ネガティブな自画自賛タイプの特徴を見る前に、まずは基本的なポジティブ型の自画自賛タイプをみていきましょう。
自分に自信がある
ポジティブ型の自画自賛タイプは、とにかく自分に自信があります。
そのため、自分の出来たことに対してとても褒めるんですね。
それも自画自賛しない人にとっては理解できないくらいに褒めちぎっているシーンを目の当たりにするかもしれません。
自分に自信があるからこそ、目標としていた物事を達成することができたのです。
でもそういう理屈なしに、できたことに対して「やった!できた!」「できた俺ってやっぱスゴイ!」なんてニヤニヤしながたら、その達成した物事を思い出していたりします。
そうなんです。
自分に自信があるからこそ物事を達成、そして自分でその結果を認めてあげるからこそ新しい自信につながっていくんです。
日本人というのは根本的に誰かに認められてナンボという感覚を持っていることが多いですよね。
きっとそれは武士社会の名残なんでしょう。
それに現代の社会でも上の者に気に入られなければ、自分の身分があがらないなんていうこともありますからそれが習慣づいてしまっている人もいるわけです。
しかし、そのような環境に依存していると、毎回褒めてもらえるというわけではないですよね。
小さい頃であれば何か出来るごとに褒めてくれていたご両親だって、あなたが大人になればそんなことはしなくなります。
もしもしているご両親であれば過保護なのかもしれません。
誰にも褒められないと自信がつかない・・・という他力本願な人生を歩んでいて何が楽しいでしょうか?
自分で決めた目標を自分で達成するからこそ、達成した喜びを味わい、幸せになれるんですよね。
そのように考えると、自信をもつために自画自賛するのって良いことなんです。
自己評価が高い
あなたは、自分への評価は高いほうですか?それとも低いほうでしょうか?
なかには、自分への評価が低いからこそ他人からの評価を高くしようと努力している人もいることでしょう。
しかし、それだと先ほどもお話したように”他力本願”な人生になってしまいますよね。
ポジティブ型の自画自賛タイプというのは、そのように他力本願でいきていません。
いつも自分の力で何かをなしとげて、自分の自信につなげているんです。
そのため、自己評価がとても高いんですよね。
後ほどご紹介しますが、ネガティブ型の自画自賛タイプというのは自己評価が限りなく低いです。
だからこそ、周囲の人に自分を認めてもらう承認欲求が高くなってしまっているんです。
自分の人生は自分で決めるということを分かっているのがポジティブ型の自画自賛タイプなんですよね。
自己評価が高いと、選ぶものややるべきことのすべての基準が高くなります。
人というのは面白いことに、自分のレベルにあったものを選択するようになっているんですよね。
ですから、仕事の質もあがりますし、身なりや服装もとてもよいものになります。
シワのよっているものなんて絶対に着ません。
自分の評価が高いからこそ、自分のレベルをあげることができるんですネ。
あなたはどうでしょうか?なりたい自分になれるのが”自己評価の高いメリット”です。
良い意味でナルシスト
自己評価が高いということは、自分のやってきたことや今の自分自身にとても大きな自信をもっています。
要するに”ナルシスト”なんですよね。
なんでもできる自分がすきだし、がんばって前に進んでいる自分を誇らしげに感じているんです。
しかし、そんじょそこらのナルシストとはワケが違います。
というのも、ポジティブ型の自画自賛タイプというのは、そのナルシスト加減をあまり表にださないからです。