど業務に支障をきたすことがあります。