彼女の前ではついついでれでれしたくなってしまうもの。
でも、そのでれでれが許されるのは、二人の間だけで、周囲は必ずしもそれを好意的に感じるわけではありません。
いわゆるバカップルになってしまいますからね。
なので普段はクールに見える男性でも、彼女と二人きりでいる時は、とてつもない甘えん坊になっているという人もいるかもしれません。
今回はそんなでれでれを彼女の前でする男性の特徴をご紹介します。
でれでれを彼女の前でする男の16個の特徴
彼女の前ででれでれしてしまう人とは具体的にどういった人でしょうか??
彼らにはかなり共通の特徴があります。
他人が見ればすぐそれと分かるような大きな特徴です。
その特徴を美点として捉える女性も多くいます。
彼女達はその特徴によって、いわゆる母性本能をくすぐられているのでしょう。
1.顔がにやけてしまう
好きな気持ちがにじみ出てるといったところでしょうか。
この程度なら全く問題はありませんね。
むしろかわいいものです。
むしろこの程度のでれでれはいつまでも持っていた方がいいかもしれません。
愛情表現の一つですからね。
2.彼女のためなら何でもしてしまう
男にとってはそれが喜びなのかもしれませんが、彼女がそこまでしてほしいかどうかは、彼女にしか分かりません。
ありがた迷惑という可能性も充分にあります。
それ以前に、もし彼女の方でもこれをよしとするならば、後々の恋愛の大きな障害となるでしょう。
というのも、いずれ「何でもしてしまう彼氏」と「何でもされてしまう彼女」という関係が当然になってしまうからです。
これはお互いの自立心を大きく損なうことになります。
何でもしてしまう、といっても現実的には限界があります。
恋愛初期はできても、いずれできなくなることも増えてくるでしょう。
でも彼女の方では何でもされることが当然になっているので、彼氏が何でもはしてくれなくなると、それがストレスになる恐れがあります。
ただそれだけで最近冷たくなったと感じ始めるかもしれません。
自立心の欠如は、後々こうしたストレスを抱えることにもなるので、何でもする、何でもされる、といった関係は控えた方がいいでしょう。
3.彼女のことが好きで好きでたまらない
恋愛感情としては素晴らしいとは思いますが、日常において視野が狭くなってしまいます。
常に頭の中は彼女のことだけ、となれば、当然連絡もしたくなります。
自分がやるべきことを放置してまでも、彼女に対しての感情を優先してしまうでしょう。
彼女の方でも初期は「そこまで想ってくれているんだ」と嬉しくもなるでしょうが…やがて、それは重さを増します。
一日に何回も連絡がくれば、嬉しいを越えて鬱陶しくもなるでしょう。
好きで好きでたまらないのはいいとしても、やはりある程度は理性でコントロールする必要があります。
極端な感情は、いずれ温度差を痛感することになるでしょう。
4.彼女に頼り切り
これが後々のすれ違いの大きな原因になります。
依存そのものですね。
いうまでもなく、これは彼女にとって負担となっていきます。
母性本能をくすぐる、なんていうかわいいレベルはとっくの昔に越えているでしょう。
自分が彼氏を頼りたくても、彼氏の方が一歩先に自分に甘えてくれば、自分が甘えることもできないでしょう。
それはもう彼女にとってのストレスでしかありません。
この恋愛の末路は残念ながらもう決まっています。
度を越えたでれでれが、二人の関係性を大きく変えることになる典型的なパターンと言えるでしょう。
5.男性からメールをする場合が殆ど
彼女が忙しくてなかなか返信をしないと、彼氏はさらにメールをしてくるでしょう。
「なんで返信くれないの??」「今そんなに忙しいの??」「俺のこと嫌いになったの??」という流れが目に見えますね。
これはもしかしたら現代病の一つかもしれませんね。
スマホ依存症ともいえます。
連絡が容易にできるからこそ、これもまた理性的にならなければいけません。
四六時中返信できるなんていう人は…よほどの暇人です。
勝手に甘えて、勝手に妄想して、勝手に落ち込むという、これまたでれでれ男子の悪しき特徴です。
僕が知ってる限り、この状況を好転させて、理性的かつ仲むつまじい関係に落ち着いたカップルは今だ見たことがありません。
用がない連絡の回数と恋愛に立ち塞がる壁は比例しています。
連絡回数が極端に増えた時は、かなり要注意かもしれませんね。
6.甘えたがり
でれでれの根本は甘えです。
許される程度ならいいでしょうが、限度は必ずあります。
彼女の方でも、極端な甘えは許さないようにしましょう。
一度の甘えは癖になります。
そしてさらなる甘えを求めてきます。
きちんと一線を引いて、時には一喝しましょう。
「男ならシャキッとしなさい!!」と。
7.ボディタッチが多い
外で二人で歩いている時は必ず手を繋ぐ、など、一見可愛らしいボディタッチ。
家で二人きりでいる時は、手を繋ぐどころか常にべったりくっついていることでしょう。
もちろんそれも愛情表現の一種ですから、大切なことです。
でも常にベタベタしていれば、彼女からすれば鬱陶しくもなります。
お互い居心地がいいスキンシップをとるよう心がけた方がいいですよね。
8.照れ屋
最低限照れるくらいの羞恥心を持っていれば、極端なでれでれは控えることもできるかもしれません。
極端なでれでれは羞恥心が欠けていることも原因です。
たまに駅の改札で、別れを偲ぶようにカップルが抱き合っているのを見かけますが、正直あまりいいものには見えませんね。
恥ずかしいから控えよう、という気持ちは恋愛に限らずけっこう大事ではないでしょうか。
9.ポーカーフェイスができない
ポーカーフェイスは理性的コントロールという意味です。
それができず、つい表情に出てしまうくらいならかわいいものですが、公共の場では、多少は必要になるでしょう。
二人でいる時はポーカーフェイスでいる必要はないのですから、その時は表情豊かに、外では最低限表情もコントロールした方がいいでしょう。
鼻の下が伸びっぱなしの男は、見ていてあまり見栄えがいいものではないでしょうからね。
10.女性依存、恋愛依存
恋愛において究極のでれでれがこれです。
自分にとって価値あるものを守りたいと思い、必死で守るよう努めるのは、当然のことですが、守ることと、依存はまるで意味が違います。
そして依存はより大きな依存となり、やがてそれなくしては生きていけないほどの執着となります。
「あなたなしでは生きられない」という響きが美しい映画やドラマのキャッチコピーがありますが、フィクションをそのまま鵜呑みにしてはいけません。
現実世界で、女性依存、恋愛依存になることは、破滅的です。
それに応えることができる女性はまずいませんし、応えられなければ男の依存度はより高くなります。
そうして満たされない欲は、悪意と憎悪に変化します。
恋愛で犯罪を犯す人がまさにこのタイプかもしれませんね。
恋愛感情は非常に強い感情なので、それが依存となれば、それはもう恋愛感情と呼べるものですらありません。
この傾向がある男性は、かなり深刻な問題を抱えているかももしれません。
男性は理性を忘れず、女性の方でも極端な依存にはかなり注意しましょう。
きっかけ一つで、恐ろしいことにもなるのが恋愛ですから。
11.自分に自信がない
自分に自信が持てない人は、他人からの評価によって、自分を支えようとします。
彼氏にとって彼女は、最も自分を評価してくれる立場の人間です。
自信が持てない、甘える、彼女に受け止められる、そうして愛されている実感を持つという構図です。
これは逆を言えば、受け止められないと、さらに自信をなくすということでもありますから、後々極端な依存になる可能性があります。
交際してる時点で、恋愛感情は成立しているので、きちんと事実を受け止めて自信を持ちましょう。
あまりの自信の無さは卑屈にもなってしまいますからね。
【自信がない人については、こちらの記事もチェック!】
12.冷静さがない
理性的な判断ができず、すぐ感情的になるのもよくない傾向です。
でれでれしてしまう男の特徴としてこれははっきり分かるでしょう。
これは本人が「冷静でいよう」という意識すら持っていないからです。
むしろ感情的でいることが心地よいと思っているので、よく言えば真っすぐぶつかってきます。
どんなに大好きな人と一緒でも、冷静さは必ず必要です。
その真っすぐな感情はいずれ重い鉛のようなものに変化していくでしょう。
13.人の目を気にしない
恥を知らなければ、人はどんなことでもできるようになります。
誰に何を言われてもかまわないという主張は時には必要ですが、恋愛においては、危険な思考にもなりえます。
二人だけの世界を作り上げすぎると、視野は狭くなり、他人からは批難の的にもなるでしょう。
他人の目を気にして恋愛するというわけではありませんが、公共の場での羞恥心は捨てないようにしましょう。
どこかで必ず誰かが見ているものですからね。
14.彼女を絶対に手放したくない
依存と執着の末路がこれです。
確かに大好きな彼女ですから手放したくないのは当然です。
問題はこの気持ちが実際の言動に出過ぎてしまうことです。
この気持ちは実際に表現すればするほど、彼女にプレッシャーを与えます。
恋愛表現の一つではなく、ただの束縛になっていくということですね。
束縛もまた限度があります。
軽い束縛は大事に思っている表れでもありますが、極端な束縛は窮屈でしかありません。
お互いの自立心をきちんと尊重していれば、こうした束縛は必然的に控えることもできますが、でれでれ男子は、そういった理性ある尊重がなかなかできません。
自分のことを受け止めてくれればそれでいいと彼らは考えるでしょう。
そして受け止めてもらえると、その安心感は徐々に執着と変わり、同時に束縛したくもなるのでしょう。
それが実際に形になった時は、残念ながら、その恋の未来は明るいものにはなりえないでしょう。
15.人に嫌われたくない
これは自信の無さを意味していますね。
自信が無く、他人の評価で自分を支えている人にとって、他人から嫌われることは劣等感に直結します。
だからこそ、自分を受け止めてくれる「彼女」という存在に甘えます。
無条件で自分を評価(恋愛感情を持っている)してくれる存在ですから、彼氏にとっては、自分を支える為にも必須な存在です。
この気持ちはもう、卑屈とさえ言えます。
人に嫌われたくないからこそ、愛してくれる彼女により執着するというわけですね。
男ならばやはりもう少し器を大きくしてほしいものです。
16.言葉で表現するのが苦手
こういったタイプの人はいわゆるボディランゲージに頼りきってしまうでしょう。
まさにでれでれですね。
つい顔がにやけてしまう、ボディランゲージが多めなどは、依存や執着にあまり結び付くこともないでしょうから、一つの恋愛表現として受け止めてもいいでしょう。
ただ、苦手とはいってもたまには言葉で表現してほしいものですよね。
でれでれする時の注意点
こうした特徴を挙げると、かわいらしいレベルと、深刻なレベルと二つに分かれるようです。
その境目は、やはり程度の差と思われます。
でれでれするのが悪いのではなく、極端なでれでれが危険ということですね。
変な言い方ですが「良いでれでれ」は、愛らしい恋愛表現であり、「悪いでれでれ」は執着と依存の表れということになるのでしょう。
そもそも誰もが、恋人の前では心をオープンにするわけですから、でれでれするのも必然です。
むしろでれでれして、充分心を穏やかにしてくださいという話でもあります。
ではなぜでれでれがここまで問題になるかというと、思ってる以上に「悪いでれでれ」をする男が世の中には多いからです。
では具体的にでれでれにおける注意事項を挙げてみたいと思います。
1.客観的に自分の姿を考えてみよう
どんなに大好きな人と一緒にいても、客観的、理性的な思考は必ず必要となってきます。
イメージしてみましょう。
今の自分と全く同じことをしている他人を。
その他人はみっともない姿ではありませんか?好感を持てる姿をしていますか?
その姿を彼女は愛してくれますか?
一種の陶酔状態
恋愛感情は非常に強い感情です。
時と場合によっては陶酔してしまうほど、自分の心を支配するでしょう。
それを胸の内で感じているだけならばいいのですが、実際の言動に現れると、見境なく感情を相手にぶつけてしまうでしょう。
一度や二度ならいいですが、何度も続くようでは彼女にとってその気持ちは負担になります。
たとえ陶酔状態にあっても、理性的であれば、きちんと冷静に見つめることが可能です。
この気持ちをぶつけて彼女は喜んでくれるのか?負担に感じるか?
客観的に判断すれば、その答えも分かるはずです。
恋愛とは自分の気持ちを満足させるためだけにするものではありません。
相手あってのことです。
お互いをきちんと尊重して気持ちよく交際を続けたいものですよね。
2.周囲の目を気にしよう
羞恥心を持ちましょう、ということです。
たとえ自分は気にしなくても、彼女は周囲を気にしているかもしれません。
そうであるなら自分も気にしなければ、どこかで言動にずれが生じてしまいます。
恥を知らないと、人のモラルは崩壊します。
そのモラルが崩壊した状態では恋愛が長続きすることもないでしょう。
彼女が周囲に自分の彼氏はいい男と自慢できるような彼氏でいれるよう、モラルもきちんと大事にしましょう。
3.彼女はそうされることを喜んでいるか、確認しよう
それにはやはり客観的なイメージが必要ですね。
自分の中では恋愛表現なのかもしれませんが、それを彼女が喜んでくれるかは分かりません。
彼女が喜んでくれないことは、二人にとってのマイナスでしかありません。
充分にイメージして、冷静に判断しましょう。
徐々に嫌になることも
付き合い始めた頃はどんなカップルも多少は浮かれているものです。
許せる範疇はとても広く大概のことは好意的に受け止められるでしょう。
でも、その寛容さは初めの頃だけです。
徐々にその範疇は狭くなります。
これは決して愛情の度合いが下がったということではありません。
これは一種の集中力とも言えます。
人間の集中力はその持続に限度があります。
いつまでも持続できるものではありません。
いつか必ず落ち着く時がやってきます。
その時こそが安定期なのですが、初めの頃は好意的に感じられたことも安定期では、過度に感じられるということはとても多いです。
それはもういいよ、という割り切りができる時期ということですね。
この時に問題なのが温度感でしょう。
彼女は安定を求め、彼氏は初期同様刺激を求めるなどのすれ違いは、徐々に彼女の中で嫌悪感が増していくことにもなります。
人は同じではいられないという真理ですね。
でれでれを愛情のバロメーターと感じている女性も多い
程度が問題ですから、でれでれを受け止められる程度は個人によって全く違います。
人によっては「ウザイ!」となることも、別の人は「恋愛感情」として喜んで受け止めることもあるでしょう。
この個人差がとても激しいので、でれでれは難しいのです。
こればかりはもう、付き合ってみないと分からないものです。
付き合ってる中で、培っていくべき見極めですね。
冷静に判断してツンツンするかでれでれするか、分別わきまえて恋愛表現しましょう。
対等な関係を築こう
まさに自立心の尊重ですね。
恋人としても人としても対等にお互いを尊重し合う関係が恋愛でも理想的だと思われます。
一方的な甘えは、対等ではいられなくなるので、でれでれするならば、それすらもお互い対等にでれでれするのがよいでしょう。
お互いがお互いを支え合うというのが、恋愛関係の理想像なのかもしれません。
4.時にはたくましさを見せよう
男たるもの、やはりやる時はやるという姿勢は欲しいですよね?
普段はでれでれしていてもここぞという時は、きちんと彼女を引っ張っていくたくましさ。
これはもうギャップ作戦のようなのですね。
男としてはやはりこういった強さを根底に持っていたいものです。
常にでれでれしていると弱い男に見える
弱く頼りない男…魅力的に見えますか?
これも個人差があります。
実際「ダメ男が好き」という女性もいるくらいですから。
とはいえそういう女性は、まれで、ほとんどの女性はやはり男性に強いたくましさを求めるのではないでしょうか?
でれでれという言葉を使うと、どうにも頼りなくだらしないイメージを持ってしまうものですが、言い換えれば女性に対して間口が広いということでもあります。
気を許せる心を持っている、もしくは心に隙があるということですから、でれでれしやすい男には好感も持ちやすいでしょう。
逆にあまりにも強固でストイックな心にはその隙がなく、女性側も近寄りづらいといった印象を持ってしまいます。
好感を持てるほどの間口を持っていて、なおかつ、芯はぶれずにストイックな性格であれば、それは弱さと強さを同時に兼ね備えた資質と言えます。
世の中のモテ男子の特徴がまさにこれですね。
母性本能をくすぐりながらも、やるべきことはきちんと一人で行える行動力と、冷静に判断する理性を持っている男はやはりモテます。
ただ弱いだけでも、ただ強いだけでも男としての魅力にはならないのでしょうね。
ギャップで魅力アップ!
つまりこういうことです!
全然甘えないのも寂しいし、かといって甘えてばかりでもいけません。
甘えるべき時は甘えて、やる時はやる。
男としてはこうでありたいと思います。
豊かな愛情表現と理解力、恋愛を上手く続けていくにはこの二つが必須なのではないでしょうか?
むしろ恋愛に限らず、生きていく上で、他人との絆を深めるには、自己表現と理解力は切っても切れない縁があります。
自分を表現して初めて他人にも理解され、信頼や愛情が芽生えたりするものです。
この時、第一印象と違う印象で好感を与えると、ギャップがあって、より魅力的に感じるということになります。
強さの中にある弱さ、弱さの中にある強さは、よりお互いを際立たせますから、この二つを同時に持つことは、充分その人の魅力となって輝くでしょう。
でれでれするばかりではだめ!
結論を言えばこういうことですね。
それだけではいけません。
そしてその限度もあります。
適度なでれでれは愛情表現でもありますから、限度をわきまえれば、二人の気持ちも豊かでいられるでしょう。
何度も言いますが、問題は「程度」です。
それさえ守っていれば「でれでれ」は可愛らしいものですよね?