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えこひいきをすべきではない8個の理由(続き5)

しかし、そのえこひいきは果たしてその頑張っている人のためになることでしょうか?

成長につながったりするようなえこひいきであれば喜ばれるでしょうが、「余計なお世話」のようなことはしないようにしましょうね。

もったいない人

「東大卒の人が何故わが社のような小さな会社に…もったいない!」というように、超高学歴の人が中小企業に入社すると、先輩や上司は「すごいヤツが来た」とちょっと驚きますよね。

最近では大会社以外にも超高学歴の新入社員はたくさんいますが、ほかの一般的な大学を卒業している新入社員よりも高学歴な新入社員に一目を置いて接している人が多いでしょう。

そして、その学歴や能力に期待をして「自分の後継者に!」と教育に熱が入ってしまう管理職の人は多いはず。

もったいないくらいの学歴なのでついついえこひいきしてしまうこともあるでしょう。

地元や学校が同じ人

自分と地元や学校が一緒の人と会うとちょっとテンションが上がりますよね。

仕事や大学進学で上京してきて、何だか寂しい気持ちになっている中で同郷の人に会うとほかの人よりもちょっとだけ特別な気持ちになるはず。

特に田舎方面の人だと地元が被る確率が低いので特にそうでしょう。

そのため、同郷の人や同じ学校の人には目にかけてあげたくなるものです。

「地元の◯◯ってお店、まだあるの?」「◯◯先生っていたよね?」なんて周りの人がわからないような身内ネタや昔話、地元あるあるで盛り上がることもあるでしょう。

最初はなんとも思っていたなかった周りの人も、ずっとそんな感じだと不快感を覚えることがあるので、地元や学校ネタは2人のとき以外は控えるようにしましょうね。

恋人

友達でもない、家族でもないと特別な存在である恋人。

自分と相手しかいない特別な関係なので、特にえこひいきをしてしまう相手です。

友達と遊んでいても、恋人から連絡があったらそっちを優先してずっとスマホを触ったりしてい人っていますよね。

せっかく会話をしていてもそっちのけで恋人との連絡ばかり…周りはウンザリしていることでしょう。

誰よりも特別な恋人なので、ほかの人よりも最優先にひいきをする人も結構いることでしょう。

大学のゼミや職場の飲み会に参加しているときに恋人から「今すぐ会いたいから来て」なんて連絡がきて、どんなに盛り上がっていようが自分だけサッと脱出なんて姿はなかなかかっこ悪いものです。

仲の良い友人

友達は友達でも、特に仲のいい友達には親愛をこめてえこひいきしたい気持ちになりますよね。

小学校のころなどに、ほかの友達が先に「貸して」と約束をしていたものを、特に仲のいい友達があとから「貸して」と言って来たらこっそり優先して貸したりしていませんでしたか?

「キミだから、特別だよ」という気持ちは幼いことからあったはずです。

特別仲がいいわけではない友達よりも仲のいい友達を優先したい、優遇したいというのはいくつになっても誰にだってあるものです。

こうしてさらに仲を深めるということもあるので、ほかの友情に差し支えがない範囲ではまだ許容されるえこひいきでしょう。

えこひいきはしないほうがいいかも…?

いかがだったでしょうか?

えこひいきはされている人やしている人はいいかもしれませんが、それを見ている周りの人からすれば気持ちいいものではありません。

「自分も特別扱いしてほしい」という気持ちはないでしょうが、特定の1人を持ち上げることによって周囲の人を蔑ろにしているという状況に不満があったり腹を立てている人が結構いるのです。

もし自分の近くにえこひいきをしている人・されている人がいて、周囲の人間である自分が不利益を被ったり不遇な扱いを受けたらどう思いますか?

もし次にチャンスがあったのは自分だったのに、誰かのえこひいきによってそのチャンスが奪われ、えこひいきされている人ばかりにそんなチャンスばかりがあったらどう思いますか?

光があることによって影があるように、偏った待遇は何処かで必ずしわ寄せがあります。

えこひいきによっていい気分になるのは、えこひいきの当事者2人だけなのです。

周りはただその茶番のようなえこひいきに振り回されて、迷惑するばかりです。

一般的に、えこひいきは不平等だと感じている人がほとんどです。

ここでお話したようにいいイメージはほとんぼどないし、とにかく大勢の不満をあおって怒りを買うことになるので、職場や友達間でのえこひいきはやめておいたほうがいいかもしれません。