これも悪気があってわざと雑にやっているわけではないのですが、「まぁいいか」となってしまい丁寧に最後まで作業をするということができない傾向にあるのです。
掃除機をかけているときも、あと一部屋で全部かけ終わるのに「まぁいいか」と途中でやめてしまったり、こだわってきちんとかけようという気がないのでノズルをつけかえて部屋の角まできちんと掃除しようと思わなかったりします。
掃除はしたんだからいいじゃないか、という感じなので、「角に埃が残ってるよ!」と言われても、別にいいじゃないか、という感覚なのです。
だらしないと思われるかもしれませんが、無頓着な人からしたら、普段生活する上で影響がない部屋の角が汚れているくらいどうでもいいことなので、それを気にする人の方が細かい、と感じてしまいます。
その分、他の人が角を掃除しなくても気にしません。
自分はやらないのに人には求めるというタイプよりは良いですが、気になる人にとっては気になって一緒に暮らすのは大変そうですね。
誰とでも付き合える
こだわりが無いだけに、友達にもなにかを求めるということが少ないです。
自分はこうだけれど相手はそうじゃない、という局面でも、別に気になりません。
だからこそ、誰とでもある程度仲良く付き合えるというのは良い点と言えるでしょう。
たとえば会社で派閥争いがあって雰囲気が悪くなっていてもあまり気になりません。
自分の気持ちがのってさえいれば誰とでも楽しくできます。
我が道を行くという感じでしょうか。
ちょっと猫みたいな性格とも言えるかもしれませんね。
他人の気持ちに鈍感
頓着しないから誰とでも付き合える反面、頓着しないからこそ誰とも仲良くできないという面もあります。
なぜなら、他人の気持ちをあまり気にしないからです。
自分の気持ちが判断基準で他のことにこだわりがないので、気乗りがしなければ前から友達と約束していたことでもドタキャンしてしまうことすらあります。
ルーズな面があって、お金の管理がきちんとできていないという人も。
借りたお金を悪気はないのになかなか返さなかったり、反対にお金を貸したはいいけどまったく返してもらえなかったりということもあります。
身なりなんてかまわない
ファッションにあまり頓着をしないというパターンもあります。
こだわりがないので好きなブランドや好きな格好というものがあまりありません。
おしゃれにこだわらないのはまだしも、髪がぼさぼさでも眉毛がのびっぱなしでも気にならないというケースとなると身だしなみの範疇になってきますよね。
爪をきちんと切らなかったり、お風呂もあまり入らなかったりとなると、不潔でもありますし見た目がだらしなく見えてしまいます。
他人の目が気にならないということなので、本人としてはそれでたとえ周囲の人に眉をひそめられようとも特に気になりません。
自分の好きな格好をすれば良いのですから別に寝癖がついていようがアイロンのかかっていない服を着ていようが問題ないのですが、汚い、臭う、というレベルになってくるとちょっと考えものです。
部屋や持ち物にこだわりがない
部屋や持ち物にこだわりがないので、部屋のインテリアなどにも気を遣いません。
そのとき必要なもの、目の前にあったものをぱぱっと買ってしまうだけなので、インテリアの統一感がなくばらばらなことも多いです。
きっちり収納しておきたい、と考えるタイプがあまり多くはなく、きちんと棚にしまうよりも、棚すらなく床の上にいろんなものを放り出しておくという人もいるでしょう。
他人の目からは乱雑に見えても自分では物のある場所を把握してそこに置いてあるつもりなので、下手に人が片付けてくれるとどこに物があるのかわからなくなってしまってとても混乱してしまいます。
こだわりの筆記用具、こだわりのカバン、なども持っていないことが多く、手回り品にもとても無頓着。
カバンの中に使えれば良い、どこかでもらったボールペンをぽいっと放り込んでおくような感じです。
「社会人なのだからお客様の前でくらいもっときちんとしたペンを使ったら?」と同僚に言われても、書ければいいしこれで不自由していないのになんで?と思ってしまいます。
他人の目を気にしない
他人の目を気にしないというのは、良いことでもありますし、悪いことでもあります。
バランス良くできていれば一番良いのですが、気にしすぎても気にしなさすぎても、どちらかに偏ってしまうとやはり良くないですよね。
本当はやりたいことなのに、「子どもじゃないのにいい歳してなにやってんだって思われないかな」「女のくせにちっとも女らしくないって言われないかな」と周りの目を気にして、やりたいことができないというのは残念なことです。
迷惑をかけるような行為でなければ、他人の目は気にせずやりたいことをやった方が人生楽しいはず。