「セルフコントロール」とは、簡単に言うと「自制」のことです。
「一か月で○○キロ痩せる」と「テーマ」を掲げた時、たまには大好きな「お菓子食べたい…」、「今日くらいケーキ食べちゃお…」と、「テーマ達成が遠のく行動」をしてしまいがちです。
こういった時に重要になるのが「セルフコントロール」です。
きちんと目標を見据え、それには「何が必要なのか?」を考え、不必要・悪影響を及ぼすものに対しては「自制すること」が出来なくては、いつまでも結果に結びつかない地獄の泥沼ダイエットは終わりません。
目標達成のためには何が必要か、冷静に自制できる能力が必要不可欠でしょう。
⑨人間関係
自分の身を置いている環境でのびのびやっていくためには、「人間関係の形成」が非常に重要でしょう。
居心地が良いのにも関わらず、「反りの合わない上司が一人いる」だけで、その状況は簡単に一変していまいます。
下手に敵を作り、己の「大切な居場所」を手放してしまうのはとても勿体ない事としか言いようがありません。
いまいる自分の環境の全体像をしっかりと捉え、その中で自分はどうあるべきなのかをある種客観視できなければ、「よりよい人間関係の形成」はなかなか難しい能力が問われるものとも言えます。
つまらない事で自分の大切な居場所を無くしてしまわぬよう、よりよい人間関係を形成できる「自己防衛」の能力を培う事を考えてみるのはいかがでしょうか?
⑩人間的魅力
上の能力に付け加えると、「人間的魅力」があればさらに上手い「人間関係」が築けるでしょう。
「人間的魅力」とは何でしょうか?「優しさ」、「気さくさ」、「頼りがいがあること」、「美しさ」、いろいろとあると思います。
これについても「今の自分には何が必要か?」をきっちりと考え、「自己啓発」の流れを組む事が重要でしょう。
⑪不動心
前述の「セルフコントロール」にも繋がりますが今の時代、「不測の事態」というものがいろんな場面で起こる事が考えられます。
ネットの普及により、SNSなどが発展し、「個々の意見の強さ」がより大きくなっているのが現代の特徴だと思います。
そういった中で「○○ハラスメント」という言葉も横行し、ある一部の個人的意見が強くなる一方で、それを向けられた個人が不必要に叩かれる状況をテレビでも多く目にする機会が増えました。
そういった中で、揺れ動く己を律する「不動心」を持つことで、その「不測の事態」から身を守ることが重要になると思います。
相手の怒りにつられ、こちらまで迂闊に怒ってしまうと今度は、論点のズレたところである「怒った事」について責められるという訳の分からない事態も招きかねません。
ですからあくまで「冷静に」、「ブレない自分」を持っておくことが非常に重要で、何かと騒動の多い今の世の中では必要不可欠な能力でしょう。
⑫問題解決
そんな問題が起こってしまったら、次に「解決する方法」を考えなくてはなりません。
「問題解決」には、「問題の経緯・原因」、「どうすれば事態を収拾できるのか?」、「次からどうすればいいか?」という大きく分けて3つの事柄が重要になります。
この3つの事柄を冷静に見据え、判断していく事は出来ないと、前項のような「相手に乗せられて迂闊に怒る」という最悪の事態を招いてしまいます。
この問題の当事者は「何に対し問題視しており、それがどうなればいいのか?」という事を誤解のないようにきっちり整理して、問題の全体像とひとつひとつの詳細を見ていく必要があります。
自分の問題解決であっても、他者の問題に第三者的に介入する状況でも、非常にレベルの高い能力が問われるのがこのテーマです。
⑬リーダーシップ
組織には「良きリーダー」が必要不可欠です。
その部署その部署に「代表者」がいることで、多数の人間が働く進捗状況を正確に捉える事ができ、その状況をまとめて進路修正したり、組織の上層部や外部の取引先に情報を伝える事が出来るのです。
つまり「リーダー」が悪ければ、組織の中にも関わらず、「全くの個人主義」で全ての工程を任せる事になってしまい、「連携」が崩れてしまうのです。
そうなったら、組織である意味はなくなってしまうというのが恐ろしい事です。
どのように「リーダーシップ」を取ればよりよい結果が導き出せるのか、組織の中では一番重要とも言っていい能力であり、これが備わっていたら重宝される事は確実と言えるでしょう。
自己啓発の6個の方法
「理想の自分」になるために、自分に足らない能力を考え「問題提起」ができたところで次は、「実際の自己啓発の方法」に話を移りたいと思います。
まだまだ「自己啓発」に対して何だか恐いような「抵抗感」があるかも知れません。
恐い自己啓発セミナーのようなものに騙されないように、しっかりと要点を踏まえてみていきましょう。
1.ビジネススクールに通う
「足りない能力・精神」が見つかったら、それを補うために必要な事が学べる「学校」に通うのはごく自然な選択と言えます。