しかし、岐阜県出身の友達や恋人が、やたらと言い回しの違いを気にしちゃって、「やだ、恥ずかしい」なんて恥じらいを見せているところが、岐阜県の子かわいすぎ♪と思っちゃう人も結構いるみたいですよ。
言葉というのは、自分のアイデンティティの一つだと個人的には思っています。
せっかく生まれ育った場所の、そこにしかない方言や表現の仕方なんですから、気にせず堂々と方言を使って、大切にしていって欲しいなあ、と感じます。
方言を話す人のことをバカにする人がいたら、その人の方が恥ずかしいと思います。
当人が思うほど、周りは変だとか嫌だとか思ってないですし、むしろ二か国目の言語じゃないですけど、標準語とは別の言葉を持っている人をうらやましく感じている人もとっても多いんですよ。
個人的には「~やお」っていう語尾の使い方がとっても素敵だな、と感じました。
そこで育った、いわゆるネイティブ(笑)の人にしか、本物の岐阜弁は話せないので、自信を持って、どんどん発信していってほしいです。
️岐阜弁の魅力伝わりましたか?
岐阜弁について取り上げてきましたが、少しでもその魅力を感じていただけたでしょうか。
東海地方で言えば、やっぱり名古屋弁のほうが有名ですし、西日本は関西から九州に至るまで、上位に入るところが多い人気の方言も多数です。
そうした府県から比べると岐阜県は、少し陰に隠れて埋もれてしまうこともあるかもしれないですね。
しかし、岐阜弁は名古屋弁と共通するものもありますし、関西弁を特徴とする方言から、西日本で広く使われている表現や言い回しまで、さまざまな場所の要素を取り入れて派生した方言がいっぱいあります。
また、岐阜県独特の方言もいっぱいあります。
ここには書ききれなかった岐阜弁もたくさんあると思うので、興味のある方は個人的に調べてみてはいかがでしょうか。