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無頓着になってしまうことの10個の特徴(続き5)

しかしながら他人の目を気にしなさすぎて、非常識な行動をしたり、他人に迷惑をかけたりする結果になってしまっては、いくら自分がやりたいことをやるためだとしても良くないですよね。

どうせやるならお互いに気持ちよくできるように心がけるべきです。

たとえば、ピンク色が好きな男の人がいるとします。

周りの人は「ピンク色は女の子の色だよ」「男のくせにピンクが好きなの」なんて言ってくるかもしれません。

それを気にして、「ピンク色は嫌いだよ」とか「ブルーの方が好きだよ」と嘘をついていては、自分にも嘘をつくことになってしまいます。

他人の目は気にせず、堂々とピンクが好きだと言って良いし、ピンク色の洋服を着ても良いでしょう。

でも、会社の取引先の方が亡くなってお葬式に行かなければならないという場面でも、「自分はピンクが好きだから」と言ってピンクのスーツを着て行ってしまったらどうでしょうか。

相手の方との信頼感があって、敢えてピンクのスーツを着ることこそが弔いの気持ちを表現することになるなど、特別な理由がある場合を除いては控えるべきでしょう。

他の出席者のことも考えるべきですし、それができないということは、悪い意味で他人の目を気にしない、頓着しない人である、ということになってしまいます。

おおらか

おおらかとは、漢字では『大らか』『多らか』と書きます。

人柄がゆったりしていて、細かいことにとらわれないという意味です。

無頓着のもともとの言葉の意味と同じで、本来は「おおらかな人」「おおらかな性格」といった感じで良いこととして使われていた言葉です。

ものが多い、というときにも使われます。

細かいことは気にしないおおらかな性格だと、基本的に穏やかですぐ怒ったり嫌なことがあっていつまでも引きずったりということはあまりしません。

常に心にゆとりがあるので、なにかトラブルが起きても「起きてしまったものはしかたない」という考え方でいます。

トラブルを起こした人に対して怒ったり、周りの人に八つ当たりをしたり、ということもありません。

感情に左右されにくいので、物事を客観的に見て冷静な判断を下すことが得意です。

しかしながら、これまた無頓着と同じで、最近では『おおらか』という言葉には必ずしも良いイメージがついている、というわけではありません。

言い換えるなら雑、気遣いができないというような意味合いで使われることが多いようです。

自分がおおらかでいられる分、周りの人たちはストレスを受けているというケースも考えられます。

物事をあまり気にしない本人を見ている周囲の人たちの方がはらはらしたり、「こんなことを気にしないなんて、なんて無神経な人なんだろう」と思ったりしてしまいます。

基本的には「おおらか」は、「お客様は神様です」の言葉がおもてなしする側が言う言葉であって、客側が自分で言う言葉ではないのと同じ。

自分で「わたしはおおらかなんです」という場合は、それはおおらかではなく非常識なだけなのではないか、と疑った方が良いでしょう。

毎度忘れ物をしても多少遅刻をしても、自分は『おおらか』だから気にならない。

なんていう場合は、本人が気がついていないところで、忘れ物を届けさせられる近所に住む友達や、「おねえちゃんがしっかして忘れ物がないように面倒みてあげなさい」とお母さんに叱られるおねえちゃんや、遅刻されたせいで待たされて自分まで巻き添えで遅刻してしまう集団登校の同じ班の子がいるかもしれません。

【おおらかについては、こちらの記事もチェック!】

ストレスフリー

ストレスを感じるときというと、連想するのは人間関係や仕事上のストレスが多いのではないでしょうか。

でも実はストレスというのは、どんなときでもたまっていくものなのです。

嫌なことをされたときだけでなく、楽しいときにもたまってしまうって知っていましたか?
興奮や不愉快な気持ちなど、なにかしらの影響があれば必ずストレスはたまっていくのです。

自分のしたいことだけしていれば疲れないか、というと、そういうわけではないのですね。

毎日遊び歩いていたら身体が疲れてぐっすり眠ってしまうでしょう。

精神疲労にも同じことが言えるのです。

そして、とても些細なことでもストレスは感じます。

たとえば居酒屋さんにいるとして、注文の品が運ばれてくるまでの間タバコを吸おうとします。

テーブルの上に灰皿が見当たりません。