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自己啓発とはどういう意味?正しい6...(続き2)

ポジティブだけでは「無謀さ」が見え隠れしてしまいます。

きちんと「客観性や根拠を持ったポジティブ」ならばとても良いと思いますが、根拠のないポジティブさは周りの人間にも悪影響を与えてしまうこともあり得ます。

「ポジティブさ」と「ネガティブさ」を上手く使いこなせる人材が、人間社会では大成していくのではないでしょうか。

④集中力

人は何かの物事に従事するとき、その物事に対する一定の「集中力」が必要になります。

物事に対し効率的に「集中」するためには、幾分かの「ストレス・緊張感」が重要になると思います。

これは「単純作業」を思い浮かべてみると分かると思いますが、単純な工程を長時間やり続けていくことで、緊張感がなくなり、思いもよらない失敗に繋がってしまうことがあります。

「いつもやっている…」、「慣れているから完璧…」という一種の「オゴリ」のような発想が、物事の完了・達成を邪魔して、結果的に失敗をもたらしてしまうケースは経験がある人もいるでしょう。

そんな中重要になってくるのはやはり、「集中力」です。

仕事の質を向上していくためには、この「集中力」が必要不可欠です。

与えられた仕事以上のものを評価されたい場合は、この「集中力」を身につけて、自分にしかできない仕事を周りに示していくといいかもしれません。

⑤情報収集

昨今の「ネット社会」を考えると、「知らない事」が余計に「恥」を感じる世の中になってきました。

誰でも簡単に「情報」を手に入れられるという状況が、「知らない事への恐怖や羞恥」をより強めているのだと思います。

そんな中「情報収集」は、「知りたい情報を集める」という意味ですが、これを能力と捉えると、難しい部分が出てきます。

「知りたい情報だけを、迅速に・正しく・簡潔にまとめること」になってくると「急に自信が無くなってくる」と思います。

ネット社会が普及する一方で、「正しい情報」と「間違った情報」が錯綜し、その結果、その多過ぎる情報に振り回され人々の判断や行動を歪めていっています。

そんな一歩間違えれば危険な状態に陥ってしまう情報社会で勝ち抜くためには、「正しい情報をどれだけ迅速に的確に集められるか?」が勝負の分かれ目です。

虚偽情報に振り回されないために、「情報収集能力」は今後の社会では必須事項となるでしょう。

⑥成功哲学

今や本屋に行けば「ビジネス書」として、専用の本棚が設置される程、多くのタイトルが日々出版されています。

この「ビジネス書」を読み、自身の価値観を見直していき、最終的に自身の行動を修正していく事も、列記とした自己啓発に当たります。

先人たちの「成功と失敗」を紐解き、今度は己の血肉として活用していくことで、「自分の人生をよりよいものに…」という目標を達成できるのです。

成功哲学は全てが自分に当てはまる訳ではありません。

きちんと「なりたい自分」を見据えて、いるもの、いらないものの「取捨選択」をきっちりやっていく事が必要です。

何でもかんでも考えなしに取り入れていくと、効果が出る前に慣れない事を無理して、自分が先に潰れてしまう事もあると思いますので注意が必要です。

⑦積極的態度

「自己啓発」では、「ネガティブシンキング」を否定したりはしません。

「不安に思う事」は決して悪い事ばかりではありません。

「不安に思う」からこそ、「まだ足りない」と努力するのだと思いますし、実際今もこの記事を読んでいる方は「今の自分から変わりたい…」と「不安」に思っているからこそ、「自己啓発」を考えているのでしょう。

ある種「不安」は「自己啓発」の原動力にもなります。

ですから一部の「ネガティブシンキング」は「自己啓発」において重要なのです。

しかしながら、毎回毎回「ネガティブが良い」という訳ではありません。

きちんと訓練を反復し、ある程度の時期が来たら、「勇気を出して前に進もうとする」という意識が全くないのも、「折角自己啓発してきた意味が無い」ということになってしまいます。

ですから、ここで言う「積極的態度」というのは、「自身の努力の結果」によるまぎれもない「自信」の事です。

物事に取り組む「実行力」がなければ、どんなに努力を重ねても意味がありません。

そういった「積極性」は「ネガティブ」が根源でもいいのです。

「ネガティブ」を抱えながら、「変わりたい」と努力できれば、十分な「自己啓発」に繋がります。

人生における自己の発展への「積極性」を考えるのなら、「その自分になる為の多岐に渡る数々の方法」がありますので、考えてみて下さい。

⑧セルフコントロール