CoCoSiA(ココシア)

憶測で物事を判断しないほうが良い1...(続き4)

円滑な人間関係を気付きたいのであればいい加減な予測はやめましょう。

自信がなくなる

憶測で物を言っていて、それが全く当たらなくなってくると自分に自信がなくなってきます。

しかし、別に何かを当てようとしてギャンブルのような人生を送らなければならないわけではありません。

ですから、憶測で考えて自信をなくすようなら最初から憶測で考えなければいいだけの話です。

つまり、自分が何かを予想する際にはその根拠となるもの、きちんとした情報やデータを徹底的に集める、その上で分析するといういたって普通のことをすれば、自信がなくなるというようなことはまずありません。

自分に自信がありすぎるのも困りますが、全く無くなってしまうのもこれも困りますよね。

ですので、自分で自分を信頼できる人生を過ごすためには、憶測で考えようとせずにきちんと根拠に基づいて考える癖をつけましょう。

思い込みが激しくなる

憶測でものを判断する人は、最初はそれが自分でも憶測であるとわかっているのですが、だんだん自分の中で真実にすりかわる場合があります。

もちろん実際は真実ではないのですが、自分の言うことはただしい、間違っていないと思いこんで、それが自分の中での現実となってしまうのです。

この状態を「妄想癖」ということがありますが、酷い場合は精神疾患として診断されることもあります。

妄想癖がある人は、自分の中だけでですが嘘が本当になる、憶測が真実になるという状態になります。

このような状態になってしまうと、いくら周りが違うと言っても聞く耳を持ちません。

そのうち根拠として嘘の情報を持ちだしてくることもあります。

情報に振り回される

憶測でものを言う人は、持論を展開するのですが、それに利用されるのはほとんどが既に出回っている情報の寄せ集めです。

わかりやすい事例で言うと、例えば医療の資格を持たない人が、医療のことについてブログなどに書いたとします。

そういう場合はほとんど根拠はなく、その記事の内容は既にインターネット上で公開されている記事の寄せ集めだったりします。

しかも、その寄せ集めた情報が必ずしも正しいとは限りません。

また、正しいかどうかさえ自分で判断することができないのです。

正しいことが分からない状態で専門的な知識をひけらかそうとしているのですから、情報集めの最中に違う内容の情報が入れば、わけがわからなくなりパニックになります。

このように、もともと正しいか正しくないかわからないのに、知ったかぶりでやってしまう人は情報に流されやすい傾向にあります。

流されやすくなる

憶測で物事を判断するようになってしまうと、流されやすくなります。

上記でも少し述べましたが、もともと根拠が無く不安定な状態で予想しているのですから、その根拠となるものを判断しながらも探してしまっているわけです。

そうなると、少しでも違う材料が出てくると、「もしかしてこっちの意見がただしかも」とこれまた根拠がないままに判断材料に加えてしまうのです。

このようにしていると、どんどん自分の意見が変わっていきますし、憶測していた内容も変わって来るので、信用してもらえません。

最初の方でも申し上げましたが、憶測が憶測を呼ぶ状態になってしまい、さらに流されやすいために自分でも収拾がつかなくなってしまいます。

内容によっては、笑い話ですまなくなりますし、自分でどうにかできるものでもないでしょうから、本当に気をつけなければなりません。

️憶測で判断しないためには

では、憶測で判断しないために何かできることはあるのでしょうか?

もしあなたが「私はついつい憶測で判断してしまう」と思っているのであれば、それをしないようにする方法って知りたいですよね。

しかし、「憶測なんかで判断したくない」と思っている時点で既に一歩前に進んでいると思います。

憶測で判断してはいけないと、どれだけ言われてもわからないかた、自分では憶測で判断していると思っていない方は、その考え方や思考回路が変わることはまずありません。

でも、自分を変えたい、どうにかしたいと思っているのであればきっと変わることができます。

それでは、憶測で判断しないために実践できることを、ひとつずつお伝えして行こうと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。

データや数字を見る

そもそも憶測で判断すると言うことは何度も申し上げている通り、「判断材料が無い」という状態であると言うことです。

ですので、その考えに至るまでの経緯や決定は全て自分本位で行っているのですよね。