就活を成功させるためには、自分が就職したいと思っている企業が今求める人材または人物像をよく把握し、自分がその点で推薦できる人であることを具体的にアピールする必要がありますね。

その中でも、よく社会人として求められるところとして「協調性」があげられます。

でも、この「協調性」って具体的に言うと、どうゆうことなのでしょうか?
きっと、皆さんも自分なりの「協調性」の定義というものがあるかもしれませんが、意外と人によって、定義が様々なんです。

それで、もしかしたら、あなたも本来の「協調性」の意味を間違ってとらえているかもしれません。

そこで、就活でよく聞かれる「協調性」に関する質問にしっかりと的確に答え、就活を成功させるために、「協調性」の意味、そして就職面接でどのようにこの点をアピールできるのか、ということを調べていきましょう!

人によって定義が曖昧な「協調性」

皆さんは「協調性のある人」というとどのような人をイメージしますか?
もしかしたら、複数で何かを行うときに波風を立てないような人をイメージするかもしれません。

または、周りの人の意見を鋭く察知して、まとめるのが上手な人をイメージするかもしれません。

会社によっては積極的に自己主張ができる自主性をとても評価しているところもありますが、日本の大多数の企業は、協調性を高く評価する傾向があります。

それで、よく面接などでは「私は協調性があるので、会社にすぐに溶け込めます」というような社会性のある人物であることをアピールすることがあるかもしれません。

でも、実際問題「自分は協調性がある」とはいっても、具体的にどのように、という質問には答えにくいですよね。

きっと、みなさんも周りの人なんかに「協調性って何?」と聞いたら、いろいろな答えが返ってくることでしょう。

日本の社会でとても重要視されているとはいえ、人によって定義が微妙に違うので、なんとなく曖昧になりやすいのがこの言葉なんです。

でも、このままなんとなく曖昧な理解で、「自分は協調性のある人間です」ということを面接で言うなら、面接で失敗する恐れがあります。

直接的にそうはいっても、その本当に意味することを理解していないなら、具体的なことを聞かれても答えることはできませんし、多くの志望者が同じく「協調性があります」とアピールしているので、裏付けがないならその言葉の真実性はなくなります。

あなたに特別な魅力や可能性を感じてもらうことも難しいでしょう。

ですから、しっかりと企業がもとめている「協調性のある人間」の本来の意味を理解して、そして、それに基づいて自分をアピールする必要がありますね。

就活でミスしやすい!本来の協調性ってこういう意味

面接で成功するためには、企業が求めている「協調性」の意味を理解しなければいけません。

それを理解しないで、ただただ雰囲気で「協調性があるので、だれとでも円滑に仕事を進められる」という誰もが言いそうなフレーズでは、内容が特にないアピールになってしまうわけです。

では、本来の「協調性」というのはどういう意味なのでしょうか??
辞書で調べてみると「他の人と物事をうまくやって行ける傾向や性質」という風に説明されています。

さらに「異なった環境や立場にいる複数の人が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質」というような説明もあります。

つまり、自分とは異なる人間とうまくやっていき、協力して何かを遂行するために必要な素質なわけです。

だから、社会においての協調性というのは、いろいろな人と上手にコミュニケーションが取れ、仲良くやっていくことのできる人であることに間違いはありません。

なぜそれが企業活動において重要視されているのかというと、協調性の高い人間が入社するとより人間関係がよくなり、その結果社員全体のモチベーションは上がり、業績が上がると考えられているからです。

同じ会社にいる社員はみんながそれぞれの個性や考えや性質を持っているわけなので、そのような様々なタイプの人と互いに助け合ったり、時には譲り合うことによって、みんなで一つの目標を達成することができる人ということですね。

スタンドプレーといわれる個人での高いパフォーマンスができる人を求めている企業もありますが、多くの人と一緒に協力して仕事ができる人材を求めている会社では、とても高く評価される性質なのです。

ただ「多数派に従う」という意味ではない

つまり、協調性というのは、何かいつも周りに合わせて自分の意見や考えを持たない人ではありません。

いつも多数意見に自分の考えを左右され、常に妥協してなあなあで過ごすことでもありません。

人のいうことをなんでも鵜呑みにして、自分を殺すことでもありません。

一般に「協調性のある人」ということをネガティブにとらえると、他人との摩擦を避けたり、他人と意見がぶつかり合うことを避けるために、自分の考えを持たない人といったイメージを持ちがちです。

でもそれって、社会において本当に望まれる人材ではないこともしばしばです。

いつも、多数派に従うというだけであれば、それは誰でもできることなのです。

問題や対立を解決・調和させる行動がとれること

ただ、「協調性がある」ということは、そのような意見の違いや何かの対立があったときにこそ発揮されるものでしょう。

協調性を重視する会社では、一人で進めていく仕事よりもグループで、または複数人が協力して何か一つのことを作り上げることが多くなります。

そのようなとき、いろいろな意見や主張というものが出てくるのは当然ですし、そこからスタートすることでしょう。

でも、そのような問題や対立が起こった時に、自分の主張だけをして、自分とは違った主張を持つ人たちを理解したり受け入れる姿勢がないなら、協力していくのは難しくなっていくことでしょう。

確かに、そのように自分を主張できるのは一つその人の魅力です。

ただそれだけでは、グループや複数人で協力して仕事を成功させる、というのは難しくなることでしょう。

いくら優れた能力があったとしても、それを共有できなければ意味がないのです。

そこで、問題や対立を解決したり、違いを調和させる行動がとれる人が「協調性のある人」ということなのです。

仕事ができる人というのは、自分ひとりでなんでも行ってしまったり、作業を進めていってしまう人ではありません。

自分の持っている情報やスキル、能力などを周囲に伝え、それを共有してチームとしての作業の効率を上げたり協力を促したりすることができる人です。

そして、グループで何かを達成するためには確かに、妥協というものも必要なときがでてくるでしょう。

でもそれは単に自分の意見を全く持たない、ということではありません。

しかし、みんなで何かを達成するためには当然、自分の好みでなくても協力しなければいけないこともありますし、自分の考えとは違ったことを進めていかなくてはいけない時もありますので、そこで自分を他人と調和させるために柔軟に対応して、周りの人と調和よくやっていけるかが問われているわけですね。

だから、企業が求める協調性のある人間というのは、積極的に自分個人の特性や特徴を生かしつつも、目標達成のためには自律的にチーム活動ができる人なのです。

就活で出てくる協調性

就活では、自分を企業に売り込むためにアピールしなくてはいけません。

自分の性格や素質が企業にとって、どれほど役立つかということを売り込んでいく必要があるわけです。

そこで、企業側に対しての自己PRとして「協調性がある」ということを使うことができます。

では、どんな場面でこの「協調性」をアピールしていくことができるのでしょうか??

こんな質問のときに使いやすい協調性

企業の面接でよく聞かれる質問に対して、「協調性がある」というこをアピールすることができます。

でも、この時気を付けなければいけないのは、単に質問に対して「私は協調性があります!」と答えるだけでは意味がない、ということです。

自分で自分を協調性がある人間だ、といったとしてもまったく信頼性も真実性もないからです。

根拠がないなら、説得力がありません。

なので、相手に「協調性があるな」ということを判断して感じてもらえるような答えを言うのがベストです。

では、よく聞かれる面接の質問で、面接官に「この人は協調性のあるタイプだ」と感じてもらうために、どんなふうに答えることができるのでしょうか??

「あなたの長所はどこですか?」

「あなたの長所はどこですか?」という質問で面接官が知りたいことは、仕事の適正の有無や自己認知ができているか、という点です。

自分の性格のいい点をアピールするとともに、仕事にそれをどう生かせるかということをアピールする必要があるのです。

それで、面接官があなたと一緒に仕事をするイメージがわくような答えをすることが大事なのです。

ここで、自分が協調性があることをアピールしたい場合でも同じです。

協調性があるという長所がが、どう仕事を進めていくことに有利であるかをアピールする必要があります。

例えば、「私の長所は、だれとでも円滑な人間関係を築くことができるところです。」と答えたとして、それを仕事においてどう生かすのか、ということも説明しましょう。

「相手を不安にさせないために、迅速な対応や情報の共有を心掛けてきた」などの具体性を持たせることも大事です。

「グループでのあなたのポジションはどこですか?」

グループでの自分の立場について聞かれる、ということもあります。

この場合、面接官はあなたが自分のことをどれだけ認識しているか、ということも見ています。

そして、ここでは何かチームのリーダーになっていなければ価値がないということではありません。

どんなポジションであってもチームにとって、自分がどのような良い影響を与えられるか、ということを考えればいいわけです。

ということで、自分がどんなポジションであったとしても、その立場でどのようにチームのために行動してきたかということを話せます。

「グループで対立が起きたらどう対処しますか?」

これは、グループ内で何か問題が起きたり、意見の対立というものが起きた時こそ、その人の協調性というものが問われ、問題解決のための姿勢や努力や取り組みについて、しっかりとした考えを持っていることが必要です。

それで、この質問がきたら間違いなく協調性をアピールすべきところなのです。

対処する方法として自分なりの答えがあるとは思いますが、相手の話を聞くことや、自分とは違った意見を受け止めることや、その状況においてグループが調和するようにどのように自分の特性を生かして、グループのために働きかけることができるかということを説明できます。

「今までで1番頑張った経験はなんですか?」

この質問に対して、自分の努力やスキルを語ることも大切ですが、ここで周りの人のサポートや協力というものをちゃんと認識していることを表すことができるでしょう。

自分ひとりの力だけでできないことなのに、あたかも自分だけが努力して頑張ったというように話す人よりも、周りの人と協力して取り組んでいたり、その周りの影響を認めている人のほうが信憑性がありますし、協調性を感じられるので一緒に仕事をするイメージもつけやすくなります。

「これまで誰かと何かやり遂げた経験を教えてください」

この質問は、どのように他人と一緒に物事を成し遂げてきたかということをアピールするチャンスになります。

学生時代の部活でも、バイト先のことでもいいと思いますが、周りの人たちとの関わり方、何を成し遂げたのか、どんな課題があり、乗り越えたのか、自分の特性を協力関係においてどのように生かすことができたのか、ということを伝えることができます。

「あなたの友人はあなたをどのように見ていると思いますか?」

この質問も、あなたの人間性やチームで何かをやり遂げる際の役割や協調性を問う質問です。

ここでも、友人たちと一緒にいるときの自分の役割や行動を伝えることができます。

どんな役割であっても、具体的な場面を踏まえながら、自分が友人からどう見られているか、ということを話しましょう。

「あなたの嫌いな人はどんな人ですか?」

自分にとって苦手な人、さらに嫌いなタイプというのは人間だれしもいますよね。

このことについて質問されるときは、そのあとに対外「そのような人が職場にいたらどのように対処するか?」ということもセットで質問されます。

嫌いな人のことを話すのは自分にとってのマイナスイメージを与えると思って、抽象的に答える人もいるかもしれませんが、具体的に答えるほうがよいでしょう。

そうすることによって、そのような人とどのようにこにゅニケーションを取り、どのように対処するかといった質問に対しても具体的な取り組み方を説明できます。

この「どのように対処するか?」という点が一番大切なことになるので、ここでどのようにその人に歩みより、どのようにその人の問題と思える部分に対してこちらが見方を変えたり、対応を変えてうまく折り合いをつけていけるか、ということを話せるかもしれません。

「あなたにとってチームワークとは?」

この質問に対しての正解の答えというのはないかもしれません。

でもここで、チームとして働くときのメリットというものをはっきり理解していれば答えやすいでしょう。

集団として何かをするときに、どのようにひとりひとりが自分の得意分野や特性を生かして、一人ではできないようなことをやり遂げるか、ということを考えるなら、自分の役割、そしてチームとしての機能というものについて語ることができるでしょう。

自分個人の働きや特性が、どのようにチームとしての働きに貢献し、どのような影響を与えるのか、ということをしっかりと把握することによって、協力することの大切さや強調性の大切さについて自分の考えを語ることができるでしょう。

ESの自己PRで協調性をアピール

エントリーシート(ES)では必ず自己PRを問います。

ここで企業は、あなたが会社が求める能力や長所を持っているか、ということを把握しようとしています。

ですから、ここでも協調性というものをしっかりと伝えることができるわけです。

このエントリーシートに自己PRを書くときの基本的なポイントとしては、最初に結論を書くことができます。

つまりここで「私は○○に自信があります」「私の長所は○○です」というように結論を先に持ってきてから、そのあとに具体的にそのことを裏付けるような内容を書きます。

自己PRは強みをアピールする場

自己PRは自分の強みをアピールするところです。

それで、ここで自分の良い点や企業にとって必ずプラスになると思う点を具体的に伝えていきましょう。

協調性を感じてもらいたいといっても「私は協調性があります」というのと、「私は糊のような役割の人間です」というのでは、インパクトも具体性もまったく違いますね。

それで自己PRでは、一般的なあいまいな表現ではなくストレートな表現で具体性を持たせて伝えていきましょう。

そして、気を付けたいのは自分で自分を評価した言葉だけを並べないことです。

「私はだれとでも仲良くできます。

~では誰にも負けない自信があります。

」というような言葉がいくら書かれていたとしても、それで企業は「そうなのか!」と思いますか?
思いませんね。

自分でそういったところで何も説得力もないし、根拠がありません。

それで、結論として最初に述べた自分のアピールポイントを裏付ける具体的な出来事や経験エピソードを書くなら、よりイメージが付きやすくなります。

そしてここでも、面接と同様、どんな課題をどのように取り組み、どのように乗り越えたか、という点が大切です。

ただただ「頑張った」ということでは、まったく響きませんし、人事の人たちは就活生の「○○を頑張った」ということにもう聞き飽きています。

協調性をアピールしたいなら、周囲の人とどのような問題や対立があり、どのような工夫や行動によって解決したのか、どのような対処をしてその出来事をまとめたのか、ということを「物事に取り組むプロセス」として詳しく書きましょう。

つまり、問題・課題をどう分析し、原因に対してどのように対策を講じ、結果どうだったのか、ということを流れに沿って書くなら、相手にとって明確に伝わるPRが書けるでしょう。

企業はそれを見て面接するので書いたことは忘れないように

企業は面接時にもそれを見ています。

それで、面接時にそのことについて聞かれたり、あなたが話すことと照らし合わせています。

それで、適当なことを書いては面接のときにボロが出てしまう可能性がありますので、ちゃんと真実を書きましょう。

協調性というアピールポイントは、あなたの人間性、人柄を表す経験を述べるので、それは素直な気持ちで話せることのほうが相手に伝わりやすいものです。

そして、書いたことは忘れないようにしておきましょう。

グループディスカッションは協調性を見られる瞬間

ある人事の人は、「グループディスカッションの時に協調性の有無を見て判断している」と言いました。

なので、このグループディスカッションでどのように周りとのコミュニケーションをとっているかというのは、かなり大切なポイントです。

では、人事の人は特にどういったポイントでチェックしているのでしょうか?

グループメンバーを引っ張っていけるか

まず、グループの中でどのようにメンバーを引っ張っていっているか、というところです。

でも、ここで注意したいのは、自分がリーダーシップをとろうとあまりにも主張しすぎていて、周りを置き去りにして暴走しているならそれは失敗です。

周りがちゃんと見えていません。

グループでの行動で、自分のことばかりを主張しすぎるのはよくありません。

メンバーひとりひとりと足並みをそろえつつ、どのように引っ張っていけているかを見ているわけです。

もちろん、ただただ何も言わずに、他人が言ったことをその通りしているだけでもいけません。

自分の情報や考えをみんな上手に共有していきつつ、メンバーをまとめる能力が必要です。

メンバーの話をちゃんと聞けているか

そして、他の参加者の話や意見をちゃんと聞けているか、ということが見られています。

ひとりひとりのメンバーの意見や話を聞くにしても、それをちゃんと理解し共有するようにして聞くことが大事です。

相手の話を聞く姿勢というのは、とてもチェックされています。

ただただ聞き流すということではなくて、うなずいたり、理解していることを表することだ大事です。

このことは、他人の意見について少し言葉を変えて繰り返し考えを確認したり、さらに質問して相手の考えをはっきりさせたりすることによってできるでしょう。

相手の意見や考えを理解する能力は、その後みんなの意見をまとめるのにとても大事なことです。

バラバラの意見を上手くまとめられるか

バラバラのメンバーの意見をどのようにまとめていくか、ということが大事になってきます。

メンバーの話を聞いたうえで、その意見の違いにどのように取り組むのか、ということです。

みんなの共通点、そして相違点などをはっきりさせたうえで、どのように歩みよったり、違いを解決できるか、ということです。

意見を取り入れて新しい提案ができるか

さらに、その際に自分とは違った意見を聞いたうえで、どのように新しい提案ができるのかということも試されます。

ほかの意見がでたところで、自分の主張に固執するだけなら協調性があるとは言えません。

それまでの議論をまとめて、グループ全体という視点から見て最善のものを見つけ出していく、という姿勢です。

発表を進んでやれるか

そして、協調性というのは情報を共有していく能力も含まれていますから、どのように他人に向けて自分たちのまとめた意見というのを発信していくことができるかも見られています。

それで、発表は進んで行いましょう。

就活で協調性は低評価になる可能性?

企業で協調性が高く評価されているはずなのに、就活の面接で協調性をアピールすると低評価になる、と聞いたことってありますか?
なんだか矛盾しているように感じますが、どうして協調性のアピールがマイナスに働くことがあるのでしょうか??

理解が人によって異なるため勘違いされやすい

よくエントリーシートに「自分の強みは協調性です」と書いている人がいます。

でもこの協調性とことば、人にとって捉えられ方が異なる意味の広い言葉です。

「○○性」とか「○○的」といった言葉自体が抽象的なアピールです。

それで、一見使いやすくてイメージよさそうな言葉ですが、面接官から見ると全く内容がないアピールなのです。

つまり、協調性というのは人によってイメージが違います。

おとなしくて自分の意見を持たず、常に多数派に従う人、といった印象を持たれることもあるので、それでは結局社会的に自主性の感じられない人といった判断をされかねません。

ということで、ひとこと「協調性のある人間です」というアピールは、勘違いされやすいアピールでもあることを覚えておきましょう。

具体的なエピソードがあればOK

それで、協調性といっても、どのような意味で協調性のある人間だということをアピールしているのか、具体的なエピソードがどうしても必要です。

利害や意見の異なった、対立しあう者同士がどのように問題を解決しようと取り組んだのか、ということをアピールするなら、あなたの協調性は企業が求めている協調性と合致していることを理解してもらえるかもしれません。

また、性格の違う人とどのように譲り合って調和を図ったか、というエピソードもあればいいでしょう。

ただ「協調性があります!」だけはNG

ただ「協調性があります」というだけでは、その言葉に真実性や信頼性がありません。

内容のないアピールは逆効果です。

それで、具体的にどのような立場でどのような経験をしてきたか、ということを話しましょう。

例えば、協調性があることを表現できるような別の言葉でまず自分を紹介します。

「自分は縁の下の力持ちとして活躍できる人間です」というような感じです。

そして、どのような場面でその力を発揮できたのか、ということを話します。

どんな問題が発生したのか、どんな課題や目標に取り組む必要があったのかという状況を説明しましょう。

その後、その問題解決や課題や目標を達成するためにどんな努力や工夫をして来たか、ということを話せます。

ここはとても大事な部分で、協調性や自分の価値や能力についてアピールするところなので詳しく伝えましょう。

さらに、その取り組みの結果や成果などを話します。

このように、協調性をどう生かして、どのようにチームのために貢献し、成功することができたのか、何を学べたのかというような具体的なエピソードが必要です。

ただし、時間の面で超過することは決して良くありませんので、時間内で話しましょう。

結論は最初にいうといいですね。

弱すぎるエピソードもダメ

エピソードは具体性と、しっかりとした内容がなければ意味がありません。

どういった課題があり、どのように取り組み、どのような成果があったのか、ということを自分の性格の良い面と合致させながら話す必要があります。

なので、単なる「みんなで協力しました~」で終わるようなエピソードではいけません。

弱すぎるエピソードは逆に、浅さを感じさせてしまいますので、自分自身が感じたことや、周りとのかかわりの中で自分がどのような立場で、協力したりチームとして成功させるためにどのような取り組みと努力ができたのか、ということをしっかりと伝えましょう。

キーワードは対立→解決

先ほどの例にもあったように、キーワードは対立と解決です。

協調性というのは、「他の人と物事をうまくやっていく傾向や性質」や「異なった環境や立場にいる複数の人が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質」というものを指します。

それで、それを難しくするような状況にどのように取り組んできたのか、ということを伝えたいわけなので、何かグループ内で問題が起きたり、意見の対立という状況に面した時のコミュニケーションや問題解決の力というものをしっかりとアピールしていきましょう。

話しやすいのは学校やバイト先での経験

どんなエピソードでもいいのですが、話しやすいのは学校で課題を取り組んだ時のことや何かみんなで活動していた時のこと、さらにはバイト先での経験なども話すことができるでしょう。

いずれも、いろいろな背景の人たちとどのようにうまくやっていくことを学んだのか、ということを話せるでしょう。

協調性を上手に活用して就活をスムーズに

いかがでしたか?
就活の面接でよく言いがちな「協調性が強みです」という言葉。

でも、一般に抽象的にとらえられている協調性と、企業側が求めている協調性というのは少しずれがあることが多いようです。

それで、まずは企業がどのような素質や性質を持っている人材を求めているのか、ということをはっきりと理解したうえで、自分がそれとどのように合致していて、企業にとって自分の性格や特性がどのように生かせるのかということをアピールできなくてはいけません。

そのために、自分の性格やグループとしての立場・役割などを把握し、自分が周囲にどのようによい影響を与えることができるのかをしっかりと理解しておきましょう。

協調性がある、ということは自分で判断することではありません。

周りの人(面接官)が「この人は協調性のある人だ」ということを感じ取り、判断することなのです。

なので、”協調性”という言葉自体で伝えるのではなく、具体的なエピソードでしっかりと伝えていきましょう。

そうすれば、きっとあなたの就活ももっとスムーズに、そして自信をもって取り組んでいけますよ!