こうして想像してみると私たちの身近には様々な不服な気持ちを持ったり、伝えるようなシーンがあったと思います。
しかしこれらの画面の中には不服な気持ちを持っていたとしても、相手に伝えることができないような場合もあったりしますよね。
特に自分よりも目上の立場の人に対して不服な気持ちを伝える時にはとても難しいと思います。
自分が相手と同じ立場であったり、自分よりも目下の立場に位置している人間であれば相手に不満を伝えたりするのは比較的容易かもしれませんが、上の立場になると失礼がないようにしながらも伝えなければいけない事を主張しないといけないので、かなり難しいです。
なので不服な気持ちを上手に伝える方法についてきちんと理解しておかなければ、場合によっては自分が損をする状況になりかねないということです。
ちょっとした違いで相手に不満を持ってもらいたくはないと思いますので、伝え方が自分は下手だと思っている方はこれからご紹介する上手に気持ちを伝える方法を学んで日常生活の中で取り入れて活用してください。
まずは好きな気持ちを伝える
まず初めにご紹介する不服な気持ちを上手に伝える方法は、相手に対してまず好きだという気持ちを伝えるという事です。
これはどういうことかと言いますと、相手に対して不満な気持ちを伝えるときに不満な気持ちだけお伝えてしまった場合は相手も不快に感じたり、自分の事を全面的に否定された気分になってしまうので、反発しやすくなってしまいます。
しかし一番最初にあなたのことが好きですという気持ちを伝えることによって、相手のことを認めているという気持ちをまず理解してもらうのです。
そしてその後に、ただ〇〇が不満に感じているんです、という事を伝えると自分のことを全否定するのではなく、認めているけどこの部分だけは改善して欲しいという謙虚な姿勢で気持ちを伝えることができるようになります。
人間であれば誰しも高圧的に文句を言われたら腹が立ちますよね。
しかしまず最初に自分のことを認めてくれた上で、自分の一部分にだけ改善して欲しいという気持ちを伝えられるとこちらも受け止めやすいですよね。
なので大切なのは、まず相手を一度認めてあげるということです。
そして相手のことを全否定するような発言は絶対にしないということを心掛けながら言葉にしてみると理解してもらいやすいですよ。
最近忙しそうだね
次にご紹介する不服な気持ちを上手に伝える方法は最近忙しそうだねと伝えることです。
これはある程度親密な関係性にある相手に対して不服な気持ちを上手に伝える方法になります。
例えば付き合っている彼氏や彼女、もしくはかなり親しい間柄の友人に対して使ったりすると良い方法です。
例えば自分に対して好きだという気持ちを最近表現してくれなかったり、付き合っているのに放置気味になってしまっている環境に不服な気持ちを抱いているカップルは多いと思います。
どうしても付き合っている期間が長かったり、関係性がマンネリ化してしまっていると陥りやすい状況だと思います。
そのような時に相手に対していきなり文句を言ったりするのはNGです。
例えばいきなり、「最近冷たいね」「もう好きじゃないんでしょ」などは絶対やめてください。
もしかすると相手がやむを得ないような事情が存在していたり、どうしても精神的に余裕がなくなってしまっている状況だったとすると、自分なりに主張したい言い分があるのにそれを無視され、まるで自分の事を理解してくれていないんだなと捉えられてしまいます。
なのであえて文句を最初は言わずに、最初に相手に対して気遣いの気持ちを見せつつ、言葉から不安に感じているんだよ、という気持ちをにじませることによって相手に気づかせてあげる方法がベターです。
そうすることによって一方的に責められているような気持ちにはなりにくいので、相手が悪いと思っているならば自然と相手も言葉に出して伝えてくれるはずです。
何が不服な気持ちなのか紙に書く
次にご紹介する不服な気持ちを上手に伝える方法は、何が不服な気持ちなのか紙に書くという方法です。
どうしても相手に対して不満を持っている場合は、興奮してしまって相手に感情的な言葉を投げかけがちになってしまいます。
しかし本当の意味で改善するのであれば感情的な言葉をぶつけるのではなく、根本的な問題を解決するために相手と話を合わなければいけません。
なので相手に対して気持ちを伝える前に自分が何に対して不服な気持ちを感じているのか紙に書くと、自分がなぜ相手に対して不満に思っているのかという気持ちや理由などがより深く分かるようになります。
感情的になってしまうと表面的なことしか理解できなくなりますが、紙に書けば奥底に眠っている理由にも気付けますし、書いているうちに落ち着けるようになります。
自分の気持ちを整理するということにもつながりますので、相手に対して大きな不満を持って感情的になってしまっている時こそ不満を紙に書いて、きちんと理由を明確にした状態で相手に落ち着いて伝えるようにしてください。
ポジティブ要素も入れながら
次にご紹介する不服な気持ちを上手に伝える方法は、ポジティブ要素も入れながら伝えるという事です。
これは先ほどもご紹介したとおりですが、相手に対して不満な気持ちを伝える場合、すべてネガティブな内容だと相手はうんざりしてしまいます。
しかしネガティブな内容を言う前にまずポジティブな要素を話して相手を認めながら話して行くことによって、相手のことを全面的に否定せずに受け入れつつも改善点を指摘することができるようになります。
そうすることによって相手が必要以上に嫌な気持ちになることを防ぎながらも、自分の行いに対して素直に間違いを受け入れやすくなります。
ちょっとした工夫で相手がこちらの言い分を聞いてくれる可能性がぐっと高まりますので細かい要素を取り入れながら話を組み立てるようにしてみてください。
感情的になりすぎない
次にご紹介する不服な気持ちを上手に伝える方法は、感情的になりすぎないということです。