その分考え込みやすくなるのです。
男女の能力差とは、文学や芸術、科学やビジネスなど、ほとんどの分野においても微々たるものに過ぎないと思っています。
ただし哲学者、思想家と呼ばれる人は男しかいません。
これはおそらく自分の存在を突き詰めて考える結果だと思います。
男は基本的に情緒不安定で何かをせざるを得ない。
考えこんだり、権力を欲しがったり、女性遍歴を重ねたり、など発現のタイプはいろいろ分かれます。
バリエーションは豊富です。
それに比べ女性は、身体のリズムが狂わない限り、精神的に極めて安定して見えます。
ここはぜひ押さえておきたい大事なポイントです。
1、仕事に対する価値観
男性にとって仕事は自己表現の大切なステージとなりやすいものです。
これが唯一となってしまうと金を稼ぐだけの手段ではなくなり、生きがいとなり、さらに一種神聖なものとなってきます。
自分の生きている意味を追求したい、ストイックなタイプの男性はとくにそうなりがちです。
思い込みが激しく、少し行き過ぎが目立ちます。
これに対して女性の場合は、生活の一部の域を大きく出ない方がい多いでしょう。
たとえ創造的才能や表現力に恵まれた女性でも、生活の全部とはならないのではないでしょうか。
女性は仕事の順位が変わる
これに対し女性の仕事に関する優先順位はしばしば変わります。
女性は何事もリセットして上書きが可能といわれますが、仕事に関してももちろんそれは可能なのでしょう。
恋愛と仕事の優先順位は状況に応じて柔軟に変更できます。
これは男性にはうらやましい限りの便利な機能を備えている、と言えます。
そして男性は、女性は何を考えているのかわからない、と嘆くことしきり、となるわけです。
男性は何よりも仕事優先
男性は何事も簡単にはリセットできません。
失恋の痛手も仕事の失敗も引きずることの方が多いものです。
その間、納得できる理屈を見つけて、落ち込みから脱出したいと願っています。
または仕事に打ち込むことで個人的な悩みを封印しておきたい、という時期でもあります。
中には一向に自律回復できない困った男性もいます。
ただし女性側にとってみれば、自分のペースに男性を取り込むチャンスではあります。
素直によく言うことを聞くと思います。
2、愛情に対する価値観
愛情生活だけで自分を表現しよう、自分探しを極めよう、と考えている男性はあまりいないでしょう。
若いツバメや間男のイメージです。
そういった生産性を欠く男性は、女性にとって魅力的であるはずはありません。
やはり男女に対する期待値は異なる部分は多いということです。
それを反映して男女間には愛情に対する価値観には大きな開きができます。
大きすぎて一言で総括することは、とてもできません。
以下ポイントを絞って考察していくことにしましょう。
女性は”言葉”を求める
女性は言葉の内容よりも言葉それ自体を欲していますから、ここでもうギャップが生じています。