そうなんです、「どうせ・・・・・・」なんです。
良い、好い思いをしてきていないので、つまり成功体験がないので、希望が少ないのだと思います。
よい思いはしてきていないけれど、苦労もしてきていない、という世代です。
もっとずっとよい思いをしてきていない人間、むしろ苦労ばかりの世代であれば、ちょっとしたよい生活や夢のある話を聞くと、なんとかがんばって自分ものし上がりたい、ああいうふうになりたい、って思うものかもしれませんが、それもないのです。
そこそこな状態で、なおかつ成功体験がない、苦労もしていない、となると、惰性で生きることが一番無難でいいと思ってしまうのかもしれませんね。
いったいどんな将来を描けばいいのでしょうか?
実践力には乏しい
そして、ネットの申し子のゆとり世代は、頭でっかちになっています。
知識はねっとから何でも取り寄せられるし、批判精神も持ち合わせています。
でも、いかんせん、成功体験も苦労もしていないので、実践力には乏しいのです。
頭でっかちは、いなめません。
批判精神も大せいです。
表面には出て来ませんが、感受性も鈍くはないです。
一番劣っているのが実践力かもしれませんね。
恋愛面では?
そんなお花畑世代の恋愛面を見てみたいと思います。
草食系が増えてきた
なんといっても、お花畑世代の恋愛の大きな特徴は、草食系だということですね。
車にもお酒にもギャンブルにも興味がない。
そして、恋愛にも興味を示さないです。
とくに男性にその傾向が強いようです。
一昔前の男女は、デートのとき男性が女性におごるのは当然のことだったそうです。
車を持っていない男性は、モテないので、みんないい車に乗ることに一生懸命だったそうです。
今と全然違いますね。
彼女がいなくても、恥ずかしいと思わない、30歳になっても女性と付き合ったことがないという男性もたくさんいます。
自分の世界はネットの中にあるのでしょうか?
女性も男性におごってもらうのが当たり前、という意識がありません。
性同一性障害などが受け入れられるようにも
クールで、合理主義、権威に反発する、お花畑世代は、性同一性障害や同性愛に対しても理解があります。
型にはまるのを嫌うお花畑世代が、新たな道を切り開いてくれたのかもしれませんね。
私は先日、幼馴染のある男性が亡くなっていたとしりました。
彼が亡くなってから、私は彼が同性愛だったと知ったのです。
彼の周囲の人たちは、そのことを理解していたようです。
私は大人になってから、彼とは疎遠になっていたので、全く知りませんでした。
大人になってからも彼と友人関係が続いていたら、どんな話をしたのだろうか、と考えてしまいます。
私は性格がどこか男っぽいところがあります。
彼は優しくて、いつもニコニコしていました。
だから私たちはとても馬が合うというか、気が合うというか、仲がよかったのです。
思春期の頃はきっと、彼も葛藤があっただろうな、と思います。
その頃の私なら、理解してあげられなかったかもしれません。