いずれにしても、マーフィーの法則をそこまで真剣に実験した人がいるなんて、それもまた面白いですね。
マーフィーの法則は、自虐的だったり、哀愁のある内容が多く、「あるある!」「そうそう!」って言いたくなる事がたくさん書いてありますので、一度読んでみてくださいね♪
️経験則の例え
経験則というのは、裁判での事実認定の際にも用いられていることでもあり、マーフィーの法則のように、私たちの生活の中にある”あるある”エピソードとしても親しまれているですね。
では、私たちの身の回りでは、もっとどんなところに経験則が用いられているのでしょうか?
じつは、人の会話や考えの中にはいっぱい経験則から出たものがあるみたいです。
その実例を見てみましょう!
郷に入りては郷に従え
「郷に入っては郷に従え」ということわざを知っておられるでしょうか?
新しい土地に来た時には、その土地の習慣ややり方に従うように、という教訓です。
その土地、その土地によって習慣や、規律、価値観というものが違いますよね。
日本国内でも、県をまたげばびっくりするような慣習があったり、気持ちの表現方法が違うということはよくあります。
そうなると、世界の各地ではもっと違いが大きいでしょう。
今までの自分の価値観とは違った場所、環境のところに入っていくと、今までとのギャップにびっくりすることがあります。
しかし、そこで自分のやり方を押し通そうとしたり、自分の価値観や見方、考え方で物事を行おうとしたり、自分とは違うところを批判したり、否定したりしていると、なかなか新しい場所になじむことができないばかりか、周囲から嫌われてしまい、自分が辛い思いをすることがありますよね。
それで、そこでのやり方や考え方というものをまず認め、まずはそれに自分を合わせるのが賢い生き方であることを教えてくれているのです。
これは確かに、さまざまな土地や環境に移動して、そこでうまくやる方法を探してきた人たちの経験から言える教訓、処世術なんですよね。
それに、外国に移住したならその国の法律や習慣に自分を合わせるのは当然のことですよね。
そこに住むことを望むなら、そこでの決まりを守らなくてはいけないわけです。
これは、「長いものには巻かれろ!」と言っているわけではありません。
「長いものに巻かれる」というのは、自分の手に負えないようなものには、逆らっても無駄だからおとなしく従え、という意味です。
だから、単に言いなりになるとか、強い権力には逆らわないということを言っていますね。
でも、「郷に入っては郷に従え」というのは、その土地、場所の習慣に従うように、ということであり、つまりは英語を話す国に行ったなら、英語を話すようにとか、日本に来てお箸が出されたなら、お箸で食事をするという考え方です。
夕焼けならば明日は晴れ
みなさんは、友人や恋人と一緒に夕方に外を歩いていて、「キレイな夕焼けだから、明日は晴れるね!」などと話した記憶はありませんか?
昔の人はよく、「夕焼けならば明日は晴れる」と言ってきました。
私は、子どものころおじいちゃんおばあちゃんと一緒に夕方散歩をしていて、夕焼けを見てでも、「夕焼けなら明日は晴れる」というのは本当んでしょうか?
どうしてそういわれているのでしょうか??
一般的に、夕焼けが見えるということは西の空に雲がないということです。
日本の天気というのは、西から変化していきます。
それで、西の空に厚い雲がないということで、明日も晴れると考えることができるようです。
なるほど、と単純に納得することができる論理なのですが、例外もあるそうです。
もし西の地平線の見えないどこかに雲がある場合には、それが次の日に雨を降らすかもしれません。
しかし、その時には赤黒いような夕焼けになるようです。
雨雲がないときには、オレンジ色と赤い夕焼けが見れるようですよ。
さらに、西の地平線あたりに、雨雲があると夕日がまだ高い位置にあるのに隠れてしまうようです。
それは、雨雲が光を吸収することによって起こるといわれています。
ということで、やっぱり夕焼けが見えたら晴れの確率が高いということは、経験則として正しいけど、夕日の見え方によっては翌日が雨になることもあるようですね。
たまには夕日を自分の目で見て、明日の天気を予想するのも楽しそうですね。