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包容力がある人の12個の特徴(続き6)

そして、何か起きた時に柔軟に対応できるようになります。

もしもあなたが雨に関しては、「雨が降るのは悪いことだ」という考えしかもっていなかったとします。

でも、その人以外の人は「雨が降るから虹を見ることが出来る」「雨が降るおかげで渇水しなくてすんでる」なんていう考えの人がいるかもしれません。

1つの物事には1つの真実ではなく、その出来事・事象を見る人によってその真実が変わることがあります。

この雨の例はそれです。

雨が悪いものとしか認識できない人は、雨がいいものだとは決して思えないんです。

しかし、誰かが雨はいいものだという考えを教えてあげることができれば、その人は雨に対して悪い考えだけを持つことはありませんね。

これは、戦争なども同じです。

負けた国にとっては嫌な思い出になるかもしれないですよね。

しかし、戦争が終わったことはどの国から見ても、争いの時代が終わることでいいことだらけなのです。

固定観念は時には、良いですが、悪い結果を引き起こしてしまうことがあるんですね。

そのようなことにならないためにも、

「色々な価値観があるということ」

「考え方があるということ」

「人が皆同じことを考えているわけではないこと」

「自分の意見が絶対に正しいというわけではないということ」

を理解しておくべきなんです。

そのために、読書で色々な経験談や価値観を知ったり、自ら体験を通して色々なことを体感しておくことが大切なのです。

脳をきたえる


包容力がある人は、どんなときでもすばやく冷静になにかを判断することができます。

これって、色々な経験をしてきたということももちろんありますが、脳の力が大きいんです。

脳というとIQだなんてありますが、まさにそういうものです。

私たちが思っているよりも、脳は素晴らしい力を発揮してくれます。

でも、脳を鍛えるっていってたって何をしたらいいのか分かりませんよね。

そんな時は、小学生の頃などにやった100マス計算をするのでもいいのです。

他にも、何か資格の勉強をすることでも脳は活性化されますよ。

脳は使わなければ衰えるもの

脳というのは、使えば使うほどどんどん進化していくものです。

私たちの脳にはシナプスという枝みたいなものでつながれているのはご存知でしょうか?

そのシナプスは、脳を使えば使うほど増えて綿密になるというのですから驚きですよね。

しかし、いっときだけ脳をたくさん使ったとしても持続させなければそのシナプスは消え、脳はどんどん衰えていきます。

そして日常的に考えることが苦手になってしまったりするんですね。

毎日忙しいからといって、新しい何かに触れる機会が少なかったり、いつも同じことの繰り返しをしていると、それだけで考える機会は減りますね。

いつもと同じようにしていれば失敗する必要もありませんし、考える必要もなくなるのですから。

時事ニュースや雑学、頓知や駄洒落を知ることで生まれる余裕もある

脳を鍛えるには、難しい勉強をしろというわけではありません。

毎日のワイドショーでテレビニュースを見るのでもいいですし、ネットで時事ニュースをチェックするのでもいいんです。

ただ、そこで受身にならないで欲しいのです。

あなたはそのニュースを見てどのように感じたか、またどのように反論するのか、どこがいいと思ったのか共感できたのかなど色々と考えをめぐらせて見ることです。

人間というのは必要に迫られなければ、何かを問題視してみることはありませんよね。