「今日は野暮用で一緒に行けないんだ!ごめん」なんて言葉をきいて「野暮用ってなんぞや!?」と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?
野暮用と言われたことに対して「それってどういうことなの?具体的にどういうことなの?」なんて更に質問をすると嫌な顔をされて、こちらまで嫌な気分になってしまうことがあります。
では、如何してその人はわざわざ”野暮用”という言葉を使い、それを問い詰めたらいやな顔をしたのでしょうか。
ずばり、野暮用とはあまり知られたくない、公にしたくないような出来事をあらわす言葉だからです。
当たり前のことだったり、相手に伝える必要の無い出来事であればあなただってあまり多くの人にその物事についての話をしないのではないでしょうか。
しかし、あまり聞きなれない言葉だからこそ聞きなおしてしまうんですよね。
この記事では、「野暮用」という言葉について特集しています!
また、どんなときにその言葉を使うべきなのか、その言葉を使うことによって相手にどのような印象を与えることになるのかもお伝えしています!
間違った意味で使わないように”野暮用”の言葉をしっかり理解しておきましょう!
️野暮用ってどんな用事?
「野暮用があるからさ」なんていわれたって、初めてその言葉を聞く方にとっては「なにいっとんじゃぁい!」とつっこみたくなるはず。
だって、野暮な用事ってなんなのよ、って話だからです。
「君は野暮だなぁ」なんて言葉葉使うけれど、野暮用という言葉は遣ったことが無い人は多いのでは?
それなのに急に会話のなかで「野暮用」なんていわれても困ってしまいますよね。
だって話がまったく理解できないし、どのように返事をしたらいいのか全く分からないからです。
では、想像してみましょう。
”野暮な用事”とはいったいどのような用事なのでしょうか?
あなたなりの答えをイメージしましたか?
または「そんなことくらい知っている!」と知識を頭に思い浮かべたでしょうか。
では、野暮用の本当の意味を確認していきましょう!
実は、野暮用というのはひとつの出来事だけをさすのではなく、話の状況やその話しての状況によってあらゆる意味になるんです。
野暮用の意味は…
日常的な用事
野暮用(やぼよう)とは、日常的な用事のことをさすことがあります。
例えば、「会社帰りにのみに行く」「一人でショッピングを楽しむ」「家族と一緒にでかける」「毎朝または会社帰りにコーヒー専門店でコーヒーを飲む」なんて、日常的にやっている行動があるのではないでしょうか?
それって誰かに伝えるまでもなく、自分のなかの出来事として完結してるはずです。
逐一何かをするたびに行動を誰かに報告するなんて、子供じみたことをきっとしていないはずだからです。
それにわざわざ「これから一人でのみに行くからさ」なんて伝えたら、その伝えた相手が「じゃあ一緒にいきますよ!」なんて言い出すかもしれない。
そうしたら、”一人で楽しむお酒”が飲めなくなりますよね。
また、家族との用事があるからなんて伝えたら「家族はどういう人なのか」なんていう話題になりかねません。
そんな話題になることが想像できてしまい、その内容を話すのがめんどうくさいと感じるのでわざわざ”野暮用”と表現するんですよね。
あなたもそのように”誰かに触れて欲しくない日常的な用事”ってあるのではないでしょうか?
職務上の用事
仕事をしていたら当たり前のように行う仕事があるはずです。
出勤後の取引先の会社周り、さらには書類をまとめることだってそうですよね。
そういう”やることが当たり前”のことに関しても”野暮用”と使うことがあります。
また、そのように当たり前のようにこなしている仕事だけではなく、仕事関係の人間関係の話や人付き合いのことも含まれます。
「上司とのみに行く」「部下を慰める」なんていうのも会社に関連する出来事ですよね。
会社にいなければその人に出会うことは無かったし、会社にいるからこそその人間関係がなりたっているわけです。