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当て馬とはどういう意味?当て馬とし...(続き2)

もし自分が利用されやすいタイプに当てはまっているという人は、自分が周りに利用されていないか、少し注意深くなった方が良いかもしれません。

1.言うことをすんなり聞く人

人の言うことをすんなりと素直に聞ける人は、当て馬として利用されやすいです。

当て馬を利用したい人からあれこれと上手いことを言われてその気になってしまったり、その人の意図するように自分が動いてしまったりすることがあります。

もちろん正直で素直な心を持つことはとても素晴らしいことですし、誰でもそうなれるわけではありません。

しかし、純粋な気持ちは時に企みに利用されてしまうこともあるため、何でもかんでも素直に聞き過ぎてしまわないように用心しましょう。

時には相手を疑ってみたりすることも社会で生きていく上では必要でしょう。

2.欲のない人

全く欲のない人というのはいませんが、生きていく上で必要な欲以外はあまり欲望を持たない人も当て馬としては選ばれやすいです。

一見欲のない人は利用しにくく思えるかもしれませんが、欲がないからこそ、より強い欲を持った人に利用されてしまうことがあります。

例えば本人に全くそんな気はなくても、その人が誰かを狙っているかのように吹聴し、その人自身が当て馬として利用されることもあります。

また、欲のなさから善意で行動したことに対してあれこれと尾ひれをつけて、本人の与り知らぬところで勝手に当て馬として利用されることもあります。

3.割り切った考え方ができる人

割り切った考え方ができる人は、もしも自分が当て馬として利用された場合に、「まあそういうこともあるか」「仕方がない」と割り切れて、諦めることが出来ます。

素早い切り替えはその人自身にとってメリットになりますが、同時に当て馬を利用した人にとってもメリットになります。

当て馬を利用する人は、後々まで面倒事になる人をターゲットには選びたがりません。

特に粘着質なタイプの人の場合、自分が当て馬に利用されたと知ったら、自分を利用した人間をいつまでもしつこく恨み、必ずどこかで復讐しようと企むことでしょう。

そうなると折角当て馬を利用して上手くいった人も、後になって面倒事に巻き込まれてしまいかねません。

賢い人ほどそこの匙加減をよく理解しているので、物事を割り切って考えられる人を当て馬として利用したいと考えるのです。

4.罪悪感を覚えにくい

罪悪感を覚えにくいタイプの人も、当て馬としては利用されやすいです。

例えばねずみ講をしている人がいるとします。

その人が目当ての人物を引きこみたくて、同じねずみ講をしている人に「あの人はお金持ちだから引きこめば報酬が良くなるかもよ」と囁きます。

するとそれを教えてもらった当て馬役の人は早速目当ての人物を引きこもうとしますが、口が上手くなく、相手に警戒され嫌煙されてしまいます。

そこで自分が登場し、さも「災難でしたね」と相手に同情する振りをして、弁舌で目当ての人物を自分の側へと引き入れてしまいます。

この場合最もずる賢いのは当て馬を利用した本人ですが、利用された側も、誘いをかけた相手を不快にさせたことに対し、あまり罪悪感を覚えていなければ、気持ちを引きずることはありません。

このように、良くないことや勧誘、犯罪に当て馬を利用する際に、罪悪感を覚えにくいタイプの人は当て馬役として利用されやすいです。

5.実務家的

実務家的とは、実務家のようなものの考え方や振舞をしている人のことを指します。

実務家と言っても、その人によって携わる実務の種類はさまざまで、専門的な分野で実務を行う場合が多いです。

理屈や机上の空論ばかりを並べ立てる頭でっかちな人よりは、あれこれと動き回り、具体的な仕事に携わっている人の方が、当て馬としては利用しやすいと考えられています。

6.確実に目的を達成しようとする人

確実に目的を達成しようとする人は、当て馬を利用しようとする人からすれば、行動が分かりやすく、当て馬のターゲットとなりやすいです。

目的を達成させようとする人は、例えば自分の進む道に障害物があれば、それを避けて通るか、退かそうとするでしょう。

利用する側の人間にはそれが分かっているため、敢えてその人の進む道に障害物を置いておきます。

そうすることで、その人が障害物を避けるか退かすかの行動を取らせて、自分の本来のターゲットとなる人物との接点を持たせようとします。

確実に目的を達成しようとする人は、自分の立てた計画通りに物事を進めようとしますし、それが仮に上手くいかなくても、軌道を修正させて目的に確実に向かおうとします。

しかしだからこそ、それを利用しようとする側からは分かりやすい行動に映ってしまい、狙われやすくなってしまいます。

7.裏方に徹する人

裏方に徹する人は、決して表舞台に立とうとはしません。