上司が、「お昼ごはんをごちそうするから」、と言っても、行きたくなければ行かないのです。
全員がいかなかったことがあったときには、さすがにこちらが気を使ってしまいました。
スマホの世界、本の世界、ヨガの世界と、自分の世界を見つめているのです。
安定第一!
クリエイティブ、と聞くと、リスクを恐れず、時には無謀なこともやってのけそうな人間像を想像しそうですが、お花畑世代は、なぜか安全第一です。
仕事をする上でも、わりと慎重に取り組みます。
彼らを見ているいと、クリエイティブさと、リスクをとるということとを関連づけていたのは、自分の間違いだったなと思ってしまいます。
クリエイティブさのある人ほど、安全第一主義なところがあるような気さえしてきました。
団塊の世代が今の日本を支えているといっても過言ではないですが、団塊の世代とゆとり世代は、真っ向から反発し合うかのようです。
段階の世代もゆとり世代から、「頭の中はお花畑だ」と揶揄されているようです。
がんばれば何でも叶うと、努力を押しつけて来る!世の中はそんなに甘いものではない、という言葉を発するのはむしろ、若いお花畑せだい、つまりゆとり世代です。
学生時代、勉強もせず、火炎瓶を投げつけて、何でも「反対、反対」と言っていた団塊の世代ですが、なぜか「根性」世代です。
そのがんばりズムこそが、頭の中がお花畑だといわれる理由です。
大家族を経験していないのは、ゆとり世代より少し前の世代でも同じなのですが、ゆとり世代たちの親は、バブルを経験しているものの、本人たちは、好景気の恩恵を受けていないと感じています。
年上の人たちにたしなめられたり、欲しいものをグッとこらえるということを経験していないませんが、かといってよい思いもしていないので、世の中はこんなものという冷めた目をしています。
世の中が不景気にあえいでいるときに成長しているので、ボーっとしているくせに、身を守ろうという意識が働いてもいるようです。
どうしたら損をするのか、また、損をしないのかということを考える賢さがあります。
細かいことは気にしない
マイペースで、自分のことに没頭する気質は、細かいことは気にしないという、気質も合わせ持ちます。
自分の好きなことさへできればいいのです。
細かいことといったらどういうものを指すのでしょうか?
たとえば、身の回りの整理整頓や掃除などもできない人が多いです。
そして、できないことを苦にしないのです。
自分の身の回りにも気を使わない分、人がしなくても気にしない、文句をいわない(自分がしないのですから、文句のいいようがないですが)という好い面にもつながっています。
仕事も、ちょっとくらい期限が過ぎても、気にしない。
ちょっとくらい乱雑になっても気にしない。
というふうにお花畑世代は、細かいことは気にしません。
自分が損をしないとわかったことに関しては気にしないようです。
おおざっぱでです。
働きたくない・・・
お花畑世代に、お金か時間か、と聞けば、間違いなくお金を大切に思っていると答えると思います。
私もその一人です。
でも、その行動は間違いなく、時間のほうが大切だと思っているように見えるはずです。
お金が欲しい、大切だと頭では考えてはいるが、働きたくないのです。
がんばる、ということに価値を見いだせない人たちは、「働きたくない」と思っています。
働けること、仕事があることに感謝をする、といった考えはまったくありません。
できれば働きたくないのです。
良い仕事にありつきたいとか、仕事でドカンと成功したい、という人が、ほんとうに少ないですね。
要するに、苦労していないのです。
でも誰だって苦労はしたくないもので、苦労礼賛というのも、どうなんでしょう?と思ってしまいます。