世界観を持っている人は、どんな人なのでしょうか?

ふとそんな疑問を持っている時に、私の友人とばったり出会ったのです。

彼は、少し眠そうな顔をしていましたが、その理由を聞いてなるほどと思ったのです。

というのも、早朝の4時から3時間も会議していたとのことです。

なぜそんな早朝から?と質問すると、アメリカのシカゴの本社とテレビ会議をしていたから、とのことでした。

インターネットの普及で、テレビ会議が常態化しているそうです。

アメリカ本社の昼間に、各国の支店間とテレビ会議をすると、どうしても時差の関係から日本では早朝になってしまうのです。

こういうことを知っておくことも、世界観かなと感じたのです。

世界観とは

では、世界観とはどういう意味でしょうか?また、世界観を持っている人達とはどんな人達でしょうか?世界観について考えてみます。

世界観とは、こんなものだと姿かたちがはっきりとしているものでもありません。

「観」とは、観光や観察、観点などの熟語に使われているように、何かを見ることに繋がっているようです。

「みる」という行為は、漢字で区別できます。

「見る」とは自分の目で何かの物体を観察したり、自分がある場面に遭遇することを表します。

ほかには「診る」は患者を診察することで、「看る」は誰かの世話をすること、「視る」は現地の様子を認識すること、そして「観る」は映画や芝居を見て鑑賞するということです。

すなわち、世界観とは世界を見て鑑賞するという意味なのです。

では、世界観を持った人とはどのような人かを考えます。

例えば、海外に出て行って外国で自分が得意とするビジネスを起ち上げたいと思っている人は、必然的に世界の事情を調査しています。

どの国が一番適しているかとか、どの国が需要が高そうだとか、調査する条件はたくさんあるはずです。

世界観を持たなくては、進出できないのです。

海外で起業を起ち上げなくても、グローバルな企業に勤めていれば、必然的に海外の顧客とも商談することもあるし、海外の仲間と触れあうこともたくさんあると思います。

こんな時にも、言葉だけでなくその国の事情や習慣、風習などの世界観を知っておかなければなりません。

世界観の鋭い人は、容易に溶け込むこともできるのです。

日本で売り出した装飾品や洋服も、世界観に基づいて考えたデザインであれば、海外でも人気が出るはずです。

アニメの世界や音楽の世界もそうです。

海外で広げるには、開発当初から世界観に基づくコンセプトも重要です。

現在では、日本国内にいても、SNSの普及によって世界と繋がっていますし、インスタグラムによっても姿かたちが写真で即座に拡散できるという有意な状況にあるのです。

世界観を持った人なら、世界に羽ばたくチャンスが高いのです。

世界全体をどのように見るか


世界と言っても、ピンときません。

世界と言われて思いつくのは、地球儀です。

小学校の時に地球儀を買ってもらい、机の上に置いていました。

地球儀をくるくる回して、日本がどこにあるかとか、太平洋や大西洋の大きさに感心し、どこの国が面積が大きいかとかを見ていました。

最近では、TVを通して世界の隅々の話題や景色を見ることもできます。

それを見ながら、今自分が住んでいる日本と比較して、良いところや悪いところを感じるのです。

これも簡単ですが、世界観を持つことにもなるようです。

でも、TVで放送される部分は、世界の本当にごく一部分であり、TVのプロジューサーの主観も入っているので、どこまでが真実であるかも定かではありません。

最近の世界の情勢で気になることは、温暖化の影響による気候変動と、一部の国で起こっている戦争や暴動、テロなどの悲惨な現状です。

日本のお隣の北朝鮮での核開発の問題も、身近に感じられる不安のひとつです。

世界全体では、人口が増える傾向にあって、調べると2016年の世界の人口は約73億人だそうです。

国連の推定によると、今世紀末(2100年)には約112億人と予想されています。

日本の人口は、1億2千6百万人ですが、毎年20~30万人ほど減少しているようです。

しかも、ご承知のように15才以下の子どもの減少が続き、高齢化に伴い高齢者の人口が増えているのが現状です。

いわゆる少子高齢化です。

人口だけを見ても、中国とインドがそれぞれ13億人以上で断トツの人口を抱えており、3位のアメリカでさえ3億2千万人ほどです。

日本は人口が減少の一途ですが、世界全体で見れば増加の一方なのです。

この狭い地球で人が増えると、異常気象や暴動などで食料の奪い合いになることも予想されて、将来穏やかに暮らせるかが懸念されます。

世界全体で考えると、将来は何かと悪化の傾向が多いようで、なかなか良い話は聞かれません。

自分の生き方

こんな世の中だからかも知れませんが、自分の将来に不安を抱えている人もいます。

つまり、自分の生き方がわからないのです。

何を頑張れば良いのか、このまま頑張っても意味があるのかなどと、漠然とした不安なのです。

何かでつまずいた時には、仕事のこと、職場の人間関係、家族のこと、結婚のことなど、いろんな悩みが気になるのです。

このような悩みは、あなただけに限られたことではないのですが、自分だけが置き去りにされていると思い込みやすいのです。

学生の人は就職先のことを考え、独身の人は恋愛や結婚のことが心配になり、結婚している人は家族を養っていくことに自信が無くなり、これから先の自分の将来はどうなるのだろう、どうすれば良いのだろうと悩んでいるのです。

では、自分の生き方がわからない理由を考えてみます。

それは、自分の考え方にあるようです。

あなたなりに一生懸命に頑張って来たけれど、思うように行かなかったと言うことで、ある時に緊張の糸が切れてしまったのです。

自分の人生はどうにも良くはならないんだと漠然と感じてしまったのです。

しかし、その判断は今のあなたの認識している世界での判断であって、あなたのことをどれだけ客観的に見ているかはわかりません。

出来ることを出来ないんだと勝手に判断しているかも知れないのです。

言い換えると、自分の生き方がわからないという人は、自分の潜在能力を知らないのかも知れません。

だから、自分の能力を出さないで引っ込めてしまっているので、自信がなくなって自分の生き方がわからないんです。

わかっていても自分の能力を使わないと言うなら、それは失敗に対する恐れなのです。

今の自分を無くしてしまうという不安と恐れに支配されているのです。

それは、ひとつに世界観というものを意識していないためです。

世界観を知って、現在の自分自身のことを見つめ直すと、何か新しい事への興味とチャレンジ意欲が湧いてくるかも知れないのです。

世界観無くして自分の生き方は変わらないと思います。

伝統、教育、流行によって影響される


古くから伝わる伝統というものは、地域によっては脈々と続けられているものがあります。

日本国内で伝統芸能と言われる能や狂言、歌舞伎、人形浄瑠璃などは有名です。

また、娯楽の世界では落語や講談、紙切り芸、さらに大道芸である猿まわしなどもあります。

いずれもこれらの道で熟練した技や演技を見せてくれるのです。

もっと身近なものでは、三味線や琴も伝統の楽器と言えます。

海外の弦楽器の代表としてはヴァイオリンや中国の二胡を思い浮かべますが、ヴァイオリンの澄んだ音色を聴くと、中世のヨーロッパの重厚なホールで演奏している情景が頭に浮かぶのです。

中国の伝統楽器の二胡の音色は、揚子江などの大河を流れる水と山々の情景を思い浮かべてしまうのです。

伝統の楽器で奏でる音楽は、その形と音色で聴いている人々の世界観にも変化を与えるかも知れません。

独特の教育や流行も、その時代の世界観にも影響を及ぼすのです。

人生のあり方

自分の生き方を探している人や、人生のあり方を考えている人も多いようです。

自分のことを自覚するようになってから、自分の人生はどうあるべきだろうかと悩むこともあります。

人生の目標も変化していき、結局のところ目標も無くなってしまって、成り行きで毎日を生活している人もいます。

人生の目標がかすんだりなくなったりすると、生きていくことに疲れてしまいます。

ライフスタイル

ライフスタイルとは、幅の広い意味を持っています。

具体的には、生活全般にわたっており、着る物や持ち物、食事に関する考え方、住居や趣味などその人が選んだ生活様式や行動様式と、人生観や価値観などの個人の生き方までも含んでいるのです。

つまり、その人の生き様とも言えるのです。

それぞれの人は、その人独特の生活様式や習慣を持っているのです。

このライフスタイルというのは、一生涯変化しないものではありません。

生きていく上で、その時代に合わせたライフスタイルに徐々に変化していくのです。

昔の旧友と出会ったら、もちろんスタイルや顔つきは年齢によって変化していますが、服装や趣味、行動は随分変化していて驚いたりするときがあります。

実は、相手もあなたのことを見て変貌に驚いているはずです。

お互いがライフサイクルが昔と変わってしまっているからです。

しかし、しばらく話しているうちに、昔のライフサイクルに関する思い出話の話題に触れると、当時の人間にタイムスリップするのです。

長期の海外勤務から帰国すると、向こうでの行動様式や価値観が変わってしまっているので、会話の端々に驚いたり感心したりすることも多いのです。

このように、住むところが変わったり付き合う人が変わると、話し方や態度、服装までも大きく変わっていることもあります。

広い意味で、世界観が変わったことによる変化だと思います。

世界観が変わるだけで、その後の人生観や行動までも変わってしまうのです。

世界観を変えるためにやるべき5個のこと

会社勤務のあなたは、毎日同じ時刻に起きて食事をして、身支度を整えてから家を出ます。

もしも、あなたが電車やバスを利用しているなら、同じ時刻の電車やバスに乗って、最寄りの駅まで行って会社にたどり着きます。

事故か大きな渋滞がなければ、会社には同じ時刻に着くはずです。

これら一連の行動は習慣になっているので、ほぼ無意識のうちに行っているはずです。

自転車や自動車で通勤する時も、同じ道を通って同じ時間に会社に着くはずです。

帰りも、誰かと食事をしたりデートなどの特別な時以外は、ほぼ同じように帰ってくるのです。

この行動を長く続けていると、こんな生活でいいのかなと疑問を持つようになります。

自分の人生がぼんやりと見えてしまっているように感じるのです。

自分の生き方に飽きてくるのです。

かといって、大胆に転職したリ辞職するなんてことは、不安が先行してとてもできるはずはありません。

こんな時に、ふとしたことから世界観が変わるようなことにぶつかると、あなたの生き方が変わる時があるのです。

これは、そういう場面に遭遇したためですが、あなたがほんの少し生活習慣を変えるだけで価値観が変わり、あなたの世界観も大きく変化することがあります。

あなたにとっては、ほんの少しの変更なのですが、あなたを取り巻く環境や運命までも変えてしまうことにもなるのです。

ほんの少しの行動の変化とはどんなことなのか、まとめてみました。

1.ライフスタイルを見直す

ライフスタイルとは、生活様式や行動様式とも言いますが、あなたのごく普通の生活を考えてください。

例えば、社会人でも学生でも、主婦でも同じですが、通勤や通学の時間をほんの少し変えるだけでも、世界観は大きく変化するのです。

毎朝に乗る電車かバスの乗車時間を30分か1時間早くするのです。

起きる時間が早くなるので、最初は辛いのですが、すぐに慣れます。

朝のTVの番組も変わってきます。

乗車を待つ人の雰囲気も違っているのです。

どこかの工場勤務のラフな格好の人達や、早起きが得意の年配の人達などが増えています。

早起きの人達は、肌ツヤが良くて健康そうではつらつとしています。

人よりも早く余裕をもって出社して、仕事に対する意欲があるようです。

片や、今までの時間に乗ると、出社時間ギリギリに間に合うように、合理的な人が多いようです。

まだ十分に目覚めていないような人もいます。

この差は、個人の仕事の能率に影響しているようで、毎日続くと差が開いていくようなのです。

1時間早く家を出ると、電車もバスも空いていて楽に通勤できます。

早く席についていると、仲間でもあいつは仕事に対する意欲が出てきたと思われ、その噂は上司にも伝わります。

真面目で素敵な人だと、女性から好感を持たれることもあります。

そのことが自分を奮い立たせることにもなり、仕事の成績も上がっていけば評価も良くなって給与にも影響してきます。

まあこれは、良い方向に向かっていった場合ですが、実際に仕事に自信を無くして自分の生き方に迷っていた人が、出勤時間を1時間早めたことで、世界観が変わり自分の生き方に自信を持った事例を見て来ました。

簡単でも、何かライフサイクルを変えてみることも意味があると思います。