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経験則とはどういう意味?よくある使...(続き2)

経験上こうすれば良くなるという考え方

「経験則」という言葉を今まで知らなかった人も、日常の中で経験上理解している事がアレコレあるのではないでしょうか?

「経験上、こうゆう雰囲気のときの妻には、うかつに話しかけない方がいい」とか、「経験上、こうゆうときには黙っているのが一番」などです。

ありますよね!?

つまり、経験上こうすれば良くなる、という考え方こそが「経験則」なのです。

色々とやってみて、なんとなくうまくいく方法が分かってきたという事はきっと多いのではないでしょうか?

物事のすべてが、何か証明されているわけでもなく、ケースバイケースだったり、やってみないことにはどうすべきかがよくわからないことってたくさんあります。

証明されていないけど正しい事がわかっている事実とかもありますよね。

人が経験から学んだ知識に基づいた法則が「経験則」なんですね。

過去の経験に基づいている

「経験」というのは、実際に見たり、聞いたり、行ってみたときに初めて得られるものです。

よく「人生経験が豊富」な人ほど賢い、と言われますよね。

どうしてでしょうか?

その人は、過去の経験から色々と学んできからです。

さらに、仕事でもいろいろな部署を経験質得る人は、いろいろな仕事内容を実際にこなしてきて、そこで見たり、聞いたり、行ってきたことが知識となり、より広い観点で物事をみたり、物事の相互関係をより深く把握して仕事ができるようになります。

そのように、人は過去の自分の経験から学び、より知識を深めていく事ができるのです。

「経験則」というのは、そのような知識に基づいて導き出された法則、事物の因果関係のことです。

パターン化のようなもの

それで例えば、「経験上こうなったときには、次にはこうなるぞ!」って予想がつく時がありますよね。

どうしてそれがわかったのかというと、前にも同じようなパターンが合ったからではないでしょうか?

過去の経験から、予測がつけられたわけです。

なので、「経験則」というのはパターン化のようなものでもあります。

「〇〇が起きたら、次はこうなる」、「この人が〇〇をしたときには、〇〇のサイン」というように、過去の出来事や経験から、ある一定の条件のもとで起こるとされる事物の因果関係を発見したときには、それは「経験則」といえます。

理論的な裏付けはない

つまり、「経験則」にあ、何かの実験とか理論上の裏付けというものはありません。

それは、単に経験からわかったことで、科学的な証拠とか理論的な裏付けを要求されたら困ります。

よく、テレビドラマなどでも長年刑事をしている人が、ある特定の出来事がおきたときに「嫌な予感がする・・・」というとき、若手が「なんでわかるんですか!?」と聞くと、「刑事のカンだよ!」というシーンがありますよね。

「勘」というのは、直感的に何かを感じたり、何かを理解したりする能力ですけど、コレは長年の経験が積み重ねられたゆえに、わかる事です。

いろいろな数多くの経験を経て、ある特定の出来事が起きたときに直感的にあることを判断するわけです。

「勘」というのは直感的なものなので、「経験則」とまるっきり同じとはいえないのかもしれませんが、しかし、「経験則」から導きかれて「勘」が働くという事があるのではないでしょうか?

天気に関する経験則

「経験則」によって人が昔から物事を判断していたことは、夕方の天気を見て明日の天気を予想していたことからわかります。

昔から、きれいな夕日が見えると明日は晴れる、といったもんですよね。

今でこそ、天気予報士さんがいて、気象学的に天気を予測することができましたが、昔にそのような深い知識はなかったわけです。

それでも、明日の天気をある程度予測することができていたのは、毎日の空の観察と経験から導き出された法則があったからなのです。

天気俚諺

天気に関する経験則について、「天気俚諺」というものを知っていますか?

それは、天気や気候などの予測に関する言い伝えについてのことわざなんです。

例えば、「夕焼けは晴れ」というものもそうです。

それは、現在気象学的に証明されている事実と一緒で、天気俚諺は世界各国にあるのですが、正しいことが多いそうです。